聯合艦隊司令長官 山本五十六
-太平洋戦争70年目の真実-
http://isoroku.jp/
真珠湾攻撃によって自ら開戦の火ぶたを切って落とす一方、誰よりも戦争に反対し続けた連合艦隊司令長官・山本五十六の実像を描くヒューマン大作。監督は、『孤高のメス』『八日目の蝉』の成島出。山本五十六を日本映画界を代表する名優・役所広司が演じ、海軍大臣・米内光政役の柄本明、軍務局長・井上成美役の柳葉敏郎、新聞記者役の玉木宏ら豪華俳優陣が脇を固める。刻一刻と変わる情勢の中、未来のために突き進んだ日本人の姿を、壮大なスケールで描く注目の一作だ。[
予告で度肝を抜かれた豪華キャスト。。。。
そうそうたるメンバーが出演している贅沢な作品です。
やっぱ、時代設定が戦時中。。。。
厳格な軍人山本五十六ってイメージを想像していましたが、見事にその厳しい固定観念が覆らされました。
今回、役所広司演じる山本五十六の印象は、厳格な軍人である以前に一人の心大きな人間として描かれています。
役所広司のイメージがそうさせているのかな?
人柄に触れるシーンや身近なエピソードが多く盛り込まれていて作品全体に凄く温かみを感じる映画って思いました。
そんな作品だらかな?戦争の悲惨さ無謀さを映像からそんなに強くは感じられる事はありませんでした。
逆に、ジェリー・ブラッカイマーの「パール・ハーバー」ではありませんが、迫力ある戦争映画としての大スペクタクルシーン、ドンパチ激しい戦闘場面を
を期待して観に行く人にはチョット期待外れに感じられるかもしれません。
戦争映画というよりは、むしろこの映画は山本五十六の人間ドラマとして作られているんじゃないかな?
家族との食事では、一匹の魚を家族全員で分け与えるなど意外に質素とこがあり
過去の戦争で指を無くしている事
酒が凄く下戸な事。。。等
人間山本五十六の人柄を知るシーンが大変多く面白く観れました。
戦争に突入していく日本の内部中枢の葛藤。。。当時の海軍内部の派閥と対立、陸軍との微妙なバランスと新聞報道・・・等、その時代の世相を大変解りやすく描いていたと思います。
三船敏郎に代表される厳格な戦争軍人山本五十六のイメージは置いておいてこの人間作品山本五十六を役所広司の素晴らしい演技と実力ある脇役でまんまそのものを味わう事の出来る十分満足できる良い映画です。
本当、役所広司の演技は上手いですね。。。。
山本五十六の最後のシーン。。。
伝説となっている日本男児、軍人の鏡と言い伝えられている毅然とした鬼気迫る不動の姿がスクリーンに映し出された時は、凄く鳥肌が立ちました。
ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル
http://www.mi-gp.jp/
トム・クルーズがすご腕スパイ、イーサン・ハントを演じる人気アクション・シリーズの第4弾。爆破事件への関与を疑われ、スパイ組織IMFを追われたイーサンたちが、容疑を晴らすべく黒幕との危険な駆け引きを繰り広げる。『Mr.インクレディブル』のブラッド・バードが初の実写映画でメガホンを取り、『ハート・ロッカー』のジェレミー・レナーや『プレシャス』のポーラ・パットン、『ホット・ファズ 俺たちスーパーポリスメン!』のサイモン・ペッグがチームのメンバー役で共演。世界一の高層ビルでトム自身が見せる驚異のスタントのほか過激なアクションに目がくぎ付け。
ネタ切れのハリウッドですが、この作品だけは、別格かもしれません。
007シリーズを目指すんじゃないかな???って思える感じもします。。。。
今回で第4作目。
過去3作品も観ていますが、今回も期待を大きく上回る面白い内容でした。
作品時間132分とは思えないほど、あっという間です。
というのは、take1が観た上映時間帯が、深夜0時20分スタートでした。(笑)
予告も含め、終わったのが2時45分過ぎ。。。。
でも、2時間以上の作品時間を全く感じないあっという間の上映時間でした。
最初から一気に引き込まれて、飽きることなく最後まで楽しませてくれるこの作品。。。。まさに、ザ・映画!!って呼べる感じですね。
まあ、シリーズ4作目ともなると、過去の作品と比べての賛否両論が飛び交うのは必至ではありますが、take1的には今回は、まず監督のブラッド・バードに二重丸。
過去の作品を見ると今回、初の実写映画という事ですが、傑作アニメーション作品を作っている手腕が見事に発揮されていますね。
主役のトムだけではなく、脇役一人一人に対するキャラの光らせ方が素晴らしい。アクションシーンも格闘シーンも実にスッキリ上品に仕上がってします。
言い方を代えれば、重さと迫力が足りないという事になりますが。。。。。
take1的には凄く面白い。
スケールでかくて
派手で
速くて
突き抜けていて
オープニングに代表されるように空間に対する映像感覚が鋭く
ジョークを入れる隙間のタイミングも絶妙。。。
今回はこの監督で凄く満足です。
そして、やっぱ、トムは凄い。
顔のアップは確かにトップ・ガンのマーベリックとはいきませんが?(当たり前でしょう)本当に?49歳???
って疑問に思ってしまうくらいに若く、体力あるよね。
映画の中でも「太陽にほえろ」って位に走る、走る。また、速いだろうし、走り方が凄くカッコいい。
このシリーズではもはやお約束となった宙吊シーンですが、段々、ダンダン、エスカレートしていますが、今回はドバイですか?
あのドバイの超高層ビルのシーンがスタントなしで挑んだのが、トムの49歳という年齢を見事に消してしまいますね。
結末は、見事ミッション完了というのは解っていますが、そう思っていても最後の最後まで、ハラハラ、ドキドキと力が入りながら楽しめる
映画の王道のような作品でした。
リアル・スティール
http://disney-studio.jp/movies/realsteel/
スティーヴン・スピルバーグ率いるドリームワークスが、『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』のヒュー・ジャックマン主演で手掛けた、ロボットとの出会いを通じて親子のきずなを描く感動のストーリー。ボクシングの主役が生身の人間からロボットに移行した時代、リングにすべてを懸けた父と息子の起死回生のドラマを描く。監督は『ナイト ミュージアム』シリーズのショーン・レヴィ。心が通い合わない父と息子が遭遇する奇跡の物語と、圧巻の格闘技ロボットたちの熱い戦いぶりに引き込まれる。
最初、ロボットでのボクシング映画?????
どんな?作品だよ?って疑問がありまくりのイメージでしたが、ロボットボクシングを闘う共同作業を通じ、確執のあった親子に絆が生まれる様を描いた素晴らしい作品です。
うん、素直に感動しました。
やっぱ、子役がいいと突っ込みどころも帳消しですね。
ストーリーは観る人が観ればみんな「ロッキー」を思い描いたんじゃないかな???
流石、ネタ切れのハリウッド。
本当にロッキーソックリ。
無敵のチャンピオンに一世代前のスパーリングロボットが挑戦し善戦するが判定負け。
でも、観客は判定負けした主人公に熱狂、賞賛の大歓声。
チャンピオンサイドの女マネージャーがロッキー4のブリジット・ニールセンをイメージしている感じ。
打たれても打たれても壊れないアトムはどれだけ打たれても立ち上がるロッキーとダブル。
恋人と親子の違いはあるが、まさしくロボット版ロッキー。
でも、父子で、互いに足りない部分を求め合い、補いあって、手間暇かけたロボットと共に、どん底から勝ち上がる様の描写は、父親の経歴や親権問題、旧式になったロボットの行く末などの伏線も上手く織り込んで、涙と感動を起こさせる手堅い作品になっています。
そして、今回は子役のダコタ・ゴヨ君に引き込まれました。
この作品、もしかしたら、父親役はヒュー・ジャックマンじゃなくてもいいのかもしれないと思ってしまいました。
でも、子供のマックスはダコタ・ゴヨ君じゃなきゃ駄目でしょう。成り立たないんじゃないかな?
天才。。。素晴らしい演技だったと思います。
昔から各時代、その映画、その世代には、天才子役と呼ばれる子供がスクリーンに感動と涙を与えます。
「インディージョーンズ」のキーホイ・クァン
「ホームアローン」のマコーレー・カルキン
「アイ アム サム」のダコタ・ファニング
「シックスセンス」ハーレイ・ジョエル・オスメント
まあ、数えあげたらキリはありませんが。。。。。
そんな中、このダコタ・ゴヨ君。ヤバイ位に素晴らしいです。
「チャーリー、プリーズ。。。。。」
この台詞と訴えかける演技に涙腺緩みました。。。。。
はい、この作品、お薦めです。
泣ける事、ほぼ?間違い無し。
余談。。。。
この作品、「ゲーム最高」の台詞やロボットのノイジー・ボーイの漢字表示、と設定が日本語になっている事
ダコタ君の「右、左」・・・等、日本を凄く意識しているというか?リスペクトしている描写が作中でも結構あるのが、日本人としては凄く嬉しいですね。
コンテイジョン
http://wwws.warnerbros.co.jp/contagion/index.html
『オーシャンズ』シリーズや『トラフィック』のスティーヴン・ソダーバーグ監督が、地球全体を恐怖に陥れるウィルスの恐怖を豪華俳優陣で描くサスペンス大作。接触によって感染する強力な新種のウイルスが世界各地に拡大していく中で、社会が混乱し人々が異常なパニック状態に陥っていく様子を映し出す。キャストには、マリオン・コティヤールやマット・デイモン、ケイト・ウィンスレットなど実力派スターが集結。ソダーバーグ監督だけに、一筋縄ではいかないパニック・ムービーに仕上がっている。
過去のパンデミック映画と比較してもここまで感染が広がったときの政府の対応や人間ドラマを描いた作品は無かったんじゃないかな?
