ローラーガールズ・ダイアリー
http://roller-girls.gaga.ne.jp/
テキサスの田舎町で退屈な日々を送る女子高生が、ワイルドなスポーツのローラーゲームに魅了され、猛練習をこなしながら成長していく姿を描くガールズ・ムービー。
人気女優のドリュー・バリモアの初監督で、
『JUNO/ジュノ』 http://movies.foxjapan.com/juno/
の演技派若手女優エレン・ペイジが自分の居場所を探して奮闘する主人公の少女を好演しています。ローラーゲームの体当たりシーンが圧巻の爽快青春グラフィティー映画です。
個人的に、アメリカの学園もの・青春・スポーツ・頑張る系映画はとにかく昔から大好きなtake1です。ドリューの初監督作品で青春スポーツ頑張る系とくれば、もう確実に押さえます。
ドリュー・バリモア といえば、世間一般的には
「E.T.」のガーティ
「チャーリーズ・エンジェル」のディラン
がポピュラーなところだと思います。
ETで人気が爆発。そして9歳ころから酒と麻薬に溺れるようになり、14歳の時自殺未遂をはかるなど栄光とドン底を経験し、波乱万丈な人生を送り辛い経験を乗り越えてのカムバックを果たしている頑張り屋さんです。
現在は自ら出演しながらプロデューサーとしても活躍しているtake1の大好きな女優の1人です。
ドリューの魅力は、辛い過去を微塵も感じさせない天真爛漫という表現がピッタリの明るさと強さがあるとこですね。インタビューでのやり取りから見える頭の回転のよさ、賢さ、そして気配りのよい思いやりに溢れた人柄が魅力です。
この作品、お薦めです。
個人的な意見全開ですが、初監督作品でこれだけ魅せるとは。。。とにかく面白いです。キュートでパワフルなガールズムービーという表現がピッタリのドリューらしい作品ですね。
とあるアメリカの田舎町。厳格な母に育てられてきた大人しい女の子が、
今までとはまったく違うローラーゲームという激しくワイルドな世界をに出会い自分の殻をやぶり、輝く自分の居場所を見つけるというベタベタの王道ストーリーです。
自分の変化、才能の発見、努力、仲間、恋、家族との葛藤と愛。。。。
どれもが鉄板ネタではありますが、すべてに共感できる素敵な作品に仕上がっています。
至る所にドリューらしさが。。。。音楽、Tシャツ、ファッション、そして車のボンネットでの、草原での、プールでのそれぞれのシーンが本当にいい味出てます。
そして、迫力のローラーゲーム。
ドリューも自らチームのレギュラーメンバー役で出ています。
また、選手として出てくる色んな世代の女性がカッコよく、それぞれの役にピッタリはまっています。
主人公・ブリスを演じるのは、個性的な演技派女優:エレン・ペイジ。
個人的な感想ですが、スクリーンで見る彼女は女優の蒼井優(アオイユウ)をイメージしてしまうのはtake1だけでしょうか?(笑)スッゴク似ている感じがします。
ケーキの乱闘シーンは最高。かなり好きです。
チョットした勇気、一歩踏み出す事によって自分の世界が思いっきり変化する楽しさ自分の気持ちが強ければ、「叶わない夢はない」そんな気持ちにさせてくれる最高にハッピーな作品です。
ドリューの次回作品に大いに期待したいです。でも、監督業だけじゃなく、女優としてもこれからもっとスクリーンで輝いて欲しいですね。
楽しく、爽やかな、素敵な作品をありがとう。
運命のボタン
http://unmeino.exblog.jp/
ボタンを押せば大金が手に入るが、代わりに見知らぬ誰かが死ぬという究極の
選択を迫られた夫婦の運命を描くスリラー。
主演はキャメロン・ディアス。
100万ドルの大金か他人の死か、人間のモラルに迫る究極の選択の行方から目が離せないというキャッチです。
キャメロンに釣られた訳ではありません。
「ボタンを押せば1億円、でも見知らぬ誰かが死ぬ」
と言う予告に興味が出て、あらすじから、ボタンを押す押さないを巡る葛藤、夫婦の確執、対立などを描く心理劇を期待して何か?面白そうな感じがして…あまり深く考えずに取り合えず劇場に足を運んだんですが。。。
でも
全く予期せぬ想像を超えた、まさかのSFを絡めた異様な展開にびっくり仰天。久々に一言で言うと支離滅裂な映画だったような。。。
この映画で期待するのは、犯人探しや真相解明やSFでなく、究極の選択に対する夫婦の葛藤と心理描写じゃないかと思うのですが???
ボタンを押すとか?押さないは、もう中盤からはどうでもよい事になってます。take1のように、チラシや予告で勝手に期待と想像を膨らませ、
騙されて観ちゃう人多いんじゃないかな?
はっきり言って、予告に騙された作品で、期待を裏切られた感が強いです。
監督が選んだ『テーマ』と『ストーリー』と『ジャンル』が全く噛み合っていないチグハグな作品でかなり後悔してます。
パリより愛をこめて
http://wwws.warnerbros.co.jp/frompariswithlove/
「96時間」の製作リュック・ベッソン&ピエール・モレル監督のコンビによるスパイ・アクション。
ジョン・トラヴォルタとジョナサン・リス・マイヤーズ演じる諜報(ちょうほう)員が、爆弾テロリストと戦うスタイリッシュなアクションが見もの。
アメリカ政府の要人を狙う暗殺計画を知った二人が、フランス・パリを舞台に激しい銃撃戦やカー・アクションを繰り広げます。
すべてのアクションをスタントマン無しでこなしたトラボルタの、50代とは思えないキレのあるアクションに注目ですね。
リュック・ベッソンというだけで期待してしまうtake1です。
「96時間」 http://take-1.sakura.ne.jp/modules/masternews/index.php?page=article&storyid=74
がもの凄く面白かったので思いっきりハードルを上げてしまいました。
という訳ではないですが。。。。イマイチでした。
タイトル名から想像すると、甘く切ないフランス版ラブストーリーって感じですが?全く違うアクション映画です。
パリの街を縦横無尽に駆けめぐっての銃撃戦とカーチェイス、息もつかせぬシーンの連続で場面展開も早いです。
それはそれでコカコーラ(スカッと爽やか)なのですが。。。。
take1は、問答無用にあっさり殺してしまうトラボルタにどうよ?と、違和感。
トラボルタは何処へ行くのでしょう。
「ソード・フィッシュ」
を観た時は凄くカッコよく、クールでダンディーでいい歳の取り方してるな〜?って思いましたが?今回の役どころに好感が持てません。
