アメイジング・スパイダーマン
http://www.amazing-spiderman.jp/
アメコミ発の人気シリーズを、キャストとスタッフを一新してリブートするアクション超大作。主人公ピーター・パーカーを、『ソーシャル・ネットワーク』のアンドリュー・ガーフィールドが演じ、監督には『(500)日のサマー』のマーク・ウェブを抜てき。『ゾンビランド』のエマ・ストーンがヒロインとして出演するほか、マーティン・シーン、キャンベル・スコットらが共演。前シリーズの世界観を踏襲しつつも、アクションのさらなるパワーアップにも期待。
サム・ライミ監督とトビー・マグワイアコンビの大ヒットシリーズのスパイダーマンからすべてが一新した実写版です。
大好きな作品なので、まずは賛否抜きにして観賞。。。
はい、まさにアメイジング。タイトルに偽りなしの面白さです。
take1のアメイジングは、サム・ライミが描いた1作目のスパーダーマンの脚本に沿った感じなんですが?全然それを感じさせない面白さがありました。
それも2002年というたった10年前の映画のやり直しなのに凄く面白いのがアメイジング(驚異)です。
そして、上映時間136分という長さを全く感じさせない作品でもあります。
take1は2Dで観ましたが、この映画は確かにスパーダーマンと同じ目線で描かれる映像やCGたっぷりのスパーダーマンの活躍を期待させるイメージが強いですが、実はそれ以上に過酷な運命に翻弄され、特別な力を手にしてしまった主人公の少年を徹底して描いた部分が面白い作品です。
主人公ピーターは、この新シリーズで父親ではなく自分探しの旅をしています。
そしてそれを見守る大人の親の無償の愛が感じられる傑作だと思います。
ネービーシールズ
http://navyseals.gaga.ne.jp/official/
アメリカ軍の中でもエリート中のエリートが集められる特殊部隊、ネイビーシールズを題材にしたコマンド・アクション。ある救出ミッションを命じられた彼らが、巨大なテロ計画に巻き込まれていく姿を息詰まるタッチで追い掛けていく。メガホンを取るのは、これまでドキュメンタリーなどを手掛けてきたマイク・マッコイとスコット・ウォー。実際の隊員がキャストを務め、銃器もすべて本物を使用、さらに劇中の特殊技術や作戦立案も実例に従っているという、リアル志向を極めた描写と戦闘アクションに圧倒させられる。
take1の友人でS君という特殊部隊マニアがいますが、彼の喜ぶ顔が思い浮かぶような作品です。
個人的にもS君の影響を受けているtake1なのか?凄く面白かった作品です。
でも、この作品は評価は真っ二つでしょうね。一歩間違えたらというか?普通にR指定でもおかしくない作品です。
男女問わずミリタリー系作品が大好きな人なら受け入れるとは思いますが?
それでもあまりにもリアルすぎて映画を見ているよりもドキュメンタリーを見ている感覚になります。
でも、全く興味が無い人が取り合えず感覚で観たのなら最悪な作品かもしれません。ただ、ただ、残酷ななだけ。
主人公ローク大尉はものすごく家族思いで、もうすぐパパになる身。
日常生活ではごくごく普通のおじさんです。が、戦場に向かったら人間じゃなくて、任務を遂行する「殺人マシーン」になります。
このコントラスト的な描写がいい。。。
いつ死ぬかも解らないという思考から生きているこの瞬間を、家族との時間を凄く大切にしているシーンが印象的です。
そしていざ戦場シーンでは兎に角リアルすぎて恐怖感すら感じます。
また、ヘリから降りる姿やボートから潜水艦に移動するシーン・・・等凄くカッコいいです。
登場する兵士たちの無駄のない動きや武器の使用方法などが戦場にいるような錯覚に誘います。
敵地に侵入するシーン、敵を容赦なく殺すシーン
撃ち合い、仲間との絆・・・・どれもが圧倒されます。
たった一人の同胞を助けるためにあれだけのことをやってのける姿が実際はどうなのかは?解りませんが?
まざまざとアメリカの力を見せ付けられました。
よく、戦争映画を観ると「反戦」と「好戦」の意見対立と作り手のメッセージが話題になりますが、この作品に関しては、そんな悠長な平和な内容は一切感じられません。
ただ敵がいるから、排除する。
この迷いの無さが伝わってきました。
最後に、曲が凄く良かった。各シーンに流れる曲がリアルさを恐怖感を緊張感を一層盛り上げてくれました。
それからこの映画の原題は: 「ACT OF VALOR アクト・オブ・バロー(勇気ある行為)」
なのですが、個人的にはこっちの方がいいですね。
1990年作品でチャーリー・シーンが主演した「ネイビー・シールズ」とは全然リアルなレベルが違うという意味からも
そして、映画を観終わったあと、何か?その言葉の意味がヒシヒシと伝わってくる感じがするから。
外事警察 その男に騙されるな
http://gaiji-movie.jp/
対国際テロ捜査に奔走する“日本のCIA”警視庁公安部外事課の活躍を描いた、NHKの人気テレビドラマを映画化したサスペンス。『静かな生活』の渡部篤郎、『クライマーズ・ハイ』の尾野真千子ら、再結集を果たしたテレビドラマ版のメンバーに加え、『食客』のキム・ガンウ、『男たちの挽歌 A BETTER TOMORROW』のイム・ヒョンジュンなど、韓国の実力派俳優が共演。韓国に実在する防空壕(ごう)でロケを敢行し、2日間40時間を費やして撮り上げたという銃撃シーンも見ものだ。
NHKのドラマで最近映画化された作品をピックアップすると
・セカンドバージン
・蝉しぐれ
・テンペスト
・ハゲタカ http://take-1.sakura.ne.jp/modules/masternews/index.php?page=article&storyid=34
と、結構ありますが、ハゲタカ以来のtake1の大好きな重厚感ある骨太な作品です。
HNKドラマは『ハゲタカ』にしろ、スケールのあるストーリーで見応えのある作品を世に送り出しています。
その中で、日本映画には珍しい、苦手な「テロ対策」を描いた作品です。
ドラマは残念ながら観ていないのですが?凄く頭の中で想像してしまい、かなり期待して観てしまいました。
なので・・・・逆にチョット残念な感じもチラホラ。。。。
全体的にはイメージを全面に押し出して雰囲気も暗い映像で緊張感を持続させ、前半は静かな「静」の緊迫感を。。。
そして後半は一気に韓国映画顔負けの「動」を演出しています。
ハイレベルな役者の演技と演出で崇高な緊迫感を作り出しています。
凄い完成度の高い、現代の平和ボケした日本に一石を投じる作品になって欲しい願いもあります。
でも、やっぱチョット背伸びした無理のあるテーマに挑戦した感がありますね。
テロ・ウラン・核爆弾
日本人が主人公で日本映画ではあまりにもレベルが高すぎる。
こういう映画はやっぱアメリカには勝てないかな?って思いました。
ただ、個人的に渡部篤郎という俳優は大好きでこの人の演技には魅了されました。
感情を爆発させず、ぎりぎりまで怒りや悲しみをそぎ落としたテイストを守り
公安の魔物住本を演じる渡部篤郎には満足です。
余談。。。
個人的には、NHKドラマ
「チェイス」 http://www.nhk.or.jp/dodra/chase/
を映画化して欲しいtake1です。
ロボット
http://robot-movie.com/
最先端VFX、ド派手なアクション、マサラムービーならではの絢爛(けんらん)さを融合させたカオスな世界観が評判となり、世界興収100億円を超えるヒットをマークしたSFアクション。自身を無残に破棄した博士をうらむ超高性能ロボットが引き起こす暴走劇が繰り広げられていく。インド映画界のスーパースターとして日本でも知られる『ムトゥ踊るマハラジャ』のラジニカーントが、天才博士と狂気に支配されたロボットを一人二役で熱演する。監督は、『ジーンズ/世界は2人のために』などのシャンカール。
日本に記録的なインド映画ブームをもたらした、エンターテイメント巨編の大傑作。
「ムトゥ踊るマハラジャ」 http://p.tl/h9Zq
でお馴染み、インド映画界が誇るスーパースター、ラジニカーントを主役に迎えて描く痛快なアクション・コメディー作品です。
最高に面白い作品です。
トンでもない作品ですが、傑作です。
インド映画って、私たち日本人には無い発想の限度を超えた何かがあります。
この作品は全てが迫力満点で、スケール感もスピード感も申し分無し。
有り得ないアイディアがワンサカ。絶対ハリウッド作品では考え着かないでしょう。先の読めそうで読めない展開と突っ込み所が満載なのですが、笑って終わってしまう心地いいゆるさがいいですね。
そんな細かいことに気にしてはいけない空気が製作者側から伝わってくるし、文句言わせないとばかりの圧倒的なパワーを感じます。
しかし、それはそれで同時に
「ロボットは善悪の判断や愛憎・嫉妬・怒り・喜びという人間特有の感情を本当に持てるのだろうか?、共存してうまく社会に順応して人間と仲良く平和に暮らしていけるのだろうか?」
という古典的テーマも扱っていて、観客の涙を誘います。
このハチャメチャ振りと考えさせられるテーマ。強弱をつけたこのリズムには脱帽。。。。
インド人はAB型が多いので有名ですが、take1もABなので感性が凄く合うのかもしれません。
「ワケ分からんが面白い」とキャッチコピーがついてますが、まさしくその通り(^_^)v
インド人の摩訶不思議な世界観(@_@。に触れてみたい人はお薦め作品ですよ???(#^.^#)。
映画大国インドで、国内史上最高の製作費37億円を費やし、国内史上最高のヒットを記録、アメリカ、イギリス、韓国などでも公開され、興行収入100億円を超える世界的メ-ガヒットとなったアクション超大作がついに日本上陸!! 主演は『ムトゥ踊るマハラジャ』の"ス―パースター"ラジニカーントと94年ミス・ワールドに輝いた"世界一の美女"アイシュワリヤー・ラーイ。音楽は『スラムドッグ$ミ-リオネア』でアカデミー賞作曲賞を受賞したA・R・ラフマーン。さらには『ターミネーター』のスタン・ウィンストン・スタジオ、『マトリックス』のユエン・ウーピンなどハ-リウッドの一流スタッフが大集結。人間の女性に恋をしてしまったロボットが失恋の果てに大暴走。破壊兵器と化したロボット軍団を人間は止めることができるのか!?――
三角-関係へと発展する人間とロボットのロマンス、ゴージャスなダンス&ミュージック、そしてロボット軍団が究極の破壊兵器へと進化を遂げるラスト40分の衝撃アクション。怒濤-のごとくたたみかけるスリリングな展開と想像を絶するビジュアルが完全融合。2012年最高の話題作『ロボット』が暴れまくる!!