極力有り得ない演出を排除し、極めて真面目なリアルになりえる部分をピックアップした生々しく上品な作品になっていると思います。
映画に極端なリアルを求めても結構キツイとは思ういますが、この作品が描く演出と映像は観ている人をリアリズムの世界に引き込む力を秘めています。
ハラハラドキドキのアクション作品を見慣れている人はつまらない退屈な時間かもしてませんが、take1は、作品の流れの緩急の付け方、結構豪華な俳優陣の贅沢な共演はヒューマン・ドラマでもあるし、未来を予測した傍観者的なパニックシュミレーションでもあり、楽しめました。
スクリーンに登場する誰かにその都度感情移入をしてしまうように仕向けられた演出が凄く恐怖を伝えてくるし、どう行動すれば良いか?考えさせられます。
マット・デイモン。
ローレンス・フィッシュバーン
マリオン・コティヤール
ケイト・ウィンスレット
出演者の誰もが作品において重要な役割を担っています。
ただ、もの凄く残念なのは、日本を含めたアジア地域全体が犯人扱いというか悪者扱いされている点ですね。
いまだに中国・アジア諸島をかなり下げた人種として描かれてしまうのが、凄く残念。
まあ、絵空事では無い近い将来リアルになりそうなイメージの作品でした。
密告・者
http://mikkokusha.net/
『スナイパー:』などの実力派ダンテ・ラム監督がメガホンを取り、捜査官と情報屋の関係に焦点を合わせたアクションドラマ。危険な任務にあたる密告者と、密告者をコントロールする捜査官の手に汗握る戦いをダイナミックに描き切る。妹のために任務にあたる兄を、『新少林寺/SHAOLIN』『孫文の義士団』のニコラス・ツェーが演じ、捜査官を『コネクテッド』のニック・チョンが熱演する。さまざまな思惑が入り乱れる心理戦と、ド派手な銃撃戦に引き込まれる。
新少林寺/SHAOLIN
http://take-1.sakura.ne.jp/modules/masternews/index.php?page=article&storyid=772
曹蛮(そうばん)役を演じたニコラス・ツェー主演です。
密告者とは、イコール情報屋の事。つまり警察への情報提供者の事ですね。
警察に金をもらい情報を渡す仕事をする密告者を巡るクライムバイオレンスアクションです。
メインストーリーは密告者と警察官の信頼関係。。。。
密告者とバレずに犯人を逮捕出来るかどうか?。。。
でもサブストーリーとして主要人物たちのそれぞれの背景と内面が描かれています。それらが独立しすぎず、ねじこんだ感もない素晴らしい関係性に仕上がっています。
とにかく全体的に無茶苦茶完成度が高い作品です。
繊細な演技と演出に対しての激しいヴァイオレンスアクション。そのコントラストが最高にいい感じ。
物語に漂う哀愁と孤独が激しい暴力となって爆発する様はもう鳥肌もんです。
アクションヴァイオレンスが好きな方。。。絶対に観るべきですね。
観ていて先が全然想像出来ない、読めない苛立ちが返って心地いい。
ラストでの展開。救われるのか?救われないのか?ただただ、平凡な幸せを求めているだけなのにこんなことになってしまうのかというその不条理さ、残酷さに、凄く涙腺が緩みます。
出演者みんな演技もすばらしく、ストーリーも文句なくおもしろい!
はい、クライムバイオレンスアクションの傑作だと思います。
インモータルズ -神々の戦い-
http://immortals.jp/
ギリシア神話の世界を舞台に、世界支配をたくらむ暴虐な男の蛮行を阻止すべく立ち上がった勇者の活躍を描くアクション・アドベンチャー。『ザ・セル』『落下の王国』のターセム・シンが監督を務め、光の神であるオリンポスの神々と闇の神タイタン族の戦いが壮大なスケールで展開する。主演は、新スーパーマンに抜てきされた注目株のヘンリー・カヴィル。共演には『レスラー』のミッキー・ローク、『スラムドッグ$ミリオネア』のフリーダ・ピントら豪華キャストがそろう。
ギリシャ神話と様々な神のキャラは個人的に大好きなんですが?この作品はかなり残念です。
映像は少しは素晴らしいかもしれません。
でも、物語の部分が思いっきりつまらないチープな出来栄え。
オープニングでの四角い牢屋に閉じ込められているタイタン族と、その上から監視している巨大像のイメージは凄くインパクトがあり期待度高まりましたが?その後は全然大した事なく、何かハッタリかまされた印象です。
そして神々のコスチュームが金ピカで何かバブルな印象で笑ってしまいました。
それに思ったほど強くなく、タイタン族に結構やられ、死んでいくのにこりゃまたビックリ。
神様が死んでしまったよ???
当初はそのスピーディーな動きに魅了され、流石は神様だと安心して観ていましたが?それは相手が人間だったからかもしれません。
タイタン族との戦いになると、もう散々な戦いです。なんでこんなに簡単に神様が殺されるんだろう?
終盤の攻防戦はそれなりに迫力はあるりますが、最後は狭い部屋の空間で捻りも無いチャンバラアクションで決着が付くのが凄く残念です。
まあ、ミッキーローク演じるハイペリオンというキャラが良かっただけに、あとの全てが中途半端でこれも残念です。
“エピロスの弓”というアイテムが物語の要になっているのだが、せっかくの武器なのだからもっと映画的に手に入れるまでの困難さや活用がもっと欲しかったかな?
まあ、個人的には、かなり「超B級」って評価です。
もう一つ許せないのは、ゼウスです。貫禄や神々しさが無くて貧弱で残念。
ルーク・エヴァンズって俳優は結構好きだから余計にそう感じるのかもしれません。『三銃士』のアラミス役は格好よかったし。
正直、近年ゼウスを演じた
「パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々」でのショーン・ビーン
「タイタンの戦い」でのリーアム・ニーソン
に比べたら、チョット若すぎるし、貫禄も乏しく、表情に深みが無いですね。
第7鉱区
http://d7-movie.com/
1970年代から日韓共同で天然資源の開発が始まった東シナ海の石油ボーリング船を舞台にしたアクションムービー。『光州5・18』のキム・ジフンが監督を務め、大海原の孤島と化した船上を襲う戦慄(せんりつ)の体験を活写する。男勝りのヒロインを『TSUNAMI-ツナミ-』のハ・ジウォンが演じ、『光州5・18』にも出演したアン・ソンギや、『寵愛-ちょうあい-』のオ・ジホらが脇を固める。韓国で初の試みとなるオール国内CGによる迫力の映像や、予想不可能な展開に目を見張る。
最初の勝手な想像とは全く違った作品内容です。
日韓で外交問題にまで発展した実在する油田開発第7鉱区海上に浮かぶボーリング船の乗組員たちと謎の生命体との壮絶な死闘という触れ込みと、戦闘モード全開のファイティングポーズで身構える劇場ポスターの格好よさ、そして油田開発といったデリケートな政治的問題も絡んでいそうで、社会派ムービーの匂いもプンプン漂う感じがして、凄く期待しての観賞。。。。
でっ、全てが吹っ飛んだ。
ストーリーは全然複雑じゃなくいたってシンプル。
超単純なアタマ空っぽにしていても充分理解できるモンスターパニックアクション作品で、期待していた映画のイメージとは違いました。
序盤は、結構緊張感バチバチで、忍び寄る姿の見えないモンスターに一人また一人と襲われるスリリングな展開から、どんな謎が隠されているのか?緊張感を覚えながら観ていましたが?次第にその姿が現れ、ついに正体が明かされた瞬間にいきなりズッコケでした。(笑)
もう、子供の怪獣映画のノリですね。
そして同じ韓国作品の「グエムル 漢江の怪物」で見たようなシーンや展開がてんこ盛りです。 肝心のモンスターの姿形も、グロテスクなだけで残念ながらオリジナリティが感じられませんでした。
それでいてこのモンスターがやたらと強い。なかなか死にません。
銃で撃たれても、棒で刺されても、火であぶられ丸コゲにされても死なずにしつこく襲いかかってきます。
やっつけてはやられの繰り返しで、普通ならかなり興奮するのですが?この作品に関しては、船員たちとの攻防描写には、思わず失笑でした。
そして、頭を過ぎったのは、最後に残ったヒロインのハ・ジウォンが女戦士と化し、モンスターと最終バトルになったシーンがまるで、シリーズの中の傑作『エイリアン2』にシガニー・ウィーバーを連想してしまいます。
まあ、決して映画としてかなりヒドいというわけではないのですが、想像を駆り立てワクワクする展開がなく、緊張感がリラックスに代わる退屈な作品ではありました。
強いて言うなら
ヒロインのハ・ジウォンの役キャラは凄く良かったです。
ショートカットとタンクトップが超お似合い。ルックスもよく、take1的には個人的に、かなり好みのタイプです。(照。。)
でも、チラシの解説ではハ・ジウォンを“韓国のアンジェリーナ・ジョリー”と書いているのは、チョットアンジーに失礼なんじゃないかな?