ブルース・ウィルスのジョン・マクレーン
と
スティーブン・セガールのライバック
を混ぜ合わせた感じに思えました。
トラボルタズずくしでファンには大満足の作品かもしれませんが?take1的には残念な作品です。
ハードルを上げすぎたのが原因ですかね〜。。。。
プレシャス
http://www.precious-movie.net/
ハーレムで過酷な運命を生きる16歳の黒人アメリカ人少女、クレアリース“プレシャス”ジョーンズの人生を描くヒューマンドラマです。
悲惨な家庭環境で育った主人公プレシャスが周りに助けられながら、そして周りを巻き込んで自分が変わろうとする力強く感動的なストーリーになっています。
マライア・キャリー、レニー・クラヴィッツら、有名スターの助演も話題です。
凄まじい映画です。
主人公のプレシャスは
・凄まじい家庭環境です。
・異様に太っています。
・読み書きができません。
・実父にレイプされて2度も妊娠しました。
・母親に激しく憎まれています。
。。。。。
そんな日常生活で現実逃避と妄想を膨らませてなんとか生きているプレシャス。
そんな中、レイン先生に出逢った。
そして学ぶことの喜びを知り、友達が出来、世界が広がった。
未来は美しく輝いているという希望をもった。
人に親切にしてもらって、心が温まると素直に感動した。
あらゆる負の要素を吸収しつつ、他者をゆるやかに惹きつけていく豊かな沈黙と大きな存在体。
そして、怒りや悲しみに耐え、黙々と学び、黙々と前進して、今までの不幸を少しずつ過去のものとしていく過程とプレシャスの変化に注目です。
プレシャスでのレイン先生役のポーラ・パットンの演技には感動ものでした。
毅然として、愛情と情熱あふれるレイン先生。
レイン先生との出会いによってプレシャスは現実の自分を受け入れ、自立して前向きに生きていく決意を持ったと思う。
この映画での感動は、気品のあるレイン先生を演じたポーラ・パットンの熱演のおかげと感じています。
内容がヘビーすぎて、人それぞれ十人十色、感想は様々なので色んな受け取り方があり、賛否両論だと思いますが、take1は個人的に感動しました。
この作品、観にいこうか?気になっている人は、是非。。。
クロッシング
http://www.crossing-movie.jp/
「クロッシング」公式ブログ
http://crossing-m.jugem.jp/
〜こんな概要〜
生きるために北朝鮮から中国へ渡った父子の悲劇を描いた人間ドラマです。
100人近い脱北者への取材を基に北朝鮮の現実に根ざした骨太なストーリーに仕立てられ、過酷な運命に翻弄される主人公の熱演と脱北経路を描くため、中国やモンゴルで撮影された雄大な映像美も見どころです。
〜ストーリー〜
北朝鮮の炭鉱の町に住む三人家族。炭鉱で働く元サッカー選手のヨンスは、妻・ヨンハと11歳の一人息子のジュニとともに、貧しいけれど幸せに暮らしていた。 しかし、ある日、ヨンハが肺結核で倒れてしまう。北朝鮮では風邪薬を入手するのも難しく、ヨンスは薬を手に入れるため、危険を顧みず、中国に渡ることを決意する。 決死の覚悟で国境を越え、身を隠しながら、薬を得るために働くヨンス。脱北者は発見されれば容赦なく強制送還され、それは死をも意味していた。
その頃、北朝鮮では、夫の帰りを待ちわびていたヨンハがひっそりと息を引き取る。孤児となったジュニは、父との再会を信じ、国境の川を目指す。しかし、無残にも強制収容所に入れられてしまう…。
どこまで真実かは解りませんが?かなりリアルに作っていると言う事で思うと非常に恐ろしく残酷なストーリーで、激しい怒りを覚えます。
あのような施設が本当にあるのだろうか?飢えと強制労働、強制収容所、公安警察、などこの作品では事細かに表現されています。映画だからすべて事実と思うのはヤバイ考えだとは思いますが。。。
これ以上は色々と賛否両論がありますので多くを語らないようにしますが、北朝鮮の現状、朝鮮問題を理解する上でたくさんの人に是非観て欲しい作品です。
スナイパー
http://www.interfilm.co.jp/sniper/
久々に
「シネマスコーレ」 http://www.cinemaskhole.co.jp/
に観に行きました。
現在、映画館の形態は、シネマコンプレックス(シネコン)と呼ばれる複数スクリーンを持つ大型映画館が主流でショッピングモールなどと併設して郊外に建設されるケースが多いのですが、シネマスコーレは、古き、良き、レトロ雰囲気の味わえる場末の映画館ですね。
「スナイパー」はこんな概要
高度な狙撃技術を持つ精鋭たちからなる香港特殊任務部隊SDUに属する男たちの狙撃の技とプライドを懸けた激しいぶつかり合いを描くアクションムービーです。
狙撃チーム対一人の男の壮絶な銃撃戦にと緊張感に注目。『頭文字[イニシャル]D THE MOVIE』のエディソン・チャン(高橋涼介役)が自信過剰の若手暴走警官を演じています。
エディソン・チャン のわいせつ写真流出事件
http://www.cinematoday.jp/page/N0023431
で、中国では未公開の映画。そんなプチ報道で少しは話題に上った作品ですね。個人的に狙撃モノ映画が大好きなので、
名作:「山猫は眠らない」
のような面白さがあるのかどうかという高いハードルで観てしまいました。正直、香港ノワールものといっていい作品です。嫌いではないですよ。
ただ、誰が主人公なんだか?という疑問が最後までありました。主人公が3人いるようなため、アクションと叙情的なイメージが入り乱れて、まとまりが無いですね。
ストーリーは完全に香港映画の鉄板そのもの。ベタなお約束物語。パターンを変えても当てはまるんじゃないか?と思うtake1はそれだけ香港映画を観ているのかな?
テーマミュージックは、大好きな感じ。いかにも香港ドンパチものって感じで、印象に残ります。
あっという間の86分でしたが、久々のスネスコのレトロな雰囲気に浸れたのが少し救いでした。
アイガー北壁
http://www.hokuheki.com/
〜こんな内容〜
ベルリン五輪開幕直前の1936年夏、ナチス政権下、国威発揚のため前人未到だったアルプスの難所アイガー北壁に挑んだ若きドイツ人クライマーたちの壮絶な運命をつづる山岳ドラマです。
アルプス登攀(とうはん)史上最大の悲劇と呼ばれた実話を基に、過酷な状況で繰り広げられる男たちの闘いをスリリングに描いています。名峰アイガーの雄大な景観と、悪天候の北壁アタックをリアルに映し出した映像は迫力満点ですね。
“人は何故山に登るのだろう?”