キラー・エリート
http://killer-elite.jp/
ジェイソン・ステイサム、クライヴ・オーウェン、オスカー俳優ロバート・デ・ニーロという3人の実力派俳優が豪華共演を果たしたアクション・サスペンス。エベレスト登頂に成功したこともある元SAS(英国特殊部隊)隊員のベストセラー小説を基に、すご腕の殺し屋が世界をまたに掛けた死闘を繰り広げる。激しいカーチェイスや銃撃戦はもちろんのこと、主演のジェイソンが挑むビルからのジャンプなど、CGを使用しない本格アクションの数々に息をのむ。
チラシの濃縮されたストーリーだけを読むと凄く面白そうなのに実際見てみると期待とは裏腹に全然面白くない作品でした。
正直残念。。。
出演者は一流です。。。でも一流どころを集めて製作しても斬新さが無いと駄作になってしまいます。
決して手抜き映画という訳ではないと思うのですが?
スタッフも出演者も一応一生懸命やっているようには感じられるのですが?
残念なこと凄くつまらない。
ストーリーも意外性もなく淡々と過ぎ、かなり長く飽きてしまいます。
過去に色々と観たかもしれないような廃れた新鮮味のないアクションシーンが延々2時間も続くだけ続いて
「アクションシーンさえあればいいやら」という感じが伝わってくるような作品です。
それだけで満足という観客にはいいかもしれませんが、もう少し深味のある映画を見たいという観客にはとてもお薦め出来ませんね。
そして、登場人物がかなり多く、脚本が原因か?編集が下手なのか?分かりませんが?ストーリーが非常に分かりにくい。
ジェイソンはともかく、デニーロを起用した理由が全く解らない。
こんな役を受けるのも残念です。
短時間で濃縮して観客を巻き込むアイディアがあればこの作品はグッと面白く仕上がるとは思うんですが、ジェイソンファンがジェイソンの渋いツルッパゲアクションを堪能するだけの作品でした。
幸せの教室
http://disney-studio.jp/movies/shiawase/
トム・ハンクスが『すべてをあなたに』以来、久々に監督、脚本、主演を務め、リストラから気持ちを切り替え通い始めた大学で運命を変える女性に出会う中年男性を描くヒューマン・ドラマ。大学を卒業していないがために仕事をクビになる男にトムがふんし、教えることへの熱意をなくした教師をジュリア・ロバーツが演じる。『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』のタラジ・P・ヘンソンや『ジャッキー・ブラウン』のパム・グリアなど多彩な俳優陣が共演。トムが、自身のイメージにぴったりの心が温まるストーリーで観る者を魅了する。
トム・ハンクスとジュリア・ロバーツに騙された感がある作品です。
凄く残念。。。。。予告ではチョット想像がつかなかった中身。結構期待した分だけ見事に裏切られました。
何ていうのか?決して悪い映画ではなにのですが?
捕らえ方によっては結構ネガティブな印象を受けてもいいのですが、この二人の遣り取りと映像が妙に爽やかなんです。
はっきり言って「不倫しているんじゃん。」
と言いたいのですが?そんな態度は吹っ飛んでしまうのは、トム&ジュリーズのマジックなのか?よくあるストーリーっぽいのですが?現実にはぜって有り得ないかな?
というのは
『離婚して、リストラされ、学歴がない、中年の主人公が、大学に通い新たな出会いと知識を身につけ、変化・成長することで新しい人生が開ける』
という映画に感じるのですが?take1はそうは思いませんでした。というか、騙されませんでした。(笑)
主人公ラリーは初めから真面目な人間で人当たりが良く明るくよく出来る奴です。学歴が理由でリストラされてもかなりサッと別の職に就き、お金に困っていても大学へ通うお金は全然持っていて周りの人には凄く恵まれ最終的には足りなかった学歴も手に入れ、それどころか新しい恋人まで割りと苦労なくあっさりと手に入れてしまう、より今までよりもいい人生を送る事になるでしょう。。。。
これがtake1の感想と解釈です。
個人的に二人に元気をエネルギーを貰える作品かな?っと思っていたのですが・・・。。
浅い、軽い、お手軽。の三拍子が揃った
何にも感動が無かった
何にも残らなかった
涙腺も緩まなかった
笑いも出なかった
作品でした。
余談。。。
お店で長い長いカートを押す姿は妙に堂々と様になっていますね。By「ターミナル」(笑)
最後まで観てこのシーンが一番印象に残っているのが凄く残念(ToT)
タイタンの逆襲
http://wwws.warnerbros.co.jp/clashofthetitans2/index.html
『タイタンの戦い』のサム・ワーシントン、リーアム・ニーソン、レイフ・ファインズが再集結したアクション大作。今回は長年地上を治めてきた神々三兄弟の残忍な父、クロノス率いるタイタン族との世界の存亡をかけた激しい戦いを描き切る。監督を務めるのは『世界侵略:ロサンゼルス決戦』のジョナサン・リーベスマン。『007/ダイ・アナザー・デイ』のロザムンド・パイクら豪華キャストが共演を果たした壮大なストーリーに息をのむ。
前作「タイタンの戦い」(2010年)は、サム・ワーシントンのアバター効果も手伝ってか?(笑)個人的には結構観れましたが、今回はイマイチどころか、最低な作品という評価です。
もの凄く3Dを意識したつくりになっているのは確か。。。
前作よりも立体視を意識した演出が増えている印象です。・・・・が、
ストーリー、演出が最悪。「怒迫力」というキャッチがあるものの、ただ単に大きな怖い魔物を登場させるだけじゃあね。。。
キメラ、サイクロプス、マカイ、ミノタウロス、そして極めつけに巨神クロノスと間髪を入れずにギリシャ神話に登場してくる怪物とのバトルが繰り広げられるのですが、ただ単に変化無く戦いまくるのにはお腹が満腹状態です。
いくらアクションが大好きでもチョット一気にこれだけ観せられてはね。。。
突然現れる困難を、行き当たりばったりの偶然のラッキーが重なる戦術で乗り越えていくのには、眠気が襲ってきてしまいました。
返って上映時間が99分でよかったのかも?(-_-)zzz
物語の流れに変化や緩急が無く、兎に角退屈です。
前作は、かつての名作を現代風にリメイクする熱い魂が感じられたのですが?