カイジ2 〜人生奪回ゲーム〜
http://www.kaiji-movie.jp/index.html
福本伸行原作の人気コミックを、『DEATH NOTE デスノート』シリーズの藤原竜也主演で実写化したサバイバル・スリラーの続編。再び多額の借金を背負った主人公が大金をゲットするために、まさしく命懸けのゲームに挑む姿を描く。主人公のカイジ役の藤原竜也や香川照之が再び出演するほか、吉高由里子、伊勢谷友介、生瀬勝久らが共演。脚本に福本が初めて参加して映画オリジナルのゲームを考案するなど、前作以上に過酷になったサバイバルゲームの行方を見届けたい。[
大ヒット賭博漫画:カイジの実写版のシリーズ2作目です。
やっぱ、予想通り、パート2が製作され公開されました。(笑)
過去映画ブログ
カイジ 人生逆転ゲーム
http://take-1.sakura.ne.jp/modules/masternews/index.php?page=article&storyid=84
正直。。。残念な作品です。
やっぱ、2作目って?前作以上の面白さじゃないと同じレベルまで行かないです。
でも、反対にだから前作を超える作品になっているんじゃないか?と期待したのですが。。。????
凄く不思議な現象が。。。。
というのは、take1が大好きな原作漫画なので、1作目の実写版を観た感想は正直。。。イマイチ????
でも、2作目を観賞した瞬間、1作目が結構面白かった事に気づきました。
まあ、ただ単に、2作目がかなり残念だった結果だからかもしれませんが。。。。
1作目には、物語がドラマチックに進んでいく面白さがありましたが、今回は、そのドラマチックな展開に欠ける作品でした。
というのは、パチンコ台の「沼」をいかに攻略するか?に話が集約されている為にドラマチックさに欠けた残念な作品になっています。
確かに、登場人物のキャラはバリエーション豊かで、「沼」攻略に一丸となって緊迫感を盛り上げようとはします。
1作目が面白かったと感じたのは、カイジの敵が、どう動き、それを、カイジがどう読み、敵に打ち勝っていくかという心理の駆け引きがあったから。
そう、
裏の 裏の 裏の 裏の 裏を読め
という緊張感バリバリの心理戦。
しかし、今回は、仲間を救うため、いかに2億円を稼ぎだそうかというのが焦点で、「俺には仲間がいるんだ〜!」とカイジが絶叫し、アニマル浜口じゃにですが?
気合だ、気合だ・・・と気合で勝とうとするだけ。ここに敵との心理戦は、全くないです。
はい、2作目を作ったことにより、1作目が今になって、かなり面白かったかを証明してしまいました。
3作目はあるのかな〜〜〜???
新少林寺/SHAOLIN
http://shaolin-movie.jp/
ジェット・リーを一躍スターダムに押し上げた1982年のカンフー映画の歴史的金字塔『少林寺』を、29年ぶりに現代によみがえらせたカンフー・アクション大作。『香港国際警察/NEW POLICE STORY』のベニー・チャンが監督を務め、少林寺が大炎上する中、命懸けで戦う男たちの姿を近代武器と伝統武術による戦いを織り交ぜながらダイナミックに活写する。アンディ・ラウ、ニコラス・ツェー、ファン・ビンビン、ジャッキー・チェンらアジアの大スターによる夢の共演や、エモーショナルなエンディングが待ち受ける新しい少林寺の世界に注目。
29年前、中学1年生の冬でした。take1はリー・リン・チェイ(ジェット・リー)主演の「少林寺」を映画館で興奮して観た記憶があります。
ブルース・リーの一撃必殺とも違う、ジャッキー・チェンのコミカルなアクションとも違う本格的な本物の武術チャンピオンの流れるような美しいアクションに魅了されました。
そんな思いがあるtake1にとって『新少林寺/SHAOLIN』なんて作品予告を観て、観に行かない訳はありません。
でも、実は正直、期待はしていませんでした。
ストーリーもオリジナルに沿った感じなのかな?
主人公の役どころは?どんなんだろう?
新人起用ではなく、アジアの大スター、アンディ・ラウが主演って?
そんな疑問を覚えながらの観賞です。
観終わって。。。。
正直、裏切られました。いい。。。。凄くいい。。。。
オリジナルとは全く違うストーリーと時代背景。そして、ただのカンフー映画だけじゃなく、
スペクタクルなカンフーアクションは勿論、それ以上にtake1の心に残ったのは、主人公アンディ・ラウが演じる侯杰(こうけつ)から浄覚(じょうかく)への成長物語です。
アンディ・ラウ演じる侯杰がスクリーンに登場した時、彼は悪の化身というような悪を極めたような表情をしていました。しかし、物語の中で彼は過酷な代償を払わされ、己の過去を悔い、心からの懺悔を経て、仏の慈悲にすがり、煩悩を自覚しながらも執着が取れた凄く穏やかないい表情に変っていきます。
また、敵対する悪の主人公を演じた曹蛮(そうばん)役のニコラス・ツェーの演技も素晴らしく、アンディ・ラウ以上に悪の表情を見せてくれます。でも、また彼の行く末にも是非注目です。
この映画はアジアに代表される仏教の思想を抱いたテーマを、主人公を中心に少林寺僧らが情感たっぷりに演じ、それがストーリーに奥深さを与えています。オリジナルのリー・リン・チェイの『少林寺』は、「武術」をメインにしていたのに対し、この映画は「仏の慈悲」を描いています。
とは言っても、これはアクションエンターテイメントの娯楽超大作である事は確か。
オープニングからクライマックスの大スペクタクル・シーンまで、見せ場は随所に用意されています。
特にクライマックスの戦闘シーンは圧巻。集団のカンフー武術シーンは香港映画史上に残る出来栄えなんじゃないかな?
take1が凄く印象に残った人物は、大師兄役が兎に角無茶苦茶格好良かった浄能(じょうのう)役のウー・ジン。みんなを守る時の命令の台詞と最後のシーンは、チョットヤバイです。
そして、あまりに懐かし過ぎて、嬉しくて涙が出た館長・方丈(ほうじょう)役のユエ・ハイ。
また、坊主じゃないので、ニット帽をずっと被りながら脇役なのにポイントで笑いを誘いおいしい所を持っていくジャッキー・チェン。
こうなると、思いも贅沢に、これでリー・リン・チェイがいれば・・・と。。。(笑)
エンディングもアンディ・ラウの歌う主題歌「悟」という曲とその日本語に訳された歌詞に注目。
凄く浸る事が出来、感傷的な気持ちになります。ハンカチもってなかったですが、take1は泣きました。
久しぶりに最近の香港映画では劇場リピートしたい気持ちになった傑作です。
絶対にかなりお薦めです。
三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船
http://34.gaga.ne.jp/
幾度も映像化や舞台化がされているアレクサンドル・デュマの冒険活劇「三銃士」を、『バイオハザード』シリーズのポール・W・S・アンダーソン監督が映画化したアクション・エンターテインメント。無鉄砲な主人公を『パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々』のローガン・ラーマンが演じるほか、行く手を阻むバッキンガム公爵を初の悪役となるオーランド・ブルーム、謎の美女ミレディをミラ・ジョヴォヴィッチがなまめかしく好演。8台の3Dカメラを駆使して撮り上げた驚異の映像美でよみがえる「三銃士」の世界に酔いしれたい。
時代背景がtake1の大好きな中世ヨーロッパ時代という事もありすんなり作品の中へ。。。。
バイオハザードの監督作品ということからなのか?
ミラを無理矢理起用した感じがしましたが?
やっぱ、美しく、強く、存在感はバリバリですね。
ストーリーはもの凄く薄っぺらな内容で、物語に引き込まれる事は全く無いのですが、兎に角、テンポが凄くいい。
リズミカルで、心地よい場面転換で、笑いあり、アクションありのいい意味で空っぽな作品でした。
有り得ないシーンが連続ですが?この作品ならいいでしょう。許します。
そして、ネタ切れのハリウッドが堂々と第二弾をラストに匂わしているというより、予告しています。(笑)
ただ、このテーマの作品は、過去幾度と映画化された日本で言う「忠臣蔵」のような王道なので、オリジナリティーが無いのが非常に残念です。
まあ、新しい、今の時代の映像技術での新しい三銃士といえばそれまでですが。。。。
追伸
三銃士の一人であるアラミス役のルーク・エヴァンス。
オーランド・ブルームと凄く似てる。。。。
瓜二つって思う位に。(驚)
最初観た時に、役柄が何で?って思ってしまった。(笑)
ステキな金縛り
http://www.sutekina-eiga.com/
『ザ・マジックアワー』の三谷幸喜監督と深津絵里が再び手を組み、痛快なドタバタ劇に挑戦した法廷ミステリー。ある殺人事件の弁護を依頼されたダメ弁護士が、落ち武者の幽霊を証言台に立たせようと四苦八苦する姿を活写する。俳優陣も西田敏行に阿部寛、竹内結子に浅野忠信に中井貴一と超豪華。三谷監督お得意のコメディーの要素を随所に散りばめながらも、笑いに涙にサスペンスに幽霊の出現までありの摩訶(まか)不思議な物語にくぎ付け。
あっという間の2時間半でした。
正直、賛否両論作品かな?
take1は凄く面白かった訳ではありませんが、三谷作品独特のテンポ、「そうそう!この感じ!!」って感じに心地よく騙された感(笑)がある作品でした。
前評判というのか?