そこに山があり、山が好きで、自分が登りたいから登る
主人公のトニーとアンディはそう言うであろう。
祖国の威信でも名誉でもなく。ただ純粋にピュアな登りたい欲求がそうしているだけのトニーとアンディ。
アイガー北壁のヤバイ岩肌、落石、雪崩れ、氷壁‥等と苦闘し、死の淵を彷徨う二人。
悲劇的な結末を迎えるラストまで二人を取り巻く人々
・なぜか?極寒の断崖絶壁の中で一夜を明かしてしまう恋人。(絶対嘘だと思うけど。。。)
・世紀の瞬間を見届けようとするお気楽な観光客。
・国の威信や優位性を世界に誇示することを報道したいマスコミ。
色んな人々のそれぞれのポジションから心理状態と葛藤が描かれているリアルな作品です。
苦労した上に初登頂。喜びと感動が胸を打つ。。。。。そんな想像とは180度対極なこの作品。
ラストのトニーの姿は、痛ましさと悲しさで体が寒く硬くなってしまいます。
登頂作品ではありませんが、征服と撤退の情熱と葛藤が描かれた秀作です。
映画星人のtake1から一言。。。。今日は、「チャップリンデー」です。
そう、1889(明治22)年の今日4月16日は、口ひげ、だぶだぶのズボン、どた靴、ステッキ、山高帽という独特のスタイルで社会を風刺し、世界的な人気者になったイギリスの喜劇俳優
「チャールズ・チャップリン」
が生まれた日です。
チャールズ・チャップリン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
現在の映画界、映画人、映画に携わる人々に多大なる影響を与えている20世紀最大の映画作家・喜劇俳優だとtake1は思っています。
チャップリンの最もよく知られている役柄は「小さな放浪者」。
窮屈な上着に、だぶだぶのズボンと大きすぎる靴、山高帽に竹のステッキといったいでたちでちょび髭。アヒルのように足を大きく広げてガニ股で歩く特徴をもつキャラが代表的ですね。
ホームレスだが紳士としての威厳をもち、優雅な物腰とその持ち前の反骨精神でブルジョワを茶化し、権力を振りかざすものを笑い飛ばす痛快さは、take1をそして観る者すべてを惹きつけたと思います。
数あるチャップリン映画の中でtake1が一番大好きな作品は『キッド』。
キッド (1921年の映画)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
〜ストーリー〜
未婚の母となった若い女性は、ためらいながらも子供の幸福を願って大邸宅の前に止めてあった車に書き置きとともに生まれて間もない赤ん坊を捨てる。車上ねらいのこそ泥たちが赤ん坊の存在に気付かぬまま車ごと貧民街近くまで運んだが、赤ん坊は道端 に置き去りにする。たまたま通りかかった浮浪者チャップリン)が結局この赤ん坊を引き取り、父親代わりとなって育てる羽目になる。5年の月日が経つ間、2人の間には実の親子以上の愛情と職業上の連帯感がはぐくまれる。ある時この子供が病気にかかり、診察に訪れた医者が義務感から子供を孤児院へ引き取るよう手続きをする。「父子」双方が引き離されることに強く抵抗を示し、ドタバタ調の騒ぎが起こる。結局浮浪者は子供を孤児院の役人から取り戻すものの、家には帰れなくなる。この間家を訪れた今では有名なオペラ歌手となった実の母は、偶然医者と出会い、かつて数語言葉を交わしたこともある子供が5年前に捨てた我が子であることを知る。多額の礼金をつけた捜索願を警察に届け、それを新聞で見た木賃宿の主人が通報し、理由も分からぬまま浮浪者と子供が連れて行かれた先は、子供の実の母が住む大邸宅であった。二人がこの女性により暖かく家の中に招じ入れ られるところで映画は幕となる。
take1も小学生のときに初めてみたのですが、映画を見て「泣いた」という経験は『キッド』がスタートではないかと思います。
それくらい感動的・印象的な映画でした。この映画は字幕がほとんどないのですが、ストーリーは大変分かりやすいです。
アクションや動きで構成していくチャップリンのセンスには頭がさがりますね。
貧民街でのふたりの愛の絆、運命劇・悲劇の要素と喜劇の部分が非常にうまく織り成されていて、しかもリズムよくドラマが語られていきます。
子どもが街で窓ガラスを割り、偶然?????通りかかったチャップリンが窓の修繕で儲ける・・・というインチキ商売のシーン、二人の朝食のシーン、喧嘩のシーンなど、二人の生活スタイル描写は暖かさと可笑しさそして生きる必死さが伝わってきます。
孤児院のトラックの上でひしと抱き合う二人。そしてタップリンの必死の迫力に怖気づいて逃げる運転手が何度も振返るシーンは、泣きながら、涙しながらもその可笑しさに笑ってしまいます。
感情が行ったり来たり、揺れながら・・・でもスピーディーなドラマの展開に引き込まれていく痛快さがあります。
普通、チャップリン映画をみて感動する場面は、チャップリン自身の演技なのですが、『キッド』では子役の演技にも笑い、涙してしまいます。歌手として成功した女性が自分の母とも知らず、ぬいぐるみをもらって笑みを見せ 手を振る彼の愛くるしさには頬がゆるんでしまいます。
今夜は、チャップリンを偲び、take1の大好きなチャップリン映画『キッド』で笑いと感動そして泣かせて頂きます。。。。。
久々にエリザベス・テイラーの名前を耳にしました。
〜ネットニュースから抜粋〜
78歳・リズ、9度目結婚へ…年の差29歳
米芸能誌「Usウイークリー」(電子版)は9日、米女優、エリザベス・テーラー(78)が最近、人気歌手、ジャネット・ジャクソン(43)を担当する29歳年下の黒人マネジャー、ジェイソン・ウィンターズさん(49)と婚約したと報じた。このままゴールインすれば、9回目の結婚となる。
同誌は、車いすにのったリズの手を握り、エスコートするウィンターズさんのツーショット写真も掲載。リズの関係者は「永遠に愛し合う2人の仲は公然の秘密。結婚の約束をしていても驚くことではない」と話しているという。
ウィンターズさんは最近になってジャネットのマネジャーに就任。ジャネットの兄で昨年6月に急死した米人気歌手、マイケル・ジャクソンさん(享年50)とリズは親交が深かった。
2度のアカデミー主演女優賞に輝いた大物女優は、これまでホテル王や歌手、映画プロデューサーらと結婚、離婚を繰り返し、91年には20歳年下の建設作業員と8度目のゴールインで話題になったが、96年に離婚している。
映画大好きのtake1。
take1が映画にはまったのは、小学3年生の9歳の時にNHKで、昔の名画特集を観てからです。自分が生まれていない時代の映画もかなりTVやレンタルで観ましたが、印象に残る映画女優の一人ですね。
エリザベス・テイラー・・・愛称:リズ(Liz)
最も美しい時期リズの写真は白黒が多かったので、分からないと思いますが?瞳が極めて紫色に近い、非常にまれなバイオレットなのが有名ですね。
近年は皮膚がん・脳腫瘍を患うなど病気がちで、重病説、寝たきり生活説など様々な憶測が飛び交った時期がありましたが、数年前にアメリカのCNNのインタビュー番組で、リズ本人が登場し、自身の健在ぶりを示すと共に近年の活動を語り、それらの噂をきっぱりと否定したニュースは印象的でした。
とにかく美しい(※注一番輝いていた時期)
専門家に言わせると、ハリウッドのスターでも、普通は顔の左と右では違っているらしいのですが、しかし、ただ一人、左右完璧なシンメトリーになっているのが、リズだそうです。
take1が初めてリズと出会ったのはジェームス・ディーンで有名な「ジャイアンツ」。
テキサスの田舎へ東部の名門から嫁いだレズリー役です。
初めてテキサスを訪れた彼女はその途方もない広さに驚き、東部とはあまりにも異なる人間の気質と生活習慣に戸惑い、夫の姉の冷たい視線にも苦しめられ、夫婦の間の絆にも危機が訪れるが、持ち前の粘り強い性格でそれを乗り越えていく姿が忘れられないですね。
映画:ジャイアンツでのリズ。
主に、ほとんどがtake1の生まれる前の作品ですが、数々の映画に主演したリズの作品は観ています。
take1の学生時代のクラスメートで、「リサ」という名前の子がいましたが、妹の名前は「エリ」。
両親が映画ファンで、エ「リザベス・テイラー」・「リズ」
からリサとエリにされたそうです。
凄くかっこいい、お洒落な両親だな〜って羨ましかった思い出があります。
多彩な結婚歴はリズの代名詞。それだけリズは輝いている女性だという事かもしれません。将来現役のリズ、素晴らしい映画女優だと思います。
久々に「ジャイアンツ」を観たいですね。
シャーロック・ホームズ
http://sherlock-holmes-movie.warnerbros.com/dvd/index.html
『アイアンマン』のロバート・ダウニー・Jrと『スルース』のジュード・ロウが、名探偵シャーロック・ホームズと相棒のジョン・ワトソン博士を演じるミステリー大作。国を揺るがす謎の敵を前に、ホームズとワトソンの強力なタッグで壮絶な闘いを繰り広げる。共演は宿敵ブラックウッドに『ワールド・オブ・ライズ』のマーク・ストロングほか、レイチェル・マクアダムスら。『スナッチ』のガイ・リッチー監督が作り上げた、激しいアクションが満載の新ホームズに期待したい。
ロバート・ダウニー・Jrが演じるとこんなホームズになるのかな?
