ブラック・スワン
http://movies2.foxjapan.com/blackswan/
『レスラー』のダーレン・アロノフスキー監督と、『スター・ウォーズ』シリーズのナタリー・ポートマンがタッグを組んだ心理スリラー。
内気なバレリーナが大役に抜てきされたプレッシャーから少しずつ心のバランスを崩していく様子を描く。芸術監督を演じるのは、フランスを代表する俳優ヴァンサン・カッセル。主人公のライバルを、『マックス・ペイン』のミラ・クニスが熱演する。プロ顔負けのダンスシーン同様、緻密(ちみつ)な心理描写に驚嘆する。
チラシ→ http://take-1.sakura.ne.jp/take1/bs.pdf
ナタリー・ポートマンと言えば。。。。
世間一般では、「スター・ウォーズ」の“クィーン・アミダラ”役かな?
take1の中では、「レオン」のマチルダっていうイメージです。
あの、不思議な大人びた魅力の娘、マチルダが。。。。。
「成長したな〜。。」っていう感じで観てしまいました。
この作品を観て感じたのは白鳥と黒鳥からの連想ですが?全てにおいて表裏一体、対極なイメージでした。
白と黒
正気と狂気
現実と幻覚
創造と崩壊。。。。。
またかなりショッキングなシーンもチラホラ。。。R15指定は納得です。
また、ナタリー・ポートマンの演技と情熱がこの作品を完成させたといってもいいんじゃないかな?
ストーリー自体は単純。。。
主人公の主役への欲求と完璧へのプレッシャーと葛藤。。。
狭いであろうバレエ界を怪しく暗く妖艶に描いています。
ナタリー・ポートマンの存在は勿論ですが、その他出演者のキャラも濃くて素敵。
子離れ出来ない過干渉の母
凄腕でかなり女好きな演出家
プリマの座を下ろされた元スター
自由奔放で有望な新人ダンサー
主人公ニナとこの脇役が映像と演出と脚本によってかつて無いバレエ映画に仕上がっています。
ニナに関係する女性たちは、対極をイメージするとニナの敵であり自分自身。
白鳥は踊れても黒鳥を踊れないニナ。踊るためには、自身のカラを破り、自身の邪悪な部分を解き放ってやる必要がある。そう、ニナは自分自身に苦しめられそれが幻覚となっている。
まぁ、ナタリーが本物のバレリーナに見えるかどうかは個人個人の判断ですが?クライマックスの黒鳥の舞台での顔、表情は素晴らしい。
メイクのせいもあるだろうが、自信たっぷり妖艶な笑顔を観客に振り撒く姿には鳥肌が立ちました。
そして、ラスト。。。
現実と妄想の間で苦しむニナが、白鳥の湖の演技の中で死ぬシーンの中で経験した。激痛とそれに伴う覚醒はtake1自身に感染したような錯覚に陥りました。
悪夢のようなでも贅沢な作品です。
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