宣伝文句の「泣ける。。。」は大げさです。
だって、やっぱ喜劇でしょう。
でも、三谷作品と舞台が好きな人なら方なら受け入れる作品なんだろうな?
三谷作品でよく見るキャスト、俗にいう三谷一家もかなり多く出ているので、スクリーンの細かいとこまでくまなく探し出すのも楽しみの一つかも?
take1的には、そもそも幽霊が法廷に立つというストーリー自体が荒唐無稽なので、無理がありすぎて正直観ていて笑いが興醒めでした。
勿論、三谷映画だから許されるのかもしれませんが????。。。。
幽霊の存在を証明するため、いろいろ小道具を使うのですが、何か?あんまりツボに嵌らなかった感じで心底笑えませんでした。
「みんなのいえ」
「THE 有頂天ホテル」
には叶わないかな?(笑)
ラルゴ・ウィンチ 裏切りと陰謀
http://largo-winch.net/
『アントニー・ジマー』のジェローム・サルが監督を務め、フランスのベストセラーコミックを映画化したスリリングなアクション。巨大財閥の跡を継いだ男が、全財産を慈善事業につぎ込もうとして生じる周囲との軋轢(あつれき)をダイナミックなアクション満載で描く。主演は、『裏切りの闇で眠れ』のフランスの新星トメル・シスレー。彼を追う検察官を、シャロン・ストーンが好演する。世界中を舞台にして展開するスリル満点の物語に手に汗握る。
予告に騙されたというと問題かもしれませんが?予告を観た時に、かなり期待が高まったので、結構楽しみにしていました。
名古屋シルバー劇場 http://www.eigaya.com/
上映当日はtake1を入れてたった3人。。。。。
おいおい、いくらなんでもこんなに少ないの?
そんな事を思いながらワクワク。。。。
観終わって。。。残念。
凄く期待した分だけ裏切られた感じです。
正直、take1的には評価が低い作品です。
オープニングのカーチェイス。確かに凄く度派手なアクションではありますが?どれもが一辺倒で変化なく永遠と続く感じで飽きてしまいます。
作り方が雑。。。。
衝突に爆発。
疾走と急降下。
乱闘に銃撃戦。
・・・・・・・・
ワンパターンをあの手この手で見せようとする努力が凄く伝わってはきますが?何か引き込まれない。
カーアクション、機内バトル、スカイダイヴィングをしながらの格闘・・・
色んな場面でも、受け取るイメージは皆同じです。
アクションは、その時の気分を出す事にその都度全力ではありますが?矢継早のカット割りが最悪。それに加え、雑にやたらとカメラを揺らす感じです。
そんなんで興奮を引き出そうというのか?(笑)それっぽいイメージは理解出来ますが?チョット無理があるでしょう。(笑)
ビルマ、香港、タイ、スイス、フランス…と、金持ち主人公が世界を股にかけて動き回ります。
が。。。政治問題や国際問題、企業の絡んだ陰謀を放り込みスケール感大いに捻り出そうとしますが、どれも中身が薄いです。
主人公を演じるトメル・シスレー。。。。カッコいいんだか?悪いんだか?
この人自身が中途半端なイメージ。
そして、主人公を追い詰める検察官役で登場するのがシャローン・ストーン。。。
なんで?何で?彼女がこの役????
正直どう考えても彼女が演じる必要性が全然見当たらないです。
何故こんなところに顔を見せているのでしょう??「氷の微笑」(92年)から20年経ってこんな作品に出演していたんですね。
スクリーンから伝わるオーラが無く衣装もチープ、全然綺麗に写っていないシャローンには会いたくなかったよ。
全体的にはサスペンスの要素が強いアクション映画ですが、もっと物語を単純にしてアクションを独創的に前面に押し出した骨太作品しした方がよかったと思います。
主人公のバックボーンは凄く面白い立場なので、うまく作ればシリーズ化も可能だと思いますが、もうこれ一本で終わった感じ。。。。
久々にかなり期待して思いっきり裏切られた残念な作品でした。
電人ザボーガー
http://www.zaborgar.com/
1974年に放送され人気を博した特撮ヒーロー作品を、『ロボゲイシャ』などの鬼才・井口昇監督がリメイクしたヒーロー・アクション。秘密殺人強盗機関Σ(シグマ)に父を殺され復讐(ふくしゅう)を誓う主人公が、父の作った変形型バイクロボット“ザボーガー”と共に戦う日々を、青年期、熟年期、老齢期にわたって活写。熟年時代の主役を務める板尾創路のバイクスタント、豪華キャスト演じる往年の人気キャラクターなど見どころ満載の痛快作だ。
映画『電人ザボーガー』特別映像を先行配信!
http://movies.fc.yahoo.co.jp/8/26/
原作はtake1が6歳の時の特撮ヒーローです。
正直、1974年の特撮TVシリーズでの「電人ザボーガー」は決してヒットした作品ではありません。でも、何か?take1の記憶にはっきり残っている作品ではありました。
というのは、全てが衝撃的に大げさでオリジナリティーが高かった為かもしれません。
主人公の大門豊(37年経っても未だに覚えている名前です)の過剰な演技。
ザボーガーのダサいデザインと緩いアクション。
顔のついたザボーガーが変形したバイク。
チープな敵キャラ・・・等
どれもが、インパクトが強い映像でした。
世間的にはB級でもないC級特撮番組として格好の嘲笑の対象にすらされてしまったこの作品。
リメイクの情報を掴んでから、公開を凄く楽しみにしていました。
はっきり言って、大傑作だと思いました。
一番感じたのは、なによりこの作品に対する製作者側の長い間特撮マニアからも冷遇され続けてきたこの作品へ愛情です。
オリジナルのバカバカしさ、シュールさをそのままに、当時この作品にあった熱さをヤケクソのようなパワーを見事に再生してみせてくれます。
オープニングで悪のサイボーグ組織「シグマ」が国会議事堂を襲撃する冒頭のシーケンスで、これ見よがしな哄笑とともに置物のツボから出現するミスボーグの生首!
いきなりの有り得ないシーンからもう全開です。
ザボーガーにヘルメットのマイクから指令を出す大門豊。「ピッッ」という音がもう涙もの。。。。台詞も仕草も兎に角熱い。
上映中、一瞬たりとも見逃せないザボーガーワールドにドップリ浸かってしまいました。
そして、エンディングロール。オリジナルザボーガーの映像がしばらく流れるのですが、これを見ると、この作品がいかにオリジナル作品の映像要素を忠実に再現していたかが一目瞭然にわかり、オリジナルに対しての凄いリスペクト精神が解ります。
観ていた演出やキャラクターデザインのほとんどが、まさか30数年前の原作版をそのまま再現したモノだったとは…
エンドロールで流れる原作のTV版には感動そして映像の数々に思わず鳥肌が立ちました。
これぞリメイクの教科書です。
個人的に最高。。。
映画『電人ザボーガー』予告
一命
http://www.ichimei.jp/
『切腹』の原作でもある滝口康彦の「異聞浪人記」を基に、『十三人の刺客』『クローズZERO』などの三池崇史が監督を務めたヒューマンドラマ。貧しい暮らしを強いられながらも、心から愛する人と一緒に歩むことを決意した2人の侍の生きざまに迫る。主演は、『出口のない海』の市川海老蔵と『ディア・ドクター』の瑛太。『愛のむきだし』の満島ひかり、『十三人の刺客』で三池監督とタッグを組んだ役所広司が脇を固める。純粋な願いのために武家社会に対して立ち向かった侍たちの行く末から目が離せない。
1962年製作、仲代達矢主演、「切腹」のリメイク作品です。
原作品は観ていませんが、素のままの観賞です。
凄く理解に苦しむ作品でした。
両者の言い分をどう?感じるか?どう?判断するか?