今回は3Dを意識しただけの作風で全然熱い魂は感じられません。
前作より完全にかなりパワーダウンした今回の続編。期した分だけそれ以上につまらなかったです。
個人的に大好きなリーアム・ニーソンがこのつまらない映画に出て一生懸命に
神ゼウスを演じていたことに居た堪れない気持ちのtake1でした。
残念。。。。
追伸・・・・
アバターと前作のイメージから、やっぱサム・ワーシントンは坊主刈がよく似合う。今回の天然パーマチックな髪が伸びた髪形は似合わねぇ〜。。。
テルマエ・ロマエ
http://www.thermae-romae.jp/index.html
古代ローマ帝国の浴場設計技師が現代日本の銭湯にタイムスリップしてしまう、ヤマザキマリの人気コミックを実写映画化。監督は、『のだめカンタービレ 最終楽章』シリーズの武内英樹、脚本を『クローズZERO』シリーズの武藤将吾が手掛ける。古代ローマと現代日本、時空を越えて異文化交流を繰り広げる主人公ルシウスを、阿部寛が妙演。漫画家志望のヒロインに上戸彩がふんするほか、古代ローマ人役の北村一輝、宍戸開、市村正親という日本屈指の顔の濃い役者陣の成り切りぶりにも注目。
アホらしさが凄くよくて面白い作品です。
「古代ローマ人が現代の日本にタイムスリップする」という発想がもう既に面白く
「古代ローマ人と日本人には風呂好きというある意味共通点がある」という目の付けどころがいいですね。
そして兎に角下らなさが最高。。。。
この作品は真剣に頭で考えないこと、有り得ない事を素直に受け止める事で成り立つ作品です。(笑)
そして、take1が一番凄い発想で見事で面白いと思ったのは、古代ローマ人を外人俳優じゃなく顔の濃い日本人俳優で演じたとこですかね。
顔の濃い日本人が、古代ローマ人
・シリウス(阿部寛)
・ハドリアヌス(市村正親)
・ケイオニウス(北村一輝)
・アントニヌス(宍戸開)
・マルクス(勝矢)を演じ、
平たい顔(日本人)とのコミカルなやり凄くとりが笑えます。
そして、お風呂とは関係ありませんが、現代の水周りのショールームでのシャワートイレの使用表現に大笑い。
言葉のやり取りなんか、どこ吹く風。。。一部を除いてほとんど全編日本語です。違和感もあるとは思いますが、完全無視でそのまま突っ切る作風なのも解り易くて気持ちいです。
頭をリラックスさせて「アホらしい」って気持ちで観ると最高の一本だと思います。
ジョン・カーター
http://www.disney.co.jp/johncarter/
ジョージ・ルーカスやジェームズ・キャメロンの作品に構想のヒントをもたらしたエドガー・ライス・バローズの小説「火星」シリーズの最初の作品「火星のプリンセス」を映画化したファンタジー・アドベンチャー大作。『ウォーリー』の監督アンドリュー・スタントンが自身初となる実写映画にチャレンジし、地球から滅亡寸前の惑星“バルスーム”に迷い込んだ主人公の戦いを描く。主人公ジョン・カーターを演じるのは、『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』のテイラー・キッチュ。ほかに、リン・コリンズとウィレム・デフォーらが共演。最先端の映像技術で再現される、神秘的な宇宙と驚異の冒険から目が離せない。[
大変に残念な作品です。
久々にこれほど力の入った駄作に出会いました。
ある意味、見事。。。
ディズニー生誕110周年記念作品の超大作として登場したこの作品ですが、かなり残念な悲劇の一本です。
SF超大作作品「スター・ウォーズ」や映画史上最高の興行収入を誇る「アバター」に多大な影響を与えた原作「火星のプリンセス」の実写化としてかなり期待されていたと思いますが?
そんな思いとは裏腹に、「スター・ウォーズ」や「アバター」の二番煎じとしか?思われない駄作に仕上がってします。
余程それ以上にインパクトある映像や面白い脚本、そしてその作品だけのオリジナリティーが無いとそう思われても仕方ありません。
主演は、『バトルシップ』の主演、アレックス・ホッパー役を務めたテイラー・キッチュ。
バトルシップでは、船でエイリアンと戦い、今作品ではでは自身の体で戦ったりと。。。今月は(笑)、日本で一番忙しい俳優だとは思いますが?(笑)、何か?華というか?スター性がイマイチですね。
映像は「スター・ウォーズ」の二番煎じ
つまらなく、複雑な脚本
兎に角長い長い上映時間
そしてイマイチ華が無い主人公
ディズニーは何故?こんな作品をお金をかけて製作したんだろう?そんな気持ちになってしまった後味悪い作品でした。
Black & White/ブラック & ホワイト
http://bandw.jp/
CIAの腕利きエージェント・コンビが挑むミッションと、CIAの人脈とハイテクを駆使して繰り広げる恋のさや当てとを絶妙に絡ませてスピーディーに描いたスパイ・アクション。恋のライバルでもあるエージェントを演じるのは、『スター・トレック』のクリス・パインと『インセプション』のトム・ハーディ。二人の間で揺れ動く女性を、『ウォーク・ザ・ライン/君につづく道』のリース・ウィザースプーンが演じる。『チャーリーズ・エンジェル』シリーズのマックG監督らしい、二転、三転するスピーディーな展開から目が離せない。
予告で観た時は、くだらない作品って感じだけど?楽しめそうな感じもするなって印象でした。
で、実際。。。
はい、予告の印象そのままにくだらないでも楽しめた作品でした。
CIAのハイテク技術を利用して、互いに女性を取り合う、邪魔し合う展開がかなり見ごたえがありました。
勝手に本当の任務だと思っているお互いのチームスタッフも巻き込んでの超究極の職権乱用は現実的には絶対にはかなり有り得なく、そしてくだらない!
そして、FDRとタックというダブル主人公の2人のキャラが対極に明確に描かれているのも楽しめたポイントです。
だた、個人的に一言、言いたいのは
ヒロインのローレンのシャスティングがリース・ウィザースプーンでどうよ?
って事かな?
CIAきっての腕利きエージェント二人が奪い合う女性というならもう少し
説得力があるヒロインをキャスティングすべきでしょう。。。。
正直、彼女じゃ納得いかねぇ?。。。。
そして、オープニングとラストで出てくる悪役ももう少しストーリーに絡ませて欲しかったと思いました。
何か?最初と最後に取って付けただけって感じがして、かなり悪役の存在感が出ていい雰囲気を出していたのでチョット残念でした。
くだらないストーリーではありますが、アクション付きのラブコメディー作品として観るならいいんじゃないかな?
バトルシップ
http://battleship-movie.jp/
ハワイでの軍事演習中に謎のエイリアンとその母船に遭遇したアメリカ海軍や日本の自衛艦が、地球存亡の危機に立ち向かうSFアクション。未曾有の事態に局面する男たちにふんするのは『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』で注目されたテイラー・キッチュ、『マイティ・ソー』の浅野忠信、『96時間』のリーアム・ニーソン。監督は『キングダム/見えざる敵』『ハンコック』のピーター・バーグ。人知を超えたエイリアンの武器と人類の近代兵力が激突する海上バトルもさることながら、日米の海の精鋭たちが国を越えたきずなをはぐくむドラマも見ものだ。
ユニバーサル映画100周年記念作品。
宇宙人モノの侵略系の超大作で、もの凄くお金をかけて贅の限りを尽くしたとは思いますが?
でも、何故か?チープに安っぽく、B級作品に観えてしまったのはtake1だけでしょうか?(笑)
オープニングからの主要人物の描き方が結構乱雑で端折った感が強く、人間ドラマの部分に関してはかなり荒いつくりです。
正直、いきなりグイグイと引き込まれる作品でしゃなく、宇宙人の攻撃戦闘シーンに突入するまでは、ハッキリ言って凄く退屈で我慢が強いられます。
しかし、ひとたび戦闘シーンに入ると、確かに見応えはあった。
はい、take1の大好きなトランスフォーマーみたく、CGを駆使してのリアリティーを前面に出しての迫力ある戦闘シーンです。
いつも宇宙人侵略モノを観ると思うのですが。。。
攻撃の破壊力、武器のレベルからいって、普通は絶対に勝てない、地球は破壊される、占領されると思うのですが?