コナン・ドイルの作品の中のシャーロック・ホームズというより、主演俳優のイメージにシャーロック・ホームズを合わせた感じの作品です。
というのは・・・
名探偵の謎解き映画というより、悪の野望と闘うアクション大作という趣向が
もの凄く強いかな?
そういう意味で、原作の従来の温厚で知的な中年紳士イメージのシャーロック・ホームズも、そのイメージを一新してダウニー・Jrのイメージからか?腕っ節自慢のやんちゃ坊主になっています。
take1は個人的に大好きな俳優なのでこのダウニー・Jrの一風変わったホームズ好きですよ。
そしてジュード・ロウの助手を超えた「盟友」としてのワトソンとのパートナーシップ、そしてアクションにウェイトを乗せたこの二人の名コンビバディテイストと従来のホームズ映画の概念を覆す目新しさが返って痛快です。
ホームズの洞察力・推理力が今までに無い肉体的な屈強さと融合してかつてない名探偵を作り上げています。イギリス紳士と言い難い人格が面白い。
「ホームズはかくありき」という思いがある人には受け入れがたい部分もあるのでしょうが、新しいホームズ像を作ろうとした姿勢は評価されるべきですね。
映像面ではスローモーションでシュミレートした後実践するスピード感のある
アクションが中々爽快です。
謎解きは味付け程度に留めてはありかなり強引なところもありますが。。。。(笑)
そして謎の男(モリアーティ教授)が既に次回作への伏線にはなっているので、次回作にもかなり期待したいと思います。
と、言う訳で・・・「ハート・ロッカー」。
http://hurtlocker.jp/
アカデミー賞の発表前、ギリギリに観に行ったので、結果が解らなく素直に観ました。
この作品はイラクに駐留するアメリカ軍の中でも、最大の危険を伴う爆発物処理班の兵士を描いた社会派戦争アクションです。
命知らずの兵士と仲間との確執と友情を軸に、緊張感あふれる爆発物処理の現場をリアルに映し出しています。
迫力ある戦場の描写と、兵士の勇気の裏にひそむ心理の繊細な描写に驚かされます。
”War is a Drag."
今作の冒頭に登場するテロップです。その言葉から分かるとおり、
”一度戦場に立ったら二度と普通の生活に戻ることはできない”
というメッセージを強く残した作品です。
エンディングの時、”War is a Drag." 主人公ジェームズの”辛いんだけどやめられない”という心境がよく伝わってきました。
賛否両論が分かれる作品です。
正直、take1は微妙〜?。。。。
戦場の臨場感は物凄くリアル。よく、ニュースで放送されるような画質が余計に説得力を出してます。
今までの爆弾ものとは、全く切り口が違いますね。いつ爆発するかわからない。はっきりとした悪役がいない。全く敵が見えない。観ているtake1は、主人公ジェームズとその仲間たちの爆弾処理を131分間たっぷりに付き合わされ、くたくたに疲れました。ギャラリーのような怪しいイラク人たちがみんなテロリストに見えてしまいます。これって怖いですよ。
そして時おり、戦闘機の爆音が上空を轟かせて通り過ぎていく。いつ爆弾が投下されるかもしれないという不安感がこちらにも伝わってきます。
普通の人間だったら頭がおかしくなる極限状態!この映画の最後まで持続する緊張感は観ているこっちがとにかく疲れます。
戦場のリアルさを追求した場面。
ライフル弾の装填をスムーズにするために、必死でつばを吹きかけ、血を拭き取り、すべりをよくする行為。
狙撃手のサポートをするために双眼鏡で、敵を視認するジェームズの目にとまるハエと臭ってくる汗と血。
そして思わず目をそむけたくなる極めつけの場面。
敵のアジトで血まみれになり、死んでいる人間爆弾少年。
少年の体の中には、爆弾が隠されており、それに手を突っ込んで爆弾を取り出すジェームズ。
これほど生生しい場面は、「プライベート・ライアン」のノンストップ15分オープニング依頼の衝撃。平和な世界を願いながら、危険な戦場に魅かれた哀れな男たちの物語です。
アバター派のtake1としては、これがアカデミー最優秀作品賞に輝くかは微妙かな〜???
アカデミー会員の目線とは、ズレのあるtake1です。
映画星人のtake1も毎年関心があるアカデミー賞ですが、今年の作品賞は
「ハート・ロッカー」
http://hurtlocker.jp/
が受賞しました。
take1は、自分も評価の高い「アバター」が「タイタニック」同様総なめなんじゃないか?と思っていたので、チョット残念でしたね。
今年は、前評判から「アバター」と「ハート・ロッカー」の一騎打ちでした。
両作品はともに9部門でノミネートされ、結果は「アバター」3冠 「ハート・ロッカー」6冠で結果的にイラク戦争を舞台にした「ハート・ロッカー」の圧勝で終わりました。
しかし、現実の興行収入をみると「アバター」の優位は歴然としています。
大衆から圧倒的に支持され記録を塗り替えた大ヒットを、アカデミー賞受賞作の中でも最も収益が少ない作品のひとつである「ハート・ロッカー」が破るというのは、チョット疑問というか?こういうねじれ現象は、どうやっておきたのか?が興味あるとこです。
アカデミー会員の感情や様々なバランスが働いて、『アバター』が不当に扱われた、と感じている人も多いはず。ちなみにtake1もその一人です。
・巨額の制作費をつぎ込んだSF大作と、低予算の社会派サスペンス。
・元夫婦という話題の両監督による対決。
あらゆる面で対照的だった2作品ですが、アカデミー賞の選考では興行収入の数字のような商業的な成功が絶対的な評価基準になるわけではないのも事実。アカデミー会員は娯楽大作に対して軽視する傾向がるようです。
多くの大衆に受け入れられた作品は分かり易く商業ベースの数字で表されますが、アカデミー会員は結局のところ、売れたかどうかよりも、映画作りの土台や基本的なメッセージ性にこだわっていると思います。
結局、一般の観客の視点とアカデミー賞選考の視点は大きくズレていると言わざるえない。
今夜は邦画の祭典。
『2010 第33回 日本アカデミー賞』
www.japan-academy-prize.jp/
の授賞式が東京・グランドプリンスホテル新高輪であったとの事。
予想通りというか、圧倒的というか
「沈まぬ太陽」
が取りましたね。
http://take-1.sakura.ne.jp/modules/masternews/index.php?page=article&storyid=188
2009年、邦画の興行収入が凄かったですね。take1も邦画の面白さに気づいた、いい作品に出逢ったと思っています。
特に、
『沈まぬ太陽』 と 『劒岳 点の記』
は印象に残った作品でした。
2010年、今年も面白い邦画、いい作品に出逢えたら嬉しいですね。
以下ネットニュースより〜
作家・山崎豊子のベストセラー小説の映画化『沈まぬ太陽』(若松節朗監督)が作品賞を受賞した。激動の昭和を舞台に、ある航空会社で冷遇されながらも自分の信念を貫く男の生きざまを描いた作品。授賞式には、鳩山由紀夫首相がお祝いに駆けつけ「(原作のモデルとされる)JALは沈んじゃった気がしますが、ぜひまたJALがよみがえってほしいと思いますし、主演の渡辺謙さんは大きな病を乗り越え、あなたこそ沈まぬ太陽だな」と称えた。