で、賛否が分かれる作品かもしれません。
武士らしく武士として振る舞うものという井伊家江戸家老・・・
武士らしく振舞いながら人としての情けを持ち出す主人公・・・
軍配はどうでしょう???
take1的には井伊家かな・・・。
家老は家の体面を重んじながら自身でできる事のすべてを成していた点で理解できました。
正直、
「それを言ったら武士ではない」
そのセリフを言い切る主人公に違和感がぬぐえず感情移入できないで見終えてしまった。
そんな中で海老蔵の演技力と存在感、眼力の凄さやラストの殺陣はさすがだと思いましたが、シワ一つない顔で、苦労に苦労を重ねた50過ぎの貧しい武士という設定には正直無理があると感じました。
最後、竹の刀で真剣を持った侍を何十人と斬り合うなんて、マンガみたいな設定で、クライマックスとして理解に苦しむ展開でした。
竹の刃での切腹シーンは凄く残酷すぎて観ていても痛かった。。。
う?ん痛すぎる・・・・
ブリッツ
http://blitz-movie.jp/
『トランスポーター』『アドレナリン』シリーズなどで人気のアクションスター、ジェイソン・ステイサムが母国イギリスで主演を務めたクライム・サスペンス。彼が演じる正義感の強い荒くれ刑事が、警官ばかりを狙う愉快犯を相手にロンドン市内を奔走する。脚本は、『月に囚われた男』のネイサン・パーカー。共演には『シンデレラマン』のパディ・コンシダイン、テレビドラマ「THE WIRE/ザ・ワイヤー」シリーズのアイダン・ギレンら実力派が名を連ねる。
ジェイソン、久々のイギリス映画ということでかなり期待しましたが、ハズレました。。。(笑)
ステイサムの暴力刑事っぷりと、切れ味抜群の爽快アクションを期待したら駄目でしたね。これは警察ステイサムと犯人ブリッツくんとの鬼ごっこサスペンス劇です。
テンポが早かったのでまだまだ退屈はしませんでしが、ストーリーはかなり?適当でごちゃごちゃです。
ジェイソン演じるブラントやサイコ殺人野郎ワイスはもちろん、登場人物たちのキャラはきちんと成り立っているし、ジェイソンのブラックアウト病とかいう思わせぶりな設定も沢山あるのに、それぞれ全くバラバラで絡み合わなかった感じです。
はい、見事なまでに、バラバラです。(笑)
もう少しストーリーに捻りを加えて欲しかったな。。。。
今回のジェイソン。。。残念です。
情に厚くて義理堅いところもあるけど、それ以上に、あまりにも意味なく暴力的すぎてお腹一杯。。。
「そりゃあ、逆恨みも買うだろうよ」と呆気にとられます。タダ酒をせしめちゃうシーンも意味なくセコくて残念。
まあ、最近似たようなアクションものがやたら多かった感じもするので、チョット違うジェイソンという意味で捕らえる努力をすれば「アリ」かもしれません。
イギリス映画という事で笑うポイントが違ったり、熱さじゃなくクールさを出したりと違和感があったのも事実ですが、take1的には何とも残念な作品です。
キャプテン・アメリカ ザ・ファースト・アベンジャー
http://www.captain-america.jp/
『ウルフマン』のジョー・ジョンストンが監督を務め、伝説のアメコミヒーローを実写化したアクション大作。軍の秘密実験で超人兵器となった「キャプテン・アメリカ」が、祖国のために敵に立ち向かっていくさまを描き切る。スーパーヒーローを演じるのは、『PUSH 光と闇の能力者』のクリス・エヴァンス。軍の上官役に、『ハリソン・フォード 逃亡者』などの名優トミー・リー・ジョーンズがあたる。宿敵のレッド・スカルとの壮絶なバトルが観る者を引き付ける。
マーベルシリーズなので確実に観に行くでしょう。(笑)
気持ちいい位に真っ直ぐなキャラの主人公。。。。
最近の流行は主人公に何かしらの負の部分やいけない破天荒な部分があってその葛藤や仲間との揉め事が結構描かれる事が多いのですが?このキャプテン・アメリカは全く違いました。
昔ながらのヒーローらしく完全無欠のヒーロー。
身体が貧弱で女性にも奥手な男が一日にして頑丈なアメリカ中から愛されるヒーローへと変貌を遂げるという展開が爽快なくらい愉快です。
とにかく純粋なヒーローで、戦争で人を殺すのではなく仲間を助けることで活躍しますし、とにかく直向で、真っ直ぐです。
まさにアメリカらしいアメリカが生んだヒーロー。
アメリカンヒーローの原点なんじゃないかな?それでいて最新技術のアクションシーン盛り沢山の作品です。
話の方はあまり期待していなかったのですが、結構良かったと思います。
後に派生していくマーベル・ヒーロー集結の夢のような作品「アベンジャーズ」へ繋がるストーリーで、本編でも
ハルク(血清人体実験)
アイアンマン(トニー・スタークの父)
マイティー・ソー(コズミック・キューブ)
としっかりリンクネタ満載で、かなり面白い作風になっています。
結構単純な話で気楽に見られますのでひとつひとつの場面でその映像や他作の関連など十分に楽しめます。良くも悪くもマーベルコミックシリーズでありアベンジャーズへの繋ぎの映画だと思います。
アイアンマン、ハルク、ソー、そしてこのキャプテン・アメリカ。
これでついにアベンジャーズ揃い踏み。
マーベル・コミックのヒーロー大集合映画「アベンジャーズ」来年の公開が楽しみですね。
猿の惑星:創世記(ジェネシス)
http://www.foxmovies.jp/saruwaku/
人間が高度な知能を持つ猿に支配される前代未聞の世界観と、衝撃的なラストシーンで話題となった『猿の惑星』の前日譚(たん)をひもとく話題作。現代のサンフランシスコを舞台に、1匹の猿の突然変異的な進化と自由を求める戦いが人類にとって脅威になっていく様が描かれる。『127時間』のジェームズ・フランコ、『スラムドッグ$ミリオネア』のフリーダ・ピントらが出演。『アバター』のWETAデジタルによる革新的なCGIにも注目。
1968年。。。。take1が生まれた年に「猿の惑星」という作品が製作されました。
主演でテイラー役のチャールトン・ヘストンが叫ぶ驚愕のラストが凄い印象的な作品です。
またコーネリアスとジーラというキャラもいまだに覚えています。最初に観た時は正直怖かったです。
でも、設定のオリジナリティーとユニークな発想、そしてショッキングなラスト・シーンで大ヒットしました。
その「猿の惑星」から43年の時を経て全く違う設定で作られた作品です。
やっぱ現代の映像技術って凄い。。。CGの猿が凄いリアルです。
途中からもう人間の表情にしか見えなくなってくると言っても過言じゃないでしょう。(笑)
猿のリアルな映像だけでもある意味素晴らしい作品かもしれません。
初代作品からの当たり前である猿が普通に喋るという設定は今回は封印してあくまでも人間現代社会での猿としてのリアルな進化を描いているとこは凄く新鮮でした。
そんな意味で言うと、猿が、シーザーが人間の言葉を喋った瞬間の驚きは初代作品の人間であるテイラーが喋ってコーネリアスとジーラが驚くとこにリンクしてしまい思わず嬉しくなってしまいました。
でも、正直ラストが残念。結局そんな終わり方なの????
出来ればもう少し捻ってたラストにして欲しかったです。
前半から中盤の出来が良かっただけに、後半に対する期待に対する内容と出来が失速でした。
この先、続くのでしょうか?
もっともっと進化したシーザーが登場するかもしれません。
ファイナル・デッドブリッジ
http://wwws.warnerbros.co.jp/finaldestination5/index.html
決して逃れることのできない死の運命に取り付かれた若者たちの恐怖を、衝撃的なシーンをふんだんに盛り込みながら描く大ヒットシリーズの第5弾。監督は、『アバター』『タイタニック』の製作に携わったスティーヴン・クエイル。『俺たちチアリーダー!』のニコラス・ダゴスト、『フローズン』のエマ・ベルら、注目の若手スターが多数出演。シリーズを追うごとに迫力の増すアクションシーンと、さらなる進化を遂げた驚がくの映像の数々に注目
take1が個人的に大好きな「ファイナル・ディスティネーション」シリーズの第五弾作品で、シリーズ全作観ています。
世間的には大変不謹慎な娯楽作品というイメージかもしれません。
この作品こそ、絶対3Dで観るべきでしょう。
イロイロ???飛びまくり、飛び散りまくり、突き刺しまくる。
奥行きがあって3Dが凄く有効に使われていると感じました。
いつもいつも毎回、シュチエーションが違うだけで、同じ流れなんですが、オープニングの大惨事と主人公の予知夢が楽しみの一つです。
ストーリーの展開と結末がわかっているので、上映中どういう有り得ないデッドをしていくのか?take1の想像を覆す、想像を超える映像が醍醐味の一つです。
今回面白かったのは、ラストのエンディング。
いつもと同じ流れではありますが、シリーズを観ている常連にとっては凄く印象的な秀逸なラストになっています。
噂では、最終作品との声も。。。。
でも、個人的に寅さんみたく、毎年1本作って上映して欲しいですね。
レジェンド・オブ・フィスト/怒りの鉄拳
http://www.ikarinotekken.com/
『ドラゴン怒りの鉄拳』でブルース・リーが演じ、これまで何度も映画化、ドラマ化されてきたヒーロー、チェン・ジェンが祖国を守るために戦うカンフー・アクション。『インファナル・アフェア』シリーズのアンドリュー・ラウが監督を務め、主演のドニー・イェンがアクション監督もこなす。共演には『百年恋歌』のスー・チー、『頭文字[イニシャル]D THE MOVIE』のアンソニー・ウォンとショーン・ユーらがそろい、EXILEのAKIRAがドニー・イェンと見事な格闘シーンを披露している。
最近、take1はドニー・イェンに嵌っているのかもしれません。
まあ、純粋にカンフー映画が好きだからかな?
ブルース・リー
ジェット・リー(リー・リン・チェイ)
そしてドニー・イェン。
カンフー映画の流れをずっと観賞してきたtake1にとっては、押えておくべき作品です。
カンフー映画が好きな人なら、主人公(チェン・ジェン)の名を聞いただけでイメージ出来るんじゃないかな?