過去作品の「インディペンデンス・デイ」や「世界侵略:ロサンゼルス決戦」
などに見られるとおり、この手の作品に関しては必ずエイリアン側に何処か?人間に見つけられてしまう弱点があり、それを地球人がみんな協力して攻撃して地球を守りぬくというのが定番。
この作品もそれを守り王道を行ってはいますが、今回のポイントは最後の最後で宇宙人の母船を破壊するのが、第二次世界大戦で活躍した記念艦である駆逐艦ミズーリ号というのが、最大の見せ場でいかにもアメリカらしいですね。
どんなに優れた武器を保持したエイリアンでも、今となっては超アナログのレトロな駆逐艦ミズーリ号で倒せるのだというアメリカ合衆国の威信と誇りを感じました。
またパールハーバーに代表される日米の辛い重い歴史とミズーリで日本は降伏した歴史を持つ日米が一緒になってがっちり手を組んで戦うという側面も描かれています。
正直、お金を掛けたCGバリバリの大迫力を堪能するのもいいですが、あまりにそのシーンは長く、クドく、ゲップが出そうです。
突っ込みどころも全編に満載で有り得ないと思うシーンも数知れずですが、この超アナログな駆逐艦が最新鋭のデジタル映像で描かれる宇宙人の攻撃に耐え
やっつけるアメリカ万歳映画だと割り切ってみれば及第点ですかね。
アーティスト
http://artist.gaga.ne.jp/
サイレントからトーキーへと移り変わるころのハリウッドを舞台に、スター俳優の葛藤(かっとう)と愛を美しいモノクロ映像でつづるサイレント映画。フランスのミシェル・アザナヴィシウス監督がメガホンを取り、ヨーロッパのみならずアメリカの映画賞をも席巻。芸術家(アーティスト)であることに誇りをもち、時代の変化の波に乗れずに凋落(ちょうらく)してしまうスターを演じるのは、『OSS 117 私を愛したカフェオーレ』のジャン・デュジャルダン。ほかに、ジョン・グッドマンなどのハリウッドの名脇役が出演。サイレントの傑作の数々へのオマージュが映画ファンの心をくすぐり、シンプルでロマンチックなラブストーリーも感動を誘う。
テレビでしか観た事がないサイレント作品。。。映画館の大スクリーンで観るのは贅沢ですね。
そして内容もクオリティーも最高です。サイレントに浸った100分間でした。
感動を覚えたのは、主人公ジョージとヒロインのペピーをメインに全ての出演者の演技力。特に表情と仕草が凄く素晴らしい。
そしてジョージに常に寄り添う犬。。。素晴らしい演技です。ヤバイ
そして銃で自殺しようとするジョージと、それを阻止しようと車を飛ばすペピーがクロスするシーン。
緊張感が最高潮に達した時、スクリーンに映し出される「BANG!」という擬音語。
もし?ここでトーキーなら音が聞こえてくるはず。
音が聞こえていれば、その「BANG!」は銃を撃った音なのか?
車が電柱に衝突した音なのか?
明白になるはずなんだけど、音が聞こえないことで、観客に仕掛けるサスペンスを見事に生じさせることに成功しています。
そういう観点からこの作品は「サイレント」が「トーキー」では絶対に生み出せない感動や興奮を、実際に見せています。
音楽も素晴らしい。。。。
全編に渡りストーリーの流れには欠かせない推進力になっておりメリハリの効いた使い方は感動します。
この作品の為に特訓したダンスシーンの数々やカンヌで最優秀犬賞こと「パルムドッグ賞」を取った役者犬による感動の名演技など、映画的、映像的にも見所は凄く多い。
ほぼ文句の付けようのない出来栄えに大満足のtake1です。
古き古典映画ファン
または、無声映画を見たことない今の若い人映画ファン
さまざまな年齢層に大いにアピールできる作品だと思います。
音がなくても、出演者の表情、演技、想像だけで観客は感動し涙を流してしまう。
そんな素晴らしいサイレント作品に乾杯
スーパー・チューズデー 〜正義を売った日〜
http://supertuesday-movie.com/
アメリカ大統領予備選挙を舞台に、選挙戦の裏側をスキャンダラスに描いた政治サスペンス。2004年の民主党大統領予備選に立候補したハワード・ディーンの選挙キャンペーンでスタッフとして働いていたボー・ウィリモンによる戯曲「ファラガット・ノース」を、ジョージ・クルーニーが映画化。ジョージふんする大統領候補の選挙参謀を、『ブルーバレンタイン』のライアン・ゴズリングが熱演するほか、共演にはフィリップ・シーモア・ホフマン、ポール・ジアマッティら演技派が名を連ねる。
観る前からかなり期待度が高かったぁ〜
ジョージ・クルーニー監督
製作総指揮がレオナルド・ディカプリオという話題作。
アメリカ全土だけじゃなく、世界中が注目する4年に一度行われるアメリカ大統領選挙の舞台裏で渦巻く陰謀や裏切りを、描いた政治ドラマ作品です。
コンパクトかつ濃密に描いたスリリングな政治ドラマ。
想像以上、期待以上に見応えある、凄く面白い作品でした。
ジョージ・クルーニーの監督センスに脱帽です。
とらえどころのない政治の世界を、知的かつ皮肉たっぷりに風刺しています。
ストーリーが凄くリアル。
「勝つ為には手段を選ばない」
そんな言葉で片付けられてしまう選挙の舞台裏を繊細かつ濃密に描いています。
もうオープニングからグイグイ引きこまれます。
心理戦、情報、リーク、裏切り、陰謀、スキャンダル・・・・
チョットした心の隙間や判断ミスに付け込んで来るマスコミや敵陣営。
さらに、味方でさえ不利だと解れば容赦なく切り捨てる。
選挙に勝つ為なら嫌いでも票を持った議員の要求も受け入れる。
そして簡単に人間一人の人生も変えてしまい、また終わらせてもしまう。
刻一刻と選挙情勢や人間関係は激変し、時に敵味方が入れ替わるストーリー展開から一瞬たりとも目が離せません。
凄くシビアな世界で繰り広げられる息詰まる本当にスリリングな作品です。
俳優さんの演技、映像、脚本、全てがGOOD
個人的にはかなり最高
マリリン 7日間の恋
http://marilyn-7days-love.jp/
永遠のハリウッド・アイコン、マリリン・モンローが『王子と踊子』出演のためにイギリスに赴いた際の知られざるエピソードを、同作のスタッフであったコリン・クラークの回想録を基に映画化したラブロマンス。『ブルーバレンタイン』のミシェル・ウィリアムズがマリリンにふんし、華やかなスターが抱える複雑な心情を巧みに表現。『ヘンリー五世』のケネス・ブラナー、『ハリー・ポッター』シリーズのエマ・ワトソン、『あるスキャンダルの覚え書き』のジュディ・デンチなど、脇を固めるイギリスを代表する演技派たちの妙演も見逃せない。
この作品は、モンローが主演した1956年の「王子と踊り子」の助監督だったコリン・クラークによる原作が元になっていて、コリン・クラークが、23歳だった頃、その映画の撮影中に起きた二人の知られざる恋愛の様子をプラトニックな純愛物語に仕上げています。
主演のミシェル・ウィリアムズはマリリン・モンローを演じるため、かなり努力をしたとの事。
モンローウォークに代表されるあのマリリンの色っぽいしぐさをマスターすべく練習を重ねたのがスクリーンから現れてきます。
正直ただ単にメイクだけで似せているのではなく、顔つきも体系もビミョーに異なるのに、想像以上に美しく、想像以上にただならぬオーラを放っていて、想像以上にマリリン・モンローだったでした。
彼女がオールヌードでバスタブに入り、こちらを誘惑するように見つめる目はどこから見てもマリリン・モンローだったし、オープニングとラストの歌って踊る姿は実際の映像を使っているのではないかと勘違いしそうになったほどマリリン・モンローになりきっていて、中盤のキュートなダンスやあのウインク攻撃はヤバイ。
また、セックスシンボルとしての表のマリリン。そして精神的に情緒不安定の
裏のマリリンの演じ分けも素晴らしくお見事です。
最高。
ただ、すごく疑問に思ったのがそもそもこの原作自体、どこまでが本当の話なのか?証明のしようがないとこかな。
作者のコリン・クラーク自身は、「40年間胸に秘めてきた知られざる秘密の物語」などと言っているんだけど、もしかしたらかなり妄想が入っているかもしれないし、実際はこんなプラトニックではなく、かなり超親密な深い関係だったのかもしれません。
でも、そんなtake1の疑問を頭から話しておけば、この映画は男にとって最高にロマンティックな恋愛ドラマであることは間違いありません。
まあ、あくまでも作者視点で、男側からの見方ですけど。実際にモンローがどう思っていたのかは?解りません。
今現在マリリン・モンローを知らなくても純粋に素敵なラブストーリーとして楽しむことができる作品です。でもプラスα、マリリンを知っていたらもっと非常に感慨深い作品です。
『王子と踊子』を観てから今作に挑んだほうがより一層楽しめるかもしれません。
マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙
http://ironlady.gaga.ne.jp/
イギリス初の女性首相として強力なリーダーシップを発揮したマーガレット・サッチャーを、『クレイマー、クレイマー』『プラダを着た悪魔』のメリル・ストリープが演じる人間ドラマ。1979年の就任以来、強気の姿勢でイギリスを導いて“鉄の女”と称されたサッチャーの誰もが知る姿と、その裏に隠された孤独な一面を繊細に描き出す。監督は、『マンマ・ミーア!』でメリルと組んだフィリダ・ロイド。サッチャーの夫を、『アイリス』や『ハリー・ポッター』シリーズのジム・ブロードベントが演じる。ハリウッドを代表する演技派女優、メリルの渾身(こんしん)の演技が見どころだ。
メリル最高!!