渡辺は『明日の記憶』(2006年)以来、3年ぶり2度目となる最優秀主演男優賞も獲得し、ダブルの喜び。受賞スピーチでは「この映画は矜持(きょうじ)というテーマがありました。社会に強く何かを求める矜持、角川嗣彦さんが映画化しようと言った挟持、若松監督をはじめ、スタッフ、キャストが心込めた矜持、その成果がこのトロフィーなんだと思います。長いロケに出て、帰りを待っていてくれた妻や子供たち、ありがとうございました」と語った。
作品賞獲得に並々ならぬ意欲を表していた木村大作監督の『劒岳 点の記』は監督賞をはじめ6冠に輝いた。木村監督は「優秀助演女優賞の室井滋さんがお芝居は引き算がいいと言われたが、今日をもって、私のこれからの映画人生も引き算でいきます」と、何やら心にひらめいたようなコメントを残した。
最優秀助演男優賞を受賞した香川照之は「西田敏行さんに『お金をかける映画は多いけど、命をかける映画は少ないよね』と声をかけられ、撮影現場に向かったことが思い出されます。大袈裟でなく命をかけていました。生きて帰ってこられた。剣岳にも感謝」と声を震わせながら、ロケに協力した剣岳の関係者や撮影スタッフ、共演者、木村監督にも感謝を述べ、喜びをかみしめた。
『沈まぬ太陽』
http://take-1.sakura.ne.jp/modules/masternews/index.php?page=article&storyid=188
◆最優秀作品賞
◆最優秀主演男優賞:渡辺謙
◆最優秀編集賞:新井孝夫
『劒岳 点の記』
http://take-1.sakura.ne.jp/modules/masternews/index.php?page=article&storyid=51
◆最優秀監督賞:木村大作
◆最優秀助演男優賞:香川照之
◆最優秀音楽賞:池辺晋一郎
◆最優秀撮影賞:木村大作
◆最優秀照明賞:川辺隆之
◆最優秀録音賞:斉藤禎一・石寺健一
◆最優秀外国作品賞:『グラン・トリノ』(配給:ワーナー・ブラザース映画)
http://take-1.sakura.ne.jp/modules/masternews/index.php?page=article&storyid=25
◆話題賞作品部門:『アマルフィ 女神の報酬』
http://take-1.sakura.ne.jp/modules/masternews/index.php?page=article&storyid=64
作戦 THE SCAM
http://scam-movie.com/
デイトレードの世界に挑戦した青年が、仲間と共に人生最大の大勝負に挑む金融サスペンス映画です。
韓国映画として株の世界を初めて本格的に描いた、リアルでスリリングなストーリーに最後まで目が離せないと言いたい作品ですが、ラストは知識が必要かも?....
というのは、最後のオチは、株を全く知らない人だと意味が解らないかもしれません。(心配)
NHK製作で株の仕手戦を描いた作品で、
『ハゲタカ』
http://take-1.sakura.ne.jp/modules/masternews/index.php?page=article&storyid=34
がありますが、それっぽい作品なのかな?っと、期待を込めて観に行きましたが、やっぱ、全体を通してのスリリングさは、無く中盤までは、コメディータッチで後半ようやく一気に加速って感じです。
マーケットのスケール、ストーリーの面白さ、手に汗握る攻防を『ハゲタカ』のようにシッカリ押さえている訳ではないので、期待値が高いと凄くつまらない作品です。
無欲に大金を動かすスリルを楽しむ分に重点を置けば、そこそこ楽しめる作品です。
ただ、韓国スター大好き、パク・ヨンハ大好きな女性の皆様は、果たしてストーリーは解るのでしょうか?(笑)
でも、「これでもか」という位、パク・ヨンハがスクリーンにドアップで写っていうので、充分楽しめるのかもしれませんね。
追伸
『冬のソナタ』のパク・ヨンハ7年ぶりの映画出演という事で、未だに生息していそうな韓流パワーの根強い人気を支えている女性が一杯だと辛いので、あえて公開後しばらくしてから観に行きました。
それなのに。。。。。
観に行くと
実は、観客は僕一人で、貸切でした。
チョット寒い、淋しいですね〜。。。。
上映時間、場所は ヒ・ミ・ツ。。。。
take1も公開初日に観に行った米映画『アバター』(ジェームズ・キャメロン監督)。http://movies.foxjapan.com/avatar/
ついに新記録達成、全世界興収1位です。
今まで11年間興行収入が歴代1位だった『タイタニック』が約1年半かけて達成した記録を、公開後たった39日間で塗り替えるという、驚異的なスピードでの達成となりました。これからロングラン公開になったらどうなっちゃうんだろう???
でも名実共に映画史に残る作品となったんじゃないかな。
ジェームズ・キャメロンは、これにより一人の監督が全世界歴代興行収入1位と2位を独占するという前人未到の快挙を成し遂げたことになるんですね。
アバターは、未知の星を舞台に人類と先住民との戦いを描いたSFアドベンチャーで、3Dによる革新的な映像が話題を呼んでいます。
ブログ(http://take-1.sakura.ne.jp/modules/masternews/index.php?page=article&storyid=118)
にも書きましたが、考えられないくらいの映像美と環境を意識した問題提起。
近未来なんだけど現代に問いかけているメッセージが多くの共感を呼んだ作品だと思います。
先日、加茂郡川辺町の写真工房スマイル http://www.smilefoto.com/
の鈴木さんと『アバター』の話題で盛り上がりましたが、鈴木さんは、
「あの映画を観ない人は人生の半分損してしまう」←共感。。。。(笑)
と最大級の評価をしていました。
いち映画ファンとして、おめでとうを言いたいです。
アバター
『タイタニック』のジェームズ・キャメロン監督が12年ぶりに発表した、最新の映像技術を駆使して作り上げたSFアドベンチャー大作。ある衛星にやって来た人類と、その星にもともと住む者たちによる激しい戦闘を、迫力の最新3D映像で見せています。構想14年、製作に4年をかけた壮大な物語と斬新な映像美に酔いしれました。
映像技術の革新により、いつか本当に「体感できる」映画が出来ると思っていましたが、その幕開けとなる映画がコレだと思いました。
シガーニー・ウィーヴァーをスクリーンで見た時は、思わず『エイリアン2』を思い出しましたね。。。
とにかくヤバイ
素直に
すばらしい超大作!
すばらしい想像力!
です。
スターウォーズを初めて観た時にに驚愕した映像の革新性を今回感じました。これからは映画は3Dでしか作れなくなるんじゃないかな?