チェン・ジェンは、ブルース・リーが『ドラゴン怒りの鉄拳』で演じたキャラのことで、香港映画の生んだ最大のヒーローといってもいいでしょう。
香港では大人気キャラで、過去、多くの映画やTVドラマで彼を主人公にした作品が繰り返し作られてきました。
で、今回ドニーが出演した作品は今までのチェン・ジェン物とは違い、何か?ハリウッド作品アメリカンコミック映画のような感じがします。
というのは、ストーリーの上で、ドニーは「仮面の戦士」と言う名前の正義の味方で、悪しき日本軍と闘うのですが、この出で立ちが、殆ど『グリーン・ホーネット』のミスター.カトーそのものって感じ(笑)。
これは、もうアメリカンコミックの要素満載で、マーベルコミックギャグなんじゃないかな?
アクション監督を兼任したドニーのアクションは、相変わらずナルシストっぷり全開で気持ちいい。
特にtake1が興奮したシーンはやっぱラストの激闘シーン。白の詰襟カンフー胴着に身を包んで単身悪しき日本人道場へ乗り込んだドニーが、『ドラゴン怒りの鉄拳』のブルース・リーを彷彿とさせるアクションを披露しています。ここは完全にブルースへの憧れと尊敬が混じったオマージュ的なパクリといっていいでしょう。
絶対に追いつけないであろうブルース・リーの背中を追い求めるドニーの気持ちが伝わってくる熱いアクション演武でした。
個人的に残念だったのは、自他共に認める懐かしの和製ドラゴン・倉田保昭との闘いが描かれなかったことです。
フラッシュバックで、一瞬の登場は凄く残念。どうせならたっぷり激闘を描いて欲しかったですね。
反日的な部分が大部分描かれた日本人にとって、なかなか難しい歴史的な背景がある作品ですが、
ドニーファン
カンフー映画ファン
そして単純な娯楽アクションとして観れば凄く痛快な作品です。
追伸。。。。
ヒロインのキキを演じたスーチー、相変わらずキュート。
はやぶさ/HAYABUSA
http://movies.foxjapan.com/hayabusa/index.html
2003年に飛び立ち、小惑星のイトカワからサンプルの採取に成功した小惑星探査機「はやぶさ」の挑戦を描いた壮大なドラマ。7年に及ぶプロジェクトの中で、装置の故障や燃料漏れなどの危機を乗り越え、宇宙科学研究所(JAXA)のスタッフが偉業を成し遂げる姿を描く。若い研究生を演じるのは、『いま、会いにゆきます』の竹内結子。彼女をスカウトする上司を、『釣りバカ日誌』シリーズの西田敏行が演じる。監督は、『20世紀少年』シリーズの堤幸彦。幾多の困難を乗り越え、世界初の偉業を成し遂げた「はやぶさ」とJAXAの物語に、胸が熱くなる。
今年6月に公開されたフルCGドキュメンタリー作品
『はやぶさ HAYABUSA BACK TO THE EARTH』
http://take-1.sakura.ne.jp/modules/masternews/index.php?page=article&storyid=627
では、小惑星探査機・はやぶさの偉業を、人物はいっさい無し、CGで描かれた星々とはやぶさの姿のみ。はやぶさ自身の宇宙での過程でを描いていましたが、今回は、はやぶさに携わる人、スタッフにスポットを当てた作品になっています。
まあ、ストーリー性や描き方がどうであってもはやぶさの偉業に感動しているtake1は外せない作品でした。
凄い豪華俳優陣のオンパレードで、主演陣から脇役に至るまで、いい味出しています。
佐野史郎の川渕リーダーはかなりリアルに似あってたと思うし、スタッフ衣装もかなり忠実だったんじゃないかな?素晴らしいと思いました。
何度どんな場面で観ても分離して大気圏突入する場面はやはり泣けてしまいました。
でも。。。。。
映画作品として観るならストーリー構成とエピソードがなんかダラダラで中だるみを感じました。
これは、子供にはチョットきつくダレてしまうんじゃないかと思います。
take1ははやぶさネタだから耐えれた時間だったかもしれません。
テーマ的には、好きじゃないと響かないし構成上地味になるのは仕方ないとは思いますが?よくよく考えると映画よりTVドキュメンタリーの方がやっぱいいんじゃないかと思ってしまいます。(笑)
でも、この後まだまだ続くであろうはやぶさ作品、映画的演出をどう?仕上てくるのか?解りませんが?確実に観に行ってしまうんだろうな(笑)
サンクタム3D
http://sanctum-movie.jp/
『アバター』で映画界を新たなるステージへと導いたジェームズ・キャメロンが製作総指揮を務めるアドベンチャームービー。洞くつの中で展開される脱出劇が、キャメロン自らが改良したフュージョン・カメラ・システムによって臨場感たっぷりに描かれていく。監督は、『男たちの戦場』のアリスター・グリアソン。激流に押しつぶされる感覚や洞くつの天井に圧迫される感覚など、迫力と臨場感あふれる映像体験が楽しめる。
昔、むかし。。。。
take1が小学校だった頃、「水曜スペシャル」というTV朝日系列の番組がありました。
その中で、「川口浩探検隊シリーズ」という大好きなシリーズがありました。
世界各地の秘境や洞窟を探検したり、人類未発見の生物を探すという番組です。
そんな「川口浩探検隊シリーズ」の影響なのか?洞窟映画は大好きです。
宣伝では、驚異の3D映像とジェームズ・キャメロン総指揮という触れ込みがメインですが?洞窟探検作品という事で無条件に観賞です。
正直。。。。。アバター』のような大スペクタクル映画ではありません。
リアル3Dを体験せよというキャッチフレーズは残念。。。。
空間を縦横無尽にまたぐような作品ではなかったので、あんまり3Dの映像に迫力を感じなかったというか?とりわけ3Dである必然性は感じませんでした。
なんか?映像が凄く綺麗すぎて、洞窟のなかは全部スタジオなんじゃないかな?って感じです。
脚本もプロの冒険家とプロのスタッフなのに、何故、こんなに集団行動が苦手なんでしょう?。。。解らん。
事前に大きなサイクロンが来ると解っているのに、うまく行動出来ないのは解らん。
そしてキャラクターが薄いのかな?パニックになっても登場人物にあんまり入り込めなかったというか?人物に感情移入が出来ないのは凄く残念。。。
そんな洞窟映画ですが?
この作品は、内容としてはスペクタクル作品というカテゴリー以上に、主人公ジョシュの精神的、人間的な成長過程を描いたヒューマンな部分が大きい作品かもしれません。
過酷な自然の猛威の前に、次々と洞窟の犠牲になってゆく人間達。その内容自体は、パニックスペクタクル映画につきもののストーリーですが、最後にジョシュが、父親のフランクへ「人間としての尊厳」のために父の「死」に手を貸す行為が、ジョシュの大人への成長過程を描いていると思いました。
もしかしたら?これがこの作品の本当のテーマなんじゃないかな?
スリーデイズ
http://threedays.gaga.ne.jp/
無実の罪で投獄された妻を救うため決死の行動に出た男の姿を描く『すべて彼女のために』を、『クラッシュ』『告発のとき』のポール・ハギス監督がリメイクしたサスペンス・アクション。愛する妻と幸せだった家族を取り戻すため、命懸けの脱獄計画に挑む主人公を、ラッセル・クロウが熱演する。『ブッシュ』のエリザベス・バンクス、『96時間』のリーアム・ニーソンが共演。限られた時間の中で、警察の追及をかわしながら展開する逃走劇の行方から目が離せない。
脱出逃亡作品はかなり好きです。でも、その人物はプロでもなく全くの素人の大学の教授。。。。
クライマックスは想像を裏切られた形というか?
take1の予想どおりでは無かったです。ある意味有り得ん(笑)
でも、ラッセル・クロウという俳優が大好きなのか?安心して観れる作品だったのかもしれません。
兎に角凄く展開が速い。
結構長い作品でしたが?緊張感を持ったままあっという間に時間が過ぎてしまう感じでした。
ラッセルクロウの演技が定番なくらい渋い、渋すぎる。
全く予測がつかない展開の中、周りのだれが何と言おうとも妻を信じるラッセルの姿が痛々しくどんな展開でどんな行動を取るのか?凄く自分の予想と戦いながらうなりながらのの2時間でした。
主人公の立場からだと普通なら真実を証明するヒューマンサスペンスに仕上がる話になりそうなのに、犯罪を犯してまでの行動とどんでん返しの連続が凄く飽きさせない仕上がりです。
見る価値ありの作品です。
アジョシ
http://ajussi2011.jp/pc/
2010年に韓国で公開され、その年のナンバーワンヒット作となり、韓国のアカデミー賞ともいうべき大鐘賞で主演男優賞を受賞したほか、計8部門にノミネートされたアクションムービー。心に闇を抱えながら生きる男と、彼と心を通わせる少女のドラマが展開する。主演は『母なる証明』のウォンビン。『冬の小鳥』で絶賛された子役キム・セロンが少女を演じる。ウォンビンが鍛え上げられた肉体で披露する本格アクションも見どころだ。
「アジョシ」 予告編
相変わらず韓流の日本ですね。
K?ポップといい、韓国ドラマといい、そして映画までも凄い。
韓国映画恐るべし。。。です。
『シュリ』
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%83%AA
を観た時のような衝撃と面白さです。
もしかしたら?今年一番の奮える衝撃的な感動作かもしれません。
最高にエキサイティングで、そして泣ける、感動する・・・そんな作品です。
有り得ないシーンや突っ込みどころも確かにあります。
でもそれを差し引いても面白い作品です。
とにかくウォンビンがヤバイくらいにカッコイイ!