「マンマ・ミーア」のドナも凄く良かったですが、今回もまたまた素晴らしい。相変わらずメリル輝いてます。
そんな、『マンマ・ミーア!』のフィリダ・ロイド監督とメリル・ストリープが再びダッグを組んだ作品です。この映画でメリル・ストリープは『クレイマー、クレイマー』『ソフィーの選択』に続く3度目のアカデミー賞主演女優賞を受賞しました。
投稿日時: 2012-02-28
http://take-1.sakura.ne.jp/modules/masternews/index.php?page=article&storyid=868
メリルの迫力ある鬼気迫る天才的な演技に圧倒せれました。まさに、サッチャー本人が乗り移ったかの様な演技。完璧なイギリス英語。若い時も年老いてからも、全く演技とメイクに違和感がありません。
そのなりきりぶりは、まだ存命中の本人を演じるという大きなプレッシャーをまったく感じさせなかった気がします。
さすがオスカー像を3度も手にした大女優、そのすごさを思い知らされました。
本作品、人生の終盤を迎えた一人の人間が自分の人生を振り返る作品です。
この作品は単なる伝記映画とは違い政治色も色濃くなく、かつて「鉄の女」と言われ、英国、さらには当時の先進国と共に世界を率いた女性政治家の回想のお話しです。
彼女の足跡をわかりやすく、政治家の物語にもかかわらず、功罪にはあえて深入りすることなく人として描いています。
オープニング・・・
町のコンビニでミルクを買っても、かつての首相とは誰も気が付かないただの老婦人そして、朝食シーンに現れる亡き夫の幻影。
認知症を発病した86歳の老婆が、すでに亡くなった妄想上の夫と話をしている。彼女はやがてさびしそうに、懐かしそうに回想をはじめる。それは下院議員からやがて首相へと上り詰めたマーガレット・サッチャー彼女自身の物語です。
ただ個人的にこの作品、メリルの演技以外に見どころが乏しいと感じてしまったのはtake1だけかな?
女性差別と戦いながら、下院議員に当選、教育大臣を経て、党首選挙出馬、
そして、首相就任。。。。サッチャーの首相時代は、稀に見るほど波乱万丈な時代でした。IRAの爆弾テロや、過去に例のない不況・・・さらにはフォークランド紛争・・・
これ程ドラマチックな歴史的事件が相次いでいたにもかかわらず、この映画ではあっさりとしか描かれていないのが残念。
晩年、唯一の理解者である亡くなった夫の幻と話し合うほどに弱りきった姿を描くことで、1人の人間=女性としてのサッチャー像を浮き彫りにしたかったのだろうという狙いなのは充分解ります。でも、すでに認知症になって表舞台に姿を見せない1人の女性に対し、その弱さを強調した物語化は、見ていて切なく居たたまれない痛々しさがあります。
Iron Ladyと呼ばれ鉄の女と言われたマーガレット・サッチャー・・・
take1は、もっと政治家としての鉄の女の迫力と凄みを見たかったな。
彼女には、様々な名言と国会での切り返し等が記録されているので、そうしたものがあまり出てこないのも不満が残りました。
英国初の女性首相として強力なリーダーシップを発揮した“マーガレット・サッチャー”。
日本にもこんな政治家いないかね〜と思いつつ、メリルの演技を観るだけでも充分堪能出来るであろう一見の価値ありの映画です。
かなりお薦め。
追伸。。。
とはいえ、切ないばかりの映画ではありません。劇中のサッチャーの言葉には心震えました。
どうして最近は『どう感じるか』ばかりが大事にされるのか。『考えること』が人をつくる。考えることが行動になり、行動が習慣になり、習慣が人格をつくり、人格が運命を形づくる
というセリフは特に特に強く心に残り、まるで今現在を生きるtake1への忠告のように響きました。
ライアーゲーム -再生-
http://www.liargame.jp/index.html
甲斐谷忍の人気漫画原作のテレビドラマ「ライアーゲーム」に続き、大ヒットした劇場版『ライアーゲーム ザ・ファイナルステージ』の続編。新たに多部未華子をヒロインに迎え、プレイヤーたちが最高の難易度を誇る「イス取りゲーム」に挑戦する。今回は主演の松田翔太以外の出演者をほぼ一新し、船越英一郎や江角マキコ、人気子役の芦田愛菜らがいつもとはひと味違う熱演を見せる。豪華キャストらによる、一世一代の勝負に目がくぎ付け。
まあ、前作をみてしまったからという単純な理由で、一応観賞。。。。でも、この手の作品は嫌いではありません。
しかし。。。????
いきなりビックリなのは、人気子役の芦田愛菜ちゃんが出演していた事。
正直ドン引きかな。絶対に必要なキャラとは言い切れないし、あの役どころは
愛菜ちゃんのイメージとは掛け離れているし。。。。
で、今作品。。。。
正直評価が難しい。。。
テレビドラマからの劇場版の映画作品とすれば、前作の方が、テレビを見慣れた観客にとっては親近感があったと思います。
それが今回はほぼ、オリジナル映画という感じ。。。
違和感があったのは確かです。
テレビドラマとキャストを変更した点を新鮮でいいと捕らえるか?否と捕らえるかは?個人的な見解ですが、take1はどうなんでしょう。
折角、テレビからの流れでファンになった人も多いわけで、主要人物の戸田恵梨香を変更してしまうのは…否ですね。
確かに演技は戸田恵梨香より上手いと思うので多部未華子が悪いわけではないのですけど。
逆に、これが全くのオリジナル作品であれば、いい演技をしてたと単純に思えるとは、思いますがテレビドラマ発なのに、いきなりのヒロイン変更は中途半端になってしまう気がします。
そして、芦田愛菜ちゃんの起用は全く意味がなく話題性だけ、この違和感ある存在が作品をマイナスに作用した気がしてたまりません。
でも、物語のゲームは考える要素が多くかなり面白かった。
カッコいいか?どうか?は見解の相違ですが、相変わらずの主人公秋山のナルシストぶりなカッコよさも健在。
ただ、計算された騙しの流れは、先がかなり読めてしまうくらいに見慣れてきてしまった感は否めません。
どうせここで、秋山の計算なんだな、そして勝ち誇った台詞が出るな。
という目で見てしまいます。(笑)
そうなると、やっぱ「ライアーゲーム」は、観客の第三者目線よりも同じ土俵で、秋山の頭脳レベルと立ち位置で考えながら観るのが一番なのかもしれません。
となると、二時間で詰め込むだけ詰め込んで考える時間が少ない映画よりは、
じっくり考える時間を取れるテレビドラマ向き?と思ってしまいす。
ストーリーは面白い分、映画作品としての内容は薄く感じてしまします。
でも、またヒロインが変わっての次回作があるんじゃないかな?(笑)
シャーロック・ホームズ シャドウ ゲーム
http://wwws.warnerbros.co.jp/sherlockholmes2/
『アイアンマン』シリーズのロバート・ダウニー・Jrと『コールド マウンテン』のジュード・ロウがシャーロック・ホームズ、ジョン・ワトソンにふんするアクション・ミステリーの第2弾。おなじみのコンビに謎の女占い師を加えた3人が、ある事件を裏で操る最強の敵との死闘を繰り広げる。監督は、前作に続き『スナッチ』のガイ・リッチー。また、2人と手を組むヒロインを、『ミレニアム』シリーズのスウェーデン出身の女優ノオミ・ラパス、テレビドラマ「MAD MEN マッドメン」シリーズのジャレッド・ハリスが敵役として登場。ヨーロッパをまたに掛けて活躍する、ロバートとジュードの絵になるコンビに期待が高まる。
シャーロック・ホームズ 投稿日時:2010-03-12
http://take-1.sakura.ne.jp/modules/masternews/index.php?page=article&storyid=893
監督のガイ・リッチーとロバート・ダウニー・Jr.がシャーロック・ホームズの世界を変えてしまった感があります。
take1的には好きなのですが、知的な謎解きゲームの要素は前作以上に希薄になり、大がかりなアクション大作に完全移行している感じの作品になっています。
敵を追ってフランスからドイツ、そしてスイスへと移動。場所によってアクションのスタイルが変わり、ドンパチ爆発で派手に盛り上がってますが、肝心の推理ドラマ部分がかなり雑になったのは少し残念な気も。。。。
改めて、この作品をコナン・ドイルが観たらどう?思うのかな?。。。(笑)
原作のホームズファンにしてみれば、がっかりかもしれません。
でも、映画ファンのtake1としては楽しめました。
相変わらず、シヤーロック・ホームズは強い。そしてワトソンも強い。
また、前回の作品同様ホームズが脳内での戦闘をシミュレーションしたり、脳内で推理する中を映像で見せるおもしろさを入れています。
でも、逆に言うと、一つ一つの要素に今回の目新しさはないですね。
暗い退廃的な世界観やビジュアル重視の演出、そしてスローモーションの多用・・・
前作の1作目ならば既存のイメージとのギャップも大きなインパクトとなったのですが、2作目ともなると、同じことを繰り返しても好きなんですが驚きは少ないです。設定に大きな変化を入れていないのでチョット新鮮味に欠け飽きてしまかな?