今まで、吹き替え版や邦画の3D映画は結構貪欲に観てましたが、今回字幕の3Dは初体験。って?言うか?勝手に字幕の3Dは有得ないと思い込んでいたので、凄く楽しみでした。
take1は結構順応性があるみたいで、違和感無く楽しめましたが?、字幕と映像の両方を見る作業に慣れてない人には、気持ち悪くなるという感想もあるみたいですね。
あまりに未来の突飛なストーリーであるのに、妙に納得させられました。
パンドラの美しく地球の物差しでは測りきれないほどの雄大な自然!これには圧巻!!パンドラに息づく、植物や動物の描写も、実に独創的で神秘的。
特に多くの動物は、地球の恐竜っぽくもあり、完全に架空の怪獣のようでもあり。けど、筋肉の躍動感や、身体の機能、習性とかまで、細かく描写と設定がされてる。特に翼竜系は、スゴイ迫力でした。かっちょいい
ただの木々や植物も、うっそうとしたジャングルの雰囲気を出すためだけの背景なんかじゃなく、本当に生きてるんだと思わせる、神秘さと輝きを放っていた。パンドラの植物観察の見どころは、昼間よりも夜かな?ネオンのように光り輝く植物たちが作りだす光景は、本当に美しく神秘的でした。
この光り輝く光景こそ、まさに“パンドラ”であって、生物たちがお互いに繋がりあう、光ネットワークのようなモノ。ナヴィ族たちも頭からネットワーク端子みたいなのを持ってて、各生物とそれで繋がる事で、さまざまなモノを理解する・・・キャメロンのアイデアと世界観には驚嘆の嵐です。ホントすごい発想だっ。。。
凄い、スゴイを何回も繰り返してしまうのは申し訳ないですが、それ程素晴らしい映像と世界観でっした。
さすがはジェームズ・キャメロン。 終わり方もカッコよかったぜ〜!!
パブリック・エネミーズ
http://www.public-enemy1.com/
大恐慌時代のアメリカに実在した伝説のアウトロー、ジョン・デリンジャーと
彼の恋人との逃亡劇を描いたラブストーリー。
主演は『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズのジョニー・デップ。
恋人にマリオン・コティヤール。
美男美女による愛の逸話と、手に汗握るアクションが同時に楽しめる作品です。
でも、一言で行って、ジョニーのかっこよさだけが目立つ映画でした。
内容は薄く、
ジョニー・デップ
クリスチャン・ベイル
マリオン・コティヤール
という役者の競演と存在に誤魔化された感じがします。
マイケル・マンの作品は嫌いではありませんが、今回の「ジョン・デリンジャー」はジョニーのカッコいいイメージであまりにも淡白に描かれている感じが否めないです。
強いて挙げるなら、銃撃戦。でもこれが一番見所だっていうのも寂しいですね。
ジョニー・デップに酔いしれたい人は是非。。。。
追伸
ジョン・デリンジャー(ジョニー・デップ)が恋人ビリー(マリオン・コティヤール)と出会った時に言ったセリフがカッコいい。。。
「人は来た道ばかりを気にするが、大切なのは何処へ向かうかということなんだ。」
「互いの過去の詮索よりも互いの未来を語ろう」という意味かな?
ジョンを見つめるビリー。。。。
ビリーがジョンに惹かれた瞬間です。
早いもので今年もあと1ヶ月です。
本日12月1日は映画の日って、知ってましたか?
映画の日は、今から113年も前の1896年11月25日、神戸で日本初の映画の一般公開が開始され、上映期間中のきりのいい日を1956年に映画産業団体連合会が制定した記念日です。
最近では、12月1日以外に集客アップを狙って毎月1日は「映画の日」という事で、多くの映画館で1,000円で映画を観ることができる日になっていますね。
「人が飲食をするように、映画は、自分の心に栄養を、魂の渇きに潤いを与えてくれるものだ」
と映画を表現した人がいますが、映画星人のtake1は名言だと思います。
イングロリアス・バスターズ
http://i-basterds.com/
〜解説〜
クエンティン・タランティーノ監督とブラッド・ピットがタッグを組んだ最強のアクション大作。
ナチス占領下のフランスを舞台に、それぞれに事情を抱えたクセのある登場人物たちの暴走をユーモアたっぷりに描いています。
メラニー・ロランやクリストフ・ヴァルツ、ダイアン・クルーガーなど各国を代表する俳優たちがこれまでにない役柄を喜々として演じている。
歴史的事実を基に作り上げられた、奇想天外なストーリー展開は拍手喝采間違いなしの快作です。
「キル・ビル」 http://www.killbill.jp/
を彷彿させるような、目を背けたくなるシーン、敵を討つシーン、軽くソーメンのように感じさせるようにタランティーノ要素が満載でワクワクしてストーリーも凄く面白いと思いました。個人的に好きな映画です。
ブラピの演技力は相変わらず素晴らしいですね。
それにしても、グロい、グロすぎるシーンが沢山あります。タランティーノだから仕方ないのかな?そんな場面をカットせず、平気に見せてしまうのがらしいのですが。。。
そして、相変わらずのシリアルな面とコメディな面がごちゃごちゃに交じり合い展開が早く、緊張が走った瞬間にもの凄い勢いで急にコメディタッチになるタランティーノワールド全開で本当に観る方も忙しい映画です。
そして、翻訳者の凄さなのか?
タランティーノがうまいのか?
何と言えない独特のうまいセリフがいいですね。良く考えてあるなと思います。
お馬鹿なところも、深く考えさせられるところもバランスよく気持ちよくタランティーノとブラピの最高なコンビにやられた気持ちいい作品です。
ショシャナ役のメラニー・ロランが凄く綺麗ですね。
知的で上品。。。そんな感じで素敵です。凄く若い頃の「カトリーヌ・ドヌーブ」に似ていると思うのはtake1だけでしょうか?