反則なくらいにクールで格好いい。
他人を拒絶するような悲しい目をした寡黙な主人公を完璧にクールに格好よく
演じるウォンビンに注目です。
クライマックスの敵のアジトに乗り込むシーンはとにかく圧巻。
格闘アクションシーンでは、骨がぶつかり関節がきしみナイフが肉を抉ります。プロの殺し屋同士の洗練された無駄の無い素早い攻撃と防御の応酬は一瞬の瞬きもできない最高の緊張感に溢れています。
少女のソミを救う為に質屋の顔から特殊部隊の顔に戻る場面では、鍛え抜かれた完璧な肉体美も披露しています。
「天は二物を与えず」と言う諺がありますが?
彼には二物どころか?三物も四物も与えています。(笑)
また、キム・セロン演じるソミの健気さにも泣かされました。不幸な少女役を見事なまでに完璧に演じる彼女は天才ですね。
演出もストーリーも文句なしに最高。
兎に角理屈抜きで お薦め作品です。
レイン・オブ・アサシン
http://reignofassassins.blog.fc2.com/
大ヒットを記録した『レッド・クリフ』シリーズのジョン・ウー監督が放つ武侠アクション大作。明朝期の中国を背景に、武術界の究極の奥義をめぐって最強の刺客たちが繰り広げる愛と闘いのドラマを描く。孤高の女刺客には『グリーン・デスティニー』のミシェル・ヨー、相手役に『グッド・バッド・ウィアード』のチョン・ウソンがふんする。共演には『孫文の義士団』のワン・シュエチー、『インファナル・アフェア』シリーズのショーン・ユーらアジアの実力派がそろう。
『レイン・オブ・アサシン』予告編
007/トゥモロー・ネバー・ダイ(1997年作品) でジェームズ・ボンド役のピアース・ブロスナンと共演したウェイ・リン役のミシェル・ヨー。。。。この作品で一気に彼女に惹かれました。
そんなミシェル・ヨーの気品溢れる美しさに惹かれて観に行きました。
個人的にも紀元前の中国という時代のアクション映画はコテコテのお約束シーン満載で、解ってはいるんですが、大好きです。
ワイヤーアクションバリバリで武術シーンも満載。流石ジョン・ウーって感じです。
でもこの作品はそれだけじゃなく全体を構成しているヒューマンドラマチックなストーリーが秀逸です。
手に入れた者は武術界の覇権を握るといわれる達磨大師の遺体を巡り、個性豊かな登場人物たちの激闘も見どころの一つだとは思いますが、やっぱりここはミシェル・ヨー演じる曽静とチョン・ウソン演じる阿生の恋愛人間ドラマがかなり見所です。
そして最後には結構などんでん返しが。。。。
B級作品なのに大満足の一本です。
ライフ ―いのちをつなぐ物語―
超ハイスピードカメラを駆使して撮影された、地球に生を受けたさまざまな動物たちの生きざまに迫る驚異のドキュメンタリー。アザラシやチーターなどの動物をはじめ、ハネジネズミやカイツブリなどの珍しい生き物たちが必死に知恵を絞って命をつなぐ姿を追い掛ける。イギリスのBBCが製作を担当し、日本版ナレーションを松本幸四郎と松たか子が務める。地球に暮らす生き物たちの、美しく勇壮な世界初の映像に目を見張る。
子供の頃から理由無くこういう動物系のドキュメンタリーは大好きなtake1。
だからこう言う系の映画はほとんど観ています。
ディープブルー
アース
オーシャンズ
そしてライフ
毎回毎回思うのですが?
どうやって撮影してるんだろう????
凄く綺麗な画像でスーパースローの映像には鳥肌モノです。
ウェッデルアザラシを氷の海の中から映し、ハキリアリを至近距離から映した映像
トカゲから逃げるハネジネズミのジャンプを下から映した映像
ヒゲワシが落とした亀を追いかけた映像
オリオフリネラが崖から落ちる途中や落下地点、チリクワガタが落ちる瞬間を上からや落下地点を撮影した映像
オリオフリネラが崖から落ちる途中や落下地点、チリクワガタが落ちる瞬間を上からや落下地点を撮影した映像
兎に角凄い脅威の映像に驚きと感動です。
きっとたくさんカメラを仕掛け、ものすごい労力が必要だったと思います。
美しい景色と動物達の生きるための行為。。。。
オタマジャクシを木の上の水溜りに運ぶイチゴヤドクガエル。
卵を産み子供を守って死んでいくミズダコなどの母親愛。
『生きる』ということ、考えさせられます
生命の神秘に驚かされます。
この愛のために撃て
http://konoai-ute.com/
長編デビュー作『すべて彼女のために』で注目を集めたフランスの俊英、フレッド・カヴァイエ監督によるサスペンス・アクション。誘拐された妊娠中の妻を救うため、犯人からの要求に従ううちに警察からも追われ、孤立無援の状態で奔走する男の姿をスリリングに描く。『アデル/ファラオと復活の秘薬』のジル・ルルーシュを主演に、『デイズ・オブ・グローリー』のロシュディ・ゼム、ベテランのジェラール・ランヴァンらが共演。地下鉄構内や警察署内で展開する追跡シーンは圧巻。
『この愛のために撃て』予告編
予想を遥かに超えて凄く面白かったです。満足。
しかもあっという間に終わってしまいました。
とにかく、85分間ずっと緊張しっぱなし。85分と短い作品なのに、スリリングでスピード感があるので、本当にあっという間でした。
どこにでもいそうな幸せな夫婦。そこに、妻が突然の誘拐。
話はいたってシンプルで、平凡な男が、突然誘拐された愛する妻を救うために
命を懸けてたたかうサスペンスアクションです。
あまりにもいきなりの展開でそこから一気に一気に終盤まで映画の中に引っ張り込まれなす。次はどうなる?どうなっちゃうの?!?っていう感じで全く飽きさせないテンポの良さと継続する緊張感がとてもいいです。
この手の映画って途中で中緩みがある時が常ですが?この作品はそんなことは皆無です。
アクション
サスペンス
お涙、感動。。。
すべてが詰まった無駄が無い作品でお薦めです。
メカニック
http://mechanic-movie.jp/
チャールズ・ブロンソンが主演を務めたクライム・サスペンス作品を基に、『トゥームレイダー』のサイモン・ウェスト監督がメガホンを取ったアクションムービー。完ぺきな仕事ぶりから“メカニック”と呼ばれるすご腕の殺し屋と、後継者として育て上げた若者の非情な運命を描く。『トランスポーター』シリーズのジェイソン・ステイサムを主演に、『X-MEN:ファイナル ディシジョン』のベン・フォスター、ベテランのドナルド・サザーランドが共演。ハードなスタントにも体当たりで挑んだジェイソンのアクションシーンは迫力満点。
「う〜ん、マンダム」で御馴染みのチャールズ・ブロンソンが主演した「メカニック」。そのB級リメイク作品として、ジェイソン・ステイサム主演として映画化。
任務を受けて依頼人を調べ尽くし暗殺までを実行。それが通称メカニックと呼ばれる仕事。
のはずですが。。。。
メカニックと呼ばれる割にはなんて雑な仕事ぶりなんでしょう。
大好きなジェイソン主演ではありますが。。。。。この作品かなり突っ込みどころ満載です。
オープニングの麻薬王の殺害シーンも、進入経路の詳細なシーンが無く、どうやってプールに忍び込んだのか?疑問です。(笑)
また、殺害後どうやってプールから脱出したのか?疑問です。(笑)
シーンの切り替えのお陰で肝心な部分は見せようとしないのはズルイ。
敷地から脱出してタイミング合わせて橋から飛び降り舟に乗るのも何か?スマートじゃなくかなり雑な感じに思えます。
さらに、新しく出来た相棒が、初仕事でターゲットをかなり苦労して家をめちゃくちゃにしながら強引に殺し仕事を終えても、怒るどころか、「手際が悪い」と呟くのみ。。。
もう、挙げればキリがない程仕事が雑で強引な殺し屋です。
まあ、オリジナルもそうですが、多くを求めると肩透かしを食らうので、この作品はあくまでもB級映画と割り切って、ステイサムの強引雑なアクションを楽しめる人になりきる事が楽しめる要素かもしれません。
「メカニック」という言葉とイメージに期待せず、実際行われる強引雑な仕事のギャップを受け入れて、いい味が出ているはまり役の配役を楽しみましょう。
復讐捜査線
http://fukushuu-movie.com/
『アポカリプト』などで監督業に励んできたメル・ギブソンが、『サイン』以来およそ9年ぶりに主演を果たしたアクション・サスペンス。娘を殺された父親が、強大な組織に果敢に挑む執念を映し出す。1985年製作のイギリスのテレビドラマ「刑事ロニー・クレイブン」を、同シリーズを手掛けたマーティン・キャンベル監督が自らの手でリメイク。スリリングな展開と共に、復讐(ふくしゅう)の鬼と化した父親を演じるメルの危機迫る姿が目に焼き付く。
take1の中で「メル・ギブソン」と言えば、文句なしに
「マッド・マックス」シリーズ
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%83%83%E3%83%89%E3%83%9E%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9
のメル・ギブソンです。
世間では「リーサル・ウエポン」シリーズの印象の方が強いか????
take1が小学6年生の時。。。マッドマックスを観てメル・ギブソンのカッコよさに惚れてしまいそこから一気に大ファンになりました。
そんなメル・ギブソンの『サイン』以来およそ9年ぶりの主演作品。。。。
まあ、彼の代表作ではありませんが。。。。
思えば、この「サイン」がもの凄く酷かった作品ですね。メルのフアンだけに非常に残念。。。。
それが、彼から「主演」の座を根こそぎ奪ったとしても、不思議ではない程に…
ただ・・・その他。。。
スクリーンでメルを見かけなくなった事情は、私生活の方にもあった様な気が?。。。。
最近のテレビ番組で、メルのDVぶりを知ってしまったのですが、あまりの真実にファンとしてかなり衝撃的で残念でした。
自分の子供を抱いている内縁の妻に対し前歯が欠けるほどの暴力を振るうって・・・???どうよ?(怒)
そんな人間が、今回のストーリーである自分の娘を殺され、復讐に走る刑事を演じても、説得力がない感じでした。
証拠の録音テープにより、親権はおろか既に、決定していた主演映画も降ろされたらしいので残念な予感がしますが?