そして常にホームズが後手後手にまわっていたのも気になるところ。
この後手がピンチのハラハラドキドキを狙っているのは解りますが、最後の挽回が一気のカタルシスにはなってはいますが、格好よく華麗とは言い難いですね。
これだけ前作よりも謎解き要素が希薄になり、冒険もの要素が強くなるともう主人公ホームズは探偵である必要はないんじゃないかな?(笑)。
アクション主流で場面展開が異常に速くクライマックスまで一気に連れていかれる感があるこの作品。
個人的にはアクションと頭脳戦と少しの謎解きが混ざって三位一体の絶妙ないい作品だと思います。
おかえり、はやぶさ
http://hayabusa3d.jp/index.html
小惑星のイトカワからサンプル採取という快挙を達成し、60億キロ約7年に及ぶ宇宙の旅から帰還した小惑星探査機「はやぶさ」の挑戦を、JAXAのエンジニアの視点を通じて全編3Dカメラで撮影された最新映像でつづる感動作。度重なるトラブルに見舞われたはやぶさの帰還を支えたプロジェクトチームの奮闘を、『釣りバカ日誌』シリーズや『犬と私の10の約束』の本木克英監督が描き出す。はやぶさが直面する困難を通して成長していくエンジニアの主人公を、『DEATH NOTE デスノート』『カイジ』シリーズの藤原竜也が熱演。共演には『婚前特急』の杏、ベテランの三浦友和らがそろう。
もうストーリーの説明は不要な「はやぶさ」の偉業を違う切り口で描いた作品です。
各社の競作となった「はやぶさ」ですがこの作品で一応の締めかな?
一足先に公開した
「はやぶさ 遥かなる帰還」
http://take-1.sakura.ne.jp/modules/masternews/index.php?page=article&storyid=867
が、プロジェクトリーダー役にハリウッド俳優渡辺謙を起用し、日本の科学、技術者魂を
描いたある意味大人向けの骨太な作品に仕上がっているのに対し、
今回の「おかえり、はやぶさ」は、科学的なトピックに分かりやすい説明を加えたファミリー向けの作品に仕上がっています。
この物語は、はやぶさプロジェクトに関わる若手エンジニアとその父親で、
失敗に終わった火星探査機のぞみのプロジェクトリーダーの親子関係をストーリーの軸にして
数々の失敗の積み重ねが次世代の成功への礎となって受け継がれていく日本の宇宙開発の歴史
に、この父と子の親子の絆を再生する姿を重ね合わせて製作されています。
また、「はやぶさ 遥かなる帰還」の渡辺謙の娘の杏が「おかえり、はやぶさ」に理学博士として出演しているのも一考。
個々は比べる対象ではありませんが、父娘のそれぞれの作品が同じ「はやぶさ」というテーマで作られた
作品として見比べてみれたのも一興です。
この作品は、時期的にみても、春休みを見据えた、家族で親子で見る、シリアスな感じじゃなく、ある意味安心して観れる作品ですね。
アンダーワールド 覚醒
http://www.underworld-kakusei.jp/
ゴシック的ムードとハードなアクションを融合させた、人気ホラー・シリーズ。何世紀にもわたって狼男族と戦ってきた、吸血鬼族の女戦士セリーンが人類も交えて繰り広げられる壮絶な三つどもえのバトルに身を投じていく姿を描く。『ホワイトアウト』などのケイト・ベッキンセイルがセリーンを快演し、これまで以上に体を張った見せ場を披露。『ゴスフォード・パーク』のチャールズ・ダンス、『クライング・ゲーム』のスティーヴン・レイら、イギリスの実力派が脇を固める。監督は、『シェルター』で注目を集めたスウェーデン出身のモンス・モーリンド。
もうこれは、絶対にバイオハザードでしょう(笑)。という位に匂いが。。。。あそこまで似てたらねぇ。
ケイト・ベッキンセールも遂にミラ・ジョヴォヴィッチになってしまった感がある『アンダーワールド 覚醒』です。シリーズも遂に4作目に突入しました。
ストーリーのイメージもありますが、兎に角全体的に暗いです。映像暗すぎ。
一応シリーズは全部観ているのですが、このシリーズまだまだ続く予感がプンプン(笑)。
でも、解っていても、見てしまします。黒いカッコいいボディスーツ着た綺麗なヒロインがメインの戦闘アクション系は大好きです。
物語自体は、オープニングにほんの少しだけ、今までのシーンがダイジェストで現われ話自体もヒロインが長い眠りから蘇って、愛する男を探すために再び戦いに挑む…というシンプルなストーリーなので、今作が初めてって人でも安心して観ることの出来る作品に仕上がっています。
また、シンプルに上映時間が88分というのもいいのかもしれません。
ある意味大忙しな展開ですが。。。。
全体的に暗さに不満は残ったけど圧倒的スピーディな展開のおかげで楽しく観ることの出来た作品です。
これでもか?という位にバイオハザードに似たシーンが目白押しなのは、腹立たしいより観ていてニヤリです。
いつか?ケイトVSミラという最強ヒロイン対決を映画化して欲しいなんて考えているのはtake1だけじゃないのかもしれません。
ザ・トーナメント
http://www.thetournament-movie.com/
世界各国から暗殺者たちが集結し、最後の一人になるまで殺し合う殺人トーナメントで、はからずも参加者となってしまった神父の姿を活写するアクション。メガホンを取るのは、ハリウッド・リメイク版『七人の侍』の監督に抜てきされた新鋭スコット・マン。キャストには『28週後…』『フル・モンティ』のロバート・カーライルや『ミッション:インポッシブル』シリーズのヴィング・レイムスら、実力派が顔をそろえている。銃撃戦、カー・チェイス、爆破と、ド派手な見せ場の数々が暗殺者版『バトル・ロワイアル』ともいうべき物語を盛り上げる。
バトルロイヤル的なこの手の作品は個人的には大好きです。
ただ、アクション、銃撃戦、カーチェイス、フリーランニング・・・
とかなり真面目にアクションが満載です。
この匂いの作品は、もう少しユーモア感を入れてB級作品的に仕上げた方が絶対にいいとはおもうのですが、真面目なアクションが多かった分だけ、ストーリー的に中途半端な出来になっていると思います。
主役は、神父のロバート・カーライルでいいとは思いますが?
途中参加で、間接的に関わっています。
アジア系の女性の殺し屋ケリー・フー。
そして抜群の存在感ィング・レイムス。
この二人が準主役級に物語の中心に陣取って最後まで楽しませてくれました。
ラストの結末は結果論にはなりますが、もの凄く解りやすく予想出来ました。
頭をカラッポに余分な詮索は無用にスッキリスカッとしたい人には結構お薦めな作品です。
第35回日本アカデミー賞 http://www.japan-academy-prize.jp/
の授賞式が2日、東京・品川のグランドプリンスホテル新高輪で開かれ、『八日目の蝉』が最優秀作品賞を受賞したほか、同作に出演した井上真央が最優秀主演女優賞を、永作博美が助演女優賞を受賞しました。
『八日目の蝉』は、作品賞、主演女優賞と助演女優賞を獲得したほか、監督賞、脚本賞、音楽賞、編集賞、録音賞、照明賞、撮影賞の計10冠となり、賞を席巻です。
受賞の発表、受賞シーンを観ていて、改めて『八日目の蝉』という作品を思い出しました。
はい、take1ランキングで2011年の邦画ナンバーワン作品です。
八日目の蝉 投稿日時:2011-05-07
http://take-1.sakura.ne.jp/modules/masternews/index.php?page=article&storyid=598
この作品を思い浮かべると結構涙腺緩みます。。。。
映画を観てこんなに感情が込み上げてきたのは久しぶりでした。
主な登場人物すべてに感情移入してしまいます。
愛とは?
慈しみとは?
幸せとは?