「シェルブールの雨傘 」をもしリメイクするなら、絶対メラニー・ロランで作って欲しいですね。
大物女優になりそうな予感がいます。
沈まぬ太陽
http://shizumanu-taiyo.jp/
国民的人気作家だと評判の山崎豊子によるベストセラー小説を壮大なスケールで映画化した社会派ドラマです。
日本が経済大国へと急成長した激動の時代を背景に、巨大企業に翻弄(ほんろう)されながらも自らの信念を貫く男の姿を情熱的に熱く泥臭く描いています。
邦画初のインターミッション付きの長編大作。実はtake1は原作は読んだことが無く、まっさらな白紙の状態で観賞です。
ダラダラな長いだけの作品では無かったです.正直邦画で、真面目な社会派ドラマでもこれだけ面白くつくる事ができるんだ〜?と、偉そうに感動です。
とある評論家が、
「個人の尊厳や生命までも疎かにした組織悪にメスを入れ、この国のはらわたを凝視する問題作」
という意見を言っていましたが、まずはよく映画化に漕ぎ着けた事が凄いと思いました。
上映開始日から色々な物議を醸し出した話題作。日本航空の社員は観賞禁止令が出た程の作品です。観て、「なるほど」と思いました。
作品は人名、会社名を微妙に変え、フィクションという事になっていますが、
限りなくノンフィクションに近い印象を与えていますね。
オープニングにいきなりの航空機墜落事故。
構成が大胆でいきなり圧迫された精神状態に人間性が崩壊してしまう直前まで追い込まれる主人公を演じる渡辺謙の圧倒的な鬼気迫る演技は、存在感がありますね。
腐った企業体質、派閥、群れ、支配欲、責任転化、政治の癒着・・・等の悪しき体質。
日本という国のはらわたを凝視問題作。
あっという間の202分でした。
映画 カイジ 人生逆転ゲーム を観て来ました。
大ヒット賭博漫画:カイジの実写版です。
個人的に大好きな作品ですが、カイジのイメージは漫画で既に出来上がっているので、カイジ役は藤原竜也なのが凄く違和感があり納得いかないな?という先入観から観ました。
松山ケンイチが出てたのは、ライトとエルの「デスノート」コンビ。
カイジとライトが重なり、本当に主人公の人選に失敗だと思いました。
確かに、緊張感、帝愛グループの非情さ、地位、金、欲望。。。。
カイジならではの言動と人間臭さが表現されたまとまった感じではありますが、原作を知らない人受けはしても、僕個人としては今一でした。
興行収益によっては、パート2が出来る可能性がプンプン匂う作品ですね。
映画セントアンナの奇跡を観ました
3時間近い上映時間なのに、長いと感じさせないストーリーでした。
第二次世界大戦中のイタリア、セントアンナで実際に起きたドイツ軍の大量虐殺を基に、兵士の葛藤と心の交流をヒューマンサスペンスで描いた戦争ドラマです。
『マルコムX』で有名なのスパイク・リー監督で、戦争の無意味さや、人間の温もりが直接伝わってくる熱い思いが込められた、人種を超えた人間の尊厳と希望を見事に描き切った作品だと思う。
繰り返してはならない戦争とさらに人々を苦しめる人種差別 その中で生まれた奇跡的な兵士と子供の心のつながり それらにまつわるさまざまなドラマをスパイク・リーは見事に描いている 悲壮感と清々しさが残る秀作です。
ラストは超感動です。観てよかった
アルティメット2 マッスル・ネバー・ダイ
http://ultimate2.asmik-ace.co.jp/index2.html
リュック・ベッソン製作によるノンストップ・アクションの続編です。
前作から3年後のパリ、隔離された犯罪多発地区・バンリュー13を舞台に、暴走刑事ダミアンとバンリュー13で生まれ育った前科者レイトが理不尽な権力に立ち向かう。
身体能力抜群の二人による、ワイヤーを一切使用しないアクションから目が離せません。
凄い副題ですね。
タイトルの「アルティメット」はいいにしても
副題の「マッスル・ネバーダイ」・・・「筋肉は死なねぇ」って意味ですか?
いかにもB級映画ぽくて大好きです。
『YAMAKASI ヤマカシ』2001年公開
http://www.cinematopics.com/cinema/works/output2.php?oid=1959
http://www.cinematoday.jp/movie/T0000636
という作品が大好きなので、ストーリーなんて関係なく、身体能力アクションだけを楽しみに観に行きました。
はい、楽しめました。
アクションがとにかく凄いです。
でも、全体的になんか落ち着いて観れました。 次の展開が読めるというか?予想通りなんですよね。あまりにも展開が読めてその通りなのでチョット物足りない感じも否めません。
ストーリーは単純で解り易くよかったです。まっ、正直どうでもいですが。。。。
観たいのは身体能力の極限に挑むスゲーアクション。
大満足の一作です。
TBSの「サスケ」 http://www.tbs.co.jp/taiiku/sasuke/index-j.html
や
シルクド・ソレイユ http://www.cirquedusoleil.com/world/ja/jp/index.asp
を観るのだ大好きなtake1。
身体能力を使ったパフォーマンスはこの映画に共通する魅力がありす。
ブラックウォーター
http://www.black-water.jp/
休暇を楽しむために北オーストラリアへ旅行に出かけた若い男女の一行が、巨大でどう猛なクロコダイルに襲われる姿を描くパニック・ホラー。
かつてオーストラリアで実際に起きた事件をモチーフに練られたリアルなストーリーで、凶暴なワニの本質を強烈にデフォルメしたクロコダイルに絶句です。
映画:アナコンダ http://info.movies.yahoo.co.jp/detail/tymv/id83294/
の緊張感が味わえるかというイメージで観に行きました。
正直まったく捻りのない、ただのワニに襲われるストーリーです。出来ればもう少しストーリーに味付けが欲しかった。。。
でも、やっぱ襲われるまでのヤバイ緊張感はリアルに出ていました。ワニが登場せずとも川の波紋や泡だけで、恐怖感を煽り、ドキドキする所なんかはいいですね。
でも、ワニが人間の肉を食べる時の音にリアリティーがあって何ともいえない感じです。実際ワニが食べる所なんて観たことないんだけど?こんな音なのかな?と、スゴいリアルに感じてしまいます。
ただ、アナコンダみたいに蛇は身近に感じますが?クロコダイルには全く縁が無いので、出くわしたらどうしよう?的な自分を置き換えて観る事が出来なかったのが残念な所ですね。
ハリウッド映画俳優パトリック・スウェイジがすい臓ガンの為、14日亡くなりました。享年57歳。(T.T)
パトリック・スウェイジ ウィキペディア
パトリック・スウェイジといえば、僕の中では、青春映画には絶対欠かせない役者の一人だと思っています。
世間では「ゴースト ニューヨークの幻」のサム役が有名ですが、僕が印象に残っているパトリック・スウェイジの作品はというと、
「アウトサイダー」と「若き勇者たち」ですね。
年齢を感じさせない爽やかな笑顔と存在感のあるリーダー的な役が僕の心に残っています。僕の20代の映画ライフには欠かせなかった素晴らしい俳優です。
パトリック・スウェイジのご冥福をお祈りします。
映画「アウトサイダー」から
マット・ディロンもカッコいいですね
映画「若き勇者たち」から
ダーレン・ダルトン
トーマス・ハウウェル
リー・トンプソン
懐かしいーーーー
映画火天の城を観てきました。
「安土の山、まるごと一つ城にせよ」……。一五七六年(天正4年)、長篠の戦いで武田軍を撃破した戦国武将・織田信長は、天下統一を見据え、琵琶湖を望む安土山に巨城の建設を宣言した。天主が五層七階という天に聳える城郭要塞、『安土城』。この空前絶後の城づくりは、熱田の宮大工、岡部又右衛門の手に託された。