もしかしたら?この作品がメル主演の見納めになったりするんじゃないかな?
純粋に作品について。。。。
正直まず気になったのが邦題です。
タイトルがいかにもB級って感じで昭和的です。
でも、原題は「Edge of Darkness」
英語の苦手なtake1が訳すと「闇の果て」とでもいえようか?。(汗。。。)
うん、これでは解らないですね。ある意味親切な邦題だったのかもしれません。(笑)
メル・ギブソンの刑事ものといえば「リーサル・ウエポン」tってイメージですが、これはその晩年版ともいえそうな雰囲気が伝わってきます。
風貌はシワの増えたオデコと「刑事コロンボ」をも思い起こさせ、捜査方法もかなり地道。
娘が殺されてからずっと途中までまったくナゾで物語が進むから、何かかウラで巨大な陰謀がありそうとお約束に想像出来てしまいます。
上司もなにか怪しげで、御馴染みの警察の腐敗があるのか?と思ってしまいますが?意外にも政府の陰謀へと話がかなりデカクなってきます。
そんなデカイ相手に果たして一介の老一刑事が相手になるのでしょうか?
と、後半に繋がってきます。
「リーサル・ウエポン」ならいきなり派手にドンパチですが、この映画は復讐の念を静かに燃やしながら捜査する主人公がいい味を出してます。
やっぱ、何やかんやあってもメルの演技はいい。かなり歳食った感じだが、それだけに無駄のない動きが説得力を持ってます。
そしてじわじわ真相に向っていきます。
ちなみに、母親不在の説明は、一切ストーリーに無かった様な気がするけれど?父と娘の絆をより強く感じさせる為には、少々は説明が必要だったのでは?と思ってしまいました。
勝手に先に亡くなっているって事でいいのかな?
それとも??DVが原因で出て行ったのかな?(皮肉。。)
捜査が進むにつれついに真相にたどり着く過程で放射能の恐怖まで出てきます。いまの日本の状況とも相まって、かなりショッキングなシーンさえあります。昨年ならぜんぜんフィクションになるけど、今現在の現実の日本ではリアルです。
知らない間に、牛乳に放射性物質を混ぜられ…っていうエピソードが、もしかしたら?この時期だからこそ、上映館を少なくさせた要因なのかもしれないと想像してしまいます。
でも、正直B級で小粒な作品ですが、なかなか印象に残る秀作です。
メルが10年近く映画界から干されていたとはいえ、やっぱりスターの貫禄は十分です。年食ったけど、まだまだ存在感があり、こういうキャラを活かさないのは映画界の損失といえますね。
今回でスクリーンからお別れにならない事を祈ります。
次回作でメルに会える事を願って。。。。
トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン 3D
http://www.tf3-movie.jp/
あらゆるテクノロジー機器にトランスフォーム(変身)する金属生命体と人類の攻防戦を、スティーヴン・スピルバーグ製作総指揮、マイケル・ベイ監督のタッグで描くSFアクション超大作のシリーズ第3弾。最終章となる本作では、物語の主戦場を宇宙まで広げ、トランスフォーマーたちによる地球侵略を圧倒的なスケールで活写。社会人になった主人公をシャイア・ラブーフが熱演するほか、シリーズ初のフル3Dによる映像世界も見ものだ。
個人的に大好きなシリーズ作品です。
前作も最高でした。
トランスフォーマー/リベンジ
http://take-1.sakura.ne.jp/modules/masternews/index.php?page=article&storyid=40
シリーズ3作目にしてついに完結編の本作。
シリーズ初の3D作品です。
一言。。。圧巻
この一言に尽きますね。それ以外に何も言えません。
素晴らしい。。。すべてに度肝を抜かれます!!
3D映画のパイオニア的存在のジェームズ・キャメロンも絶賛しただけあり、
兎に角観るべき作品です。
正直、未だに古い人間のせいか?3D作品はあんまり好きではないのですが?この作品だけは全くの別モノ。3Dの醍醐味である迫力ある映像と臨場感が半端ないです。これはもう体で体感する感じる作品です。
もうこれだけ迫力ある映像だと物語はどうでもいいって感じ。
シリーズを通して付き合ってきた愛すべきキャラと主人公サムの友情をメインに地球をディセプティコンからオプティマス率いるオートボットが守るのなら後は迫力ある映像を楽しむのみです。
take1が個人的に大好きなキャラ:バンブルビーのサムを守る活躍も見逃せません。
そんな大好きなシリーズがついに完結。。。。
正直、彼らの戦いは終わってほしくないという気持ちが凄くあります。
マイケル・ベイのこの先のファンの要望と思いに期待したいですね。
地球の存亡をかけた決死の戦いを描いたこの作品。。。DVDなどとは言わず
迫力ある圧巻の映像を絶対劇場スクリーンでご堪能して欲しいですね。
マイティ・ソー
http://www.mighty-thor.jp/
『スパイダーマン』などでおなじみのマーベルコミックの中でも、特に人気の高いヒーローの一人、マイティ・ソーが活躍するアクション大作。地球に追放された神の世界の最強戦士ソーが、巨悪の敵に立ち向かう。監督は『ヘンリー五世』のケネス・ブラナー。主演は『スター・トレック』のクリス・ヘムズワース。ソーをサポートする“ウォリアー・スリー”のホーガン役で浅野忠信が出演する。スリリングな戦いの行方と、迫力のアクション映像に注目。
昔人間なにか?順応性が無いのか?やっぱ昔からの映画スクリーンが好きなのか?変化を嫌う古いタイプなのか?今一?3Dに慣れないtake1です。
絶対に3Dしかないのなら諦めがつきましたが?2Dもあったので、あえて2D作品で観賞です。
全くの予備知識無しで望み、正直期待はしていませんでしたが?期待を遥かに超えた面白さに個人的には満足な作品です。
「あれ?今日の映画?スクリーン間違い?」って感るようないきなり期待を裏切るような斬新なオープニング。。。
そこから一気に神々と古代地球文明との関係を説明するシーンへ。。。。
この映画は、北ヨーロッパに紀元前の古から伝わる北欧神話を題材にした映画ですが。。。この神の存在と神の国の表現、そして、神の国と人間、その他種族との関係。。。等が 実に観念的に表現されてはいますが?それがどっか現代風の科学的に、うまく描かれていたと感じました。
印象に残った部分は結構多い。
まずは北欧神話の人間味豊かな身近な表現での神々の描き方や活躍、そしてそれぞれの神の意見と考え・・・
そして、地球上の現代社会でのリアリティある描写とそこに突然異物のように現れたソーの存在。
神であるソーと、地球人で科学者であるジェーンとのラブロマンス。
ある意味軽いというか?軽快な感じ。。。
大味になりやすいB級テイスト満載なんだけど?この作品はそうはならない重厚感があると思います。
二つの世界。。。
神の国とそこで起こる出来事の描写と、現代の地球というミスマッチが最高。
地球でのリアリティある展開や演出と神々の観念的な世界と存在感とが、見事にミスマッチしていて面白い。。。でもそこに大きな違和感を感じさせないのが不思議に凄い。
そしてもうひとつの印象は。。。
主人公であるソーの、王になるべく考え方の成長していく変化の過程・・・・
完全なる力の象徴としての神としてのパワーを発揮するハンマーを引きはがされて人間界では、普通の一人の人間にされたソーが、腕力的に無力の中、そして父親や兄弟の状況に対して、徐々に考え方がどう変化していくのか?といった、成長物語となっているところに面白さを感じました。
こんなところが凄く見どころ満載です。
余談。。。。。
ソーとの関係を絡ませる上で、「宇宙人モノ」に案外頻繁に登場するような黒服・黒い車で現れあっという間に自体を闇に伏せてしまう政府の特務機関の表現はもうどんな映画にしても定番になりつつあるんじゃないかな?(笑)
最近ブラックスワンを観たばかりのtake1ですが?
ナタリー・ポートマンはやっぱ綺麗。演技力、ルックス全てに華がありますね。
スクリーンに見とれていたtake1でした(笑)