・・・何かを見つめ直すことができる作品です。
絶対的に間違いなく日本映画の名作の一つにに加えられる事でしょう。
映画大好きなtake1です。
世界の映画の祭典
第84回アカデミー賞
http://oscar.go.com/
http://academy2012.yahoo.co.jp/
授賞式が先日現地時間26日に行われました。
『マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙』
http://ironlady.gaga.ne.jp/
主演のメリル・ストリープが大御所の貫禄を見せつけ3度目のオスカーに輝き
フランスからハリウッド映画への愛を込めたフランスのモノクロ無声映画
『アーティスト』 http://artist.gaga.ne.jp/
と、パリを舞台に映画の魅力を描いた
『ヒューゴの不思議な発明』 http://www.hugo-movie.jp/
共に古き良き時代の映画にオマージュを捧げる2作が最多5部門に輝きました。
フランス映画として初の快挙を果たした『アーティスト』の功績を筆頭にして、今年は様々な記録が塗り替えられた、歴史的なアカデミー賞授賞式となりました。
その中で、take1が一番印象に残ったのが、
『人生はビギナーズ』 http://www.jinsei-beginners.com/
で、助演男優賞に輝いた御歳82歳のクリストファー・プラマーです。
なんと史上最高齢のオスカー受賞です。
クリストファー・プラマーといえば、1950年頃に舞台デビューして以来、半世紀以上にもわたり名演を見せてきた大御所俳優で、端正な顔立ちと素晴らしい重厚な演技で数々の有名な作品に出演してきた名優です。
今回の授賞式の中で、最も会場が一体感に包まれたのは、史上最年長でオスカーを手したクリストファー・プラマーの受賞を観客が祝福した時間帯だったと思うし、take1も観ていて凄い感動に包まれました。
そして、クリストファー・プラマーといえば、やっぱ、
ミュージカル映画の金字塔、不朽の名作『サウンド・オブ・ミュージック』のトラップ大佐なんじゃないかな?
そんなトラップ大佐ネタのネットニュースを紹介。。。。。
映画『サウンド・オブ・ミュージック』のトラップ大佐(82)が最高齢でアカデミー助演男優賞を受賞
〜Netニュースより抜粋〜
http://rocketnews24.com/2012/02/27/187014/
映画界最大のイベント『第84回米アカデミー賞』が、本日27日の午前(日本時間)から米ロサンゼルスのハリウッドで開催されているが、助演男優賞として選ばれた一人の男性俳優に注目が集まっている。
男の名前はクリストファー・プラマー。映画『人生はビギナーズ』に出演してのノミネートであった。現在、年齢は82歳。名前だけ聞いても「?」と思う人がいるかも知れないが、「トラップ大佐」と聞けば「ああ! あの人!」と思うかもしれない。
続きはこちら。。。
はやぶさ 遥かなる帰還
http://www.hayabusa2012.jp/index.html
2010年6月13日に、約7年の期間と総距離60億キロに及ぶ壮大なプロジェクトを終えて宇宙より帰還した小惑星探査機「はやぶさ」の歴史的偉業を描くトゥルー・ストーリー。主演に、『ラスト サムライ』などハリウッドでも活躍する俳優・渡辺謙を迎え、プロジェクトチームとはやぶさによる壮大かつ重厚な物語が描かれる。監督は、『犯人に告ぐ』などの瀧本智行。幾多のトラブルに見舞われながらも、はやぶさを生還させようと奮起する人々の情熱に引き込まれる。
過去のはやぶさ作品の投稿。。。。
投稿日時: 2011-10-05
はやぶさ/HAYABUSA
http://take-1.sakura.ne.jp/modules/masternews/index.php?page=article&storyid=728
稿日時: 2011-06-05
はやぶさ HAYABUSA BACK TO THE EARTH
http://take-1.sakura.ne.jp/modules/masternews/index.php?page=article&storyid=627
投稿日時: 2010-12-12 22
改めて感動 〜“はやぶさ” 快挙はなぜ実現したか 追跡 A to Z (NHK)〜
http://take-1.sakura.ne.jp/modules/masternews/index.php?page=article&storyid=480
絶対にどうしても去年の11月に公開した「はやぶさ」と比較して観てしまいます。
実話を基にしている作品なので、大きな着色は困難。。。。まして超有名なお話です。
よって、同じようなストーリーを違う出演者と違う編集で観ることになるのは仕方ないとこですが、先に公開された「はやぶさ」とは、どんな違いで作られた作品なのか?楽しみでした。
で。。。。。
確かに切り口は違っていました。
いきなりはやぶさの発射からスタート。。。。そこからはやぶさの帰還までの物語です。
正直、事前の知識無しで初めてはやぶさ映画を観た人には解りにくい作品です。予備知識が必要です。
そういう意味では、先に公開された「はやぶさ」では発射までの物語、苦労、説明‥等が結構丁寧にされていましたね。また数多くの危機に対し、ひとつひとつ丁寧に説明ながら、どうやってそれを乗り切ったかを描いた作品でした。
それに対して、この作品は、はやぶさの打ち上げから帰還までの実際のミッションだけに焦点を当てた作品で、その中でも特に大きかった危機に絞ってそれに挑む人間模様を中心にした感じで詳しい説明を出演者のセリフの遣り取りで賄った感じがあり、素人には分かりにくかったように思いました。
まあ、主演が今や世界のハリウッド俳優「ケン・ワタナベ」って事もあり派手な演出は意識して控え、存在感と演技を全面に押し出した真面目な作品でもあるんだろうけど。。。。
そう思うと、やっぱ去年公開した「はやぶさ」の影響ってかなりあるのかもしれません。
話は本当、感動の素晴らしいお話ですが、観に行って言うのもご無礼ではありますが?
頭の中にまだ去年の作品の感動が残っていて鮮度的にはあまり新鮮ではないかな?(笑)
take1は個人的に先に公開された「はやぶさ」の方が好きですね。
やっぱ、予備知識無しでも(take1は多少知識はあったと思う。。。)あまり知らなかった“はやぶさ”の事を。。。
イオンエンジン
スイングバイ
お手玉をイメージしたマーカー
サンプルの採取・・・・等
親切に丁寧に色々と教えてくれたという感動のアドバンテージは大きいです。
まあ、今回ははやぶさのミッションを通じて描かれる人現ドラマに重きを置いたヒューマン作品でした。
人間ドラマのネタで新しい切り口だったのは
民間メーカーと宇宙研究所の関係がひとつ。
はやぶさに対する思いや情熱は同じですが、そこに生まれる民間と官公のギャップが見事に描かれていました。
もうひとつは
はやぶさを影で支えた小さい町工場の存在ですね。不景気の最中の工場経営、資金繰りの悪化と借金返済。。。。お金の問題をリアルに描いています。
夢と希望なんていうイメージで輝いた言葉で表現されるはやぶさではありますが、その反対の影の部分では、現実的なリアルな問題があると教えてくれています。
それでも、やっぱどの作品でも
音信不通になって宇宙を彷徨っていたはやぶさが再び見つかった時
ラストのイオンエンジンが再び点火して地球に帰還する時
ってのは、何度観ても感動です。
やっぱ、実話の力って凄い。
はやぶさの偉業。。。はやぶさを支えた人たちは凄いです。
知ってた?「映画のポスターにはこんな共通点があった」
〜Netニュースより抜粋〜
http://labaq.com/archives/51730024.html
映画を売り出すときには、ポスターの出来も重要な要素となります。
映画の内容に沿いながらも、人の目をひくように、そして興味が出るように、インパクトのあるものが作られます。
しかしながらアイデアは結構お決まりが多く、「実は映画のポスターはこんなにパターン化している」というまとめ画像がありましたので、紹介。
パターン1:砂浜に小さな人のシルエットと、空には大きな頭
パターン2:後ろ姿(武器を持っていることが多い)
パターン3:顔の上に大きな文字
パターン4:背中合わせ
パターン5:ベッドで
パターン6:足の間から
パターン7:目のドアップ
パターン8:ブルー
パターン9:必死に走るシーン
パターン10:可愛い赤いドレス
続きはこちら。。。
なるほど〜言われてみれば。。。。この先、ポスターを見る目が変化するかも(笑)
ペントハウス
http://penthouse-movie.com/
世界的な人気を誇るコメディー俳優、ベン・スティラーとエディ・マーフィが初めて共演を果たしたクライム・アクション。ニューヨーク・マンハッタンの超高級マンション「ザ・タワー」を舞台に、最上階のペントハウスに住む大富豪に全財産をだまし取られたタワーの使用人たちの奪還作戦を描く。監督は、『ラッシュアワー』シリーズのブレット・ラトナー。共演には『ジェシー・ジェームズの暗殺』のケイシー・アフレック、『アビエイター』のアラン・アルダら実力派が顔をそろえる。