熾烈な指図(図面)争い、天主を支える樹齢2000年の巨大な檜の調達、信長の命を狙う乱破による妨害……様々な困難を乗り越えてながらもわずか3年で作り上げた壮絶な男たちの奇跡と、笑顔で支え続けた女と家族たちの戦いを描いた本格的時代劇は、 単なる「プロジェクトX」部分に留まらず、揺るぎない絆と想いが詰まった人々を巧に描いている作品です。
まず、圧巻なのは、「親柱」
住宅でいう大黒柱ですね。
「親柱がいかに大切な役割を持っているのか?」を理解するのがこの作品の見所です。親柱を建てるシーンでは、本当に人の力で建てていて、本物を追い求めた映像が観ている者の心を捉え、迫力が満ち溢れ、意気込みが伝わってきますね
「岡部又右衛門」(西田敏行)が命を掛けてでも手に入れたかった「木曽檜」は、2000年生き続けた伊勢神宮に奉納するご神木。 「甚兵衛」(緒方直人)との木曽山中での互いに思いを激しく熱く語り合う絡みは震えるほどに見応えがありました。
なんといっても現代にも通じる職人のモノ作りに対する情熱や若手の溢れんばかりの向上心が描かれていました。棟梁への深い尊敬・仲間への思いやり・家族・夫婦の絆やいたわりなどとても心に染みました。本物を追い求めた作り手の意気込みがひしひしと伝わってくる作品です。
施主様に「安全快適に住んで頂きたい」というつくり手の気持ちは、現代の家づくりにも通じる普遍性ある揺ぎ無い思いですね。参考になりました。
ウルヴァリン:X-MEN ZERO
http://movies.foxjapan.com/wolverine/
全世界でヒットした、『X-MEN』シリーズ最新作。
ヒュー・ジャックマン演じる特殊な能力を持つウルヴァリン誕生の秘密を描いています。シリーズ史上、類を見ない激しいアクションというふれこみが興味をそそります。
実は。。。take1は、X-MENシリーズを全く観ていないので、悩んだのですが、シリーズの続編ではなくエピソード?という事で観に行きました。
X-MENシリーズをこよなく愛するファンしか、楽しめない作品なのか?確かめるような感覚もありましたが、物語自体全ての話の始まりであるため、シリーズを全く鑑賞されてないtake1も十分楽しめました。
最初は子供向けの単純明快な「ヒーロー映画」なのかな?と思いきや、充分に大人が楽しめる作品として仕上がっております。
ストーリーも飽きさせないテンポで進み、戦闘シーンもなかなか見応えがあります。中だるみするシーンが無く、冒頭からエンディングまでど迫力映像で突っ走るこの作品は何も考えずに頭を空っぽにして観ると最高です。
ヒュー・ジャックマンのセクシー肉体と端正なマスクがウルヴァリンのイメージをかなり上げており、しっかりまとまっていますね。
セブンデイズ
http://www.7days-movie.jp/
韓国の人気女優、キム・ユンジン主演のサスペンスドラマ。
大切な一人娘を誘拐されたシングルマザーが、何とかして娘を取り戻そうと奔走する1週間を追う。ある誘拐事件に絡んだ、謎が謎を呼ぶ先の見えないストーリーに翻弄(ほんろう)される。
キム・ユンジンというとtake1の中ではもう
「シュリ」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%83%AA
のイメージで固まっています。
そんなイメージと過度な期待が基準で観てしまうのがいけないですね。
こんな内容。。。
敏腕弁護士のジヨン(キム・ユンジン)は、8歳の娘(イ・ラヘ)を一人で育てていた。ある日、彼女は普段あまり構ってやれない娘のために運動会に参加するが、そのすきに娘が誘拐されてしまう。結局身代金の受け渡しにも失敗し、絶望するジヨンに犯人が提示した条件は、ある殺人事件の裁判で無実を勝ち取れというものだった。勝率100%という腕利き女性弁護士の娘を誘拐し、強姦殺人で有罪が確実視されている被告を無罪放免にしろと要求する。
何か?定番オーソドックスなストーリーのように見えますが、その考え抜かれた驚きの展開と緻密な脚本に舌を巻く事間違い無し。スッゴくレベルの高い作品です。
ともあれクライマックスに向けて起こる怒涛の展開と早い場面展開は頭で付いて行くのが精一杯。いくつものトラップがラストにかけて一気に嵌っていくのがヤバイです。そして何とも言えない緊張感が素晴らしい。
キム・ユンジンの熱演も見逃せませんね。相変わらずの実力派女優です。
考え抜かれたシナリオであり面白い作品です。
映画 サブウェイ123 激突 を観て来ました
1974年公開の『サブウェイ・パニック』(僕は観てませんが?)を僕の大好きな潜水艦映画『クリムゾン・タイド』の監督、トニー・スコットがリメイクした知的都会派サスペンス映画です。
突如ジャックされたニューヨーク地下鉄を舞台に、犯人との身代金交渉を臨場感たっぷりと見せています。頭の切れる犯人グループのリーダーをジョン・トラヴォルタが。彼との交渉役を務める地下鉄職員役にデンゼル・ワシントン。二人の頭脳戦と逃げ場のない地下鉄内での先の読めない展開に目が離せないスピード感溢れる作品です。
やっぱ、映画は悪役がいいと面白いですね。『ソード・フィッシュ』でもそうでしたが、悪役は強くて切れる悪いヤツほど面白い。
犯人グループのリーダー、ジョン・トラボルタ‥ 炸裂していました。カラフルな悪役が最高です。
そしてデンゼルが地下鉄職員を演じるにあたり、体重を増やし無精ひげを蓄え、普通の中年おやじに徹する役者魂が素晴らしい。
切れるジョン・トラボルタ、そして必死なデンゼル・ワシントン、この二人がスクリーンにいるだけで、映画の格が違って見えます。ともに、らしさがよくでていて、二人のめまぐるしいカットと会話のやりとりに酔ってしまいました。
息詰まる交渉のやり取り、制限時間が迫ってくるカウントダウン、現金輸送車とパトカーのカー・アクション、暴走する地下鉄、緊張と緩和、静と動、切れる男と真面目な男、・・・・
緊迫した交渉の途中で強制的に告白させられたデンゼル演じるガーバーの懺悔
シーンは、本当に素晴らしく、ジーンときました。
満足のいく作品です。
映画 96時間 を観てきました。
ど肝を抜かれましたという感想です。
驚くくらいのシンプルさ。なんのひねりもない、直球真っ直ぐストレートなストーリー。それでいて異様に面白い。娯楽映画の基本、原点を思い知らされる作品です。
ストーリーは至ってシンプル。
かつて秘密工作員として腕を鳴らしたブライアン、今は引退生活を送っている。別れた妻は、金持ちと再婚し、最愛の娘キムは母と暮らしていた。ある日、キムが友人とフランス旅行へ旅立ち、旅行先のパリで娘が謎の誘拐犯に拉致されてしまう。そして娘が命より大切なお父さんが、誘拐された娘を、力づくで取り戻す。
たったそれだけのストーリー、単純明快です。しかしこの父さん娘の為なら台詞にもあるように「エッフェル塔だって壊す」のだってOKだし、普通ならこんなに殺していいのかよって感じです。
前半のさえないパパだけど娘命という病的すれすれの親バカぶりの設定で観客を洗脳し(僕もそのうちの一人ですがf(^_^)。。。。。)
「この娘を救うためなら何でもやってよし」との同意が観客の中に形成され、無条件の共感を集めることに成功しているんじゃないかな?。
こうなればもう無敵のやりたい放題。元諜報部員に破壊的な大活躍をさせるオンパレード。ダラダラと殴り合いなどせず、悪い奴らは一瞬で地獄行き。96時間というタイムリミットが迫ってくるので、ザコは瞬殺で短いほど快感度が増します。
一気に引き込まれたのは、娘がさらわれる瞬間のブライアンの取った冷静な行動。絶望的な距離にもかかわらず、幸いな事に携帯電話がつながっているそのたった一点の有利をスーパー・ブライアン・パパがどう生かすのか?
僕を含め、全員が「絶対無理」と思っているような逆境で、このパパはすさまじい踏ん張りを見せる。この主人公の活躍は、僕の予想のはるか上をいき、繰り出されるサプライズの嵐に大いに仰天してほしいです。
とっても超気持ちいい ←北島康介風に
面白い作品でした。超お薦めです。