ベン・スティラーというと、どうしてもイメージしてしまうのが「ナイト ミュージアム」
そして、お久しぶりのエディ・マーフィ。。。。
「ディープ・インパクト」のヒロインで印象のあるティア・レオーニに、
生きていたの?マシュー・ブロデリック。
何か?懐かしい顔がゾロゾロのB級的要素満載の作品です。
ベン・スティラーとエディ・マーフィの人気コメディー俳優の初競演との事でほのかな期待はしていました。
脚本も、「オーシャンズ11」をコメディーにした感じなのかな?っと。。。
兎に角、前半が凄く退屈です。
話題の二人の競演シーンは中盤辺りからですが、期待以上にコミカルなやり取りは無かったです。大爆笑は残念ながら。。。。
オーシャンズ11のように、全てのメンバーがプロフェショナルという訳ではなく、殆どが素人の何とも頼りないおとぼけ泥棒集団なので、それがハラハラドキドキのハプニングの連続を生んでいます。
有り得ないシーンとオイオイという突っ込みどころも満載ですが、まあ、それはB級コメディ作品ということで目を瞑ってもよしかな?(笑)
もっとコミカルにふざけたかったベン・スティラーだとは思いましたが、終始真面目な感じです。相変わらずのマシンガントーク前回のエディ・マーフィにいいとこは持っていかれた感じですかね。
でも、コメディ映画は痛快感や爽快感を感じるものですが、ハチャメチャというには最後がかなり中途半端。個人的には消化不良の作品でした。
ニュー・シネマ・パラダイス
http://n-c-p.asmik-ace.co.jp/
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%82%B7%E3%83%8D%E3%83%9E%E3%83%BB%E3%83%91%E3%83%A9%E3%83%80%E3%82%A4%E3%82%B9
イタリアの名匠ジュゼッペ・トルナトーレによる、映画史に残る至高の名作。イタリアのシチリアを舞台に、少年と映写技師が映画を通して心を通わせていく様を、感動的な音楽と繊細な人物描写で描き出す。映画に魅了された少年トト役を、サルヴァトーレ・カシオが愛くるしい演技で演じきった。年齢を超えた友情や少年時代の夢など、世代や時代を超えた人々に愛される物語に、“映画の魔法”という名の感動が存分につまっている。
このトトのスクリーンを観ている時の素直で無垢な笑顔にやられてしまいます。
スクリーンでは、ゴールド・シルバー劇場での公開期間に観に行きました。
そして、レンタルで、購入したビデオで、今まで何回観たことでしょう。
もしかしたらスクリーンで観れるのはもう最後かもという気持ちで真っ白な気持ちで観賞しました。
もはや、何もいう事はないですね。
映画って素晴らしい
そう叫びたい大好きな作品です。
take1の大好きなシーン。
アルフレードとトトが広場の壁に映し出す映画を観る民衆の歓喜に笑顔です。
ノスタルジックな作品と言えば、take1は、「スタンド・バイ・ミー」を思い浮かべますが、「スタンド・バイ・ミー」は、少年時代オンリーの思い出だけで成り立っているのに対し、「ニュー・シネマ・パラダイス」は現在と過去が一体で一つの流れになっているので、作品に凄く感情移入が出来てしまいます。
映画館そのものを物語にした設定もtake1的にはGood。
そして、音楽は文句なく最高でした。
久々に。。。。また名作に浸れて幸せな気分でした。
お薦め作品です。
「ニュー・シネマ・パラダイス」予告編
2004年のヘラルドシネプラザに続きまたひとつ、take1の大好きな映画館が閉館です。
昨日の2月3日。take1がこよなく愛していた映画館、ゴールド・シルバー劇場が閉館しました。
運営会社スターキャット・ケーブルネットワークの閉館の挨拶
http://www.eigaya.com/event/goldsilver/index.html
これは、名古屋市の「ささしまライブ24地区」整備事業で行われる道路拡張に伴い、劇場が入居していたビルを壊すことに伴って閉館の運びとなったとの事です。
高校を卒業して、名古屋で一人暮らしを始めてからずっと通っていた思い出の映画館です。そんなゴールド・シルバー劇場の最後の上映日の最終上映を観に行きました。
take1が約24年通ったゴールド・シルバー劇場です。
ここで、どんだけ観たんだろう。。。。いつもと違い、凄く感傷的な気分で一歩一歩踏みしめながら階段を上って行きました。
最後の掲示版です。
最後に上映したのは「ニュー・シネマ・パラダイス」。
ゴールド・シルバーらしい最後の上映作品ですね。はい、心に残る名作です。平成2年の作品で、この劇場で観ました。23年後にまたこんな形で観るとは想像もしませんでしたが、最終上映に立ち会えた事に感謝。
整理番号91番を貰い、take1は運良く座れましたが、会場は220席あるシートは全て埋めつくされ立ち観客も凄く出る凄い人数の最終上映でした。
テレビカメラが数台は入っており、取材するマスコミ関係の人達も結構来ていて、上映前には名古屋の映画関係と評論家の人達20分程のトークイベントを展開し、劇場の思い出話、印象に残っている作品・・・等を語りあい、超満員の観客と温かい雰囲気に包まれました。
上映終了後、まず普段では有り得ない拍手が起こり、会場が感動で包まれました。
観賞後、ゴールド・シルバー劇場で今まで観た作品を思い出しながら余韻に浸ったtake1です。
支配人さんに記念写真を撮って頂きました。
ゴールド・シルバー劇場のスタッフ、社員の皆さん、
ゴールド・シルバー劇場を支えてきた全ての皆さん、
ご苦労様でした。そしてありがとう。
いつかまた。。。。移設した場所で、新設のゴールド・シルバー劇場で観賞出来る日を祈ってます。
Netニュースより抜粋
こだわりの映画28年 名古屋の映画館閉館
http://www.asahi.com/showbiz/movie/NGY201202020030.html
マネーボール
http://www.moneyball.jp/
アメリカのプロ野球、メジャーリーグの貧乏球団を独自の理論で常勝球団に育て上げた実在の男の半生を、ブラッド・ピットが演じる感動的なヒューマンドラマ。球団のゼネラルマネージャーが独自の理論である「マネーボール理論」を推し進め、貧乏球団を常勝集団に生まれ変わらせていく過程を描く。監督を、『カポーティ』のベネット・ミラーが務め、『ソーシャル・ネットワーク』のアーロン・ソーキンが脚本を担当。ブラッドとフィリップ・シーモア・ホフマンやロビン・ライトなど実力派キャストによる演技合戦に期待。
ブラッド・ピットの演技に心打たれます。
はい、ブラピは個人的に凄く名優だと思っています。
日本のプロ野球にはあまり馴染みが無いというか?機能していないGMというポジション。
しかし、メジャーリーグでは絶対的な存在です。選手、監督、コーチの採用と
解雇の権利を持ち、チーム編成の全責任を負うポジションです。
でも、実際の試合の指揮や監督の采配には口を挟みません。
球団のオーナーはGMの採用と解雇を行いますが、GMの判断と仕事には口を出さないのがヤンキース以外の建前です。(笑)
物語は実際の話を丹念に丁寧に描写しています。
実際のブラピ演じる主人公ビリーは試合会場に行かないのである。そのため野球の試合そのものの描写がべらぼうに少ないのがこの作品の特徴なんじゃないかな?
はい、絶対にベースボール映画ではないと思います。
スポ根の醍醐味、弱小チームが逆境を跳ね除け、最強チームに勝ってすっきり、というパターンではありません。
ダイナミックな試合展開の興奮を味わいたいと期待した人は全然物足りないと思うと思います。
しかし、ビリーの悩み・苦しみを丹念に描写し、ブラピの演技から誠実な爽やかな感動を感じました。
マイウェイ 12,000キロの真実
http://myway-movie.com/
アジアからノルマンディーまでを生き抜いた東洋人の壮絶な人生と人間の本質を描くトゥルーストーリー。監督は、『ブラザーフッド』のカン・ジェギュ。『東京タワー オカンとボクと、時々、オトン』のオダギリジョーと『PROMISE プロミス』のチャン・ドンゴンが、運命のいたずらで日本、ソ連、ドイツの軍服を着て戦うことになる男たちを演じる。240日間にも及ぶアジアからヨーロッパの大陸横断撮影を敢行して作られた、壮大なスケールの作品世界に酔いしれたい。
take1の大好きな韓国映画『シュリ』(1999)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%83%AA
のカン・ジェギュ監督作品です。
シュリを観た時のような衝撃と面白さを否応なしに期待したいとこですが?
予告を見た限りでは、それほどまでには無理かな?という自己防衛がはたらいての観賞です。
正直、作品自体のストーリーと人物描写は観るに耐えれない感がありました。
日本人だからかな?
韓国作品だからかな?
日本人に対する描写がかなり酷く強烈でもあります。
グローバルな世界観を持った大きな人間ならまた、違った感想だとは思いますが、残念ながらtake1はそれほど大きな人間ではなく、典型的な日本人でした(汗。。。。)
でも、戦争シーンのリアリティーは素晴らしい映像と迫力で凄く見応えがありました。
ストーリーと時代背景の描写に対して難しいことを考えず、これはフィクションだと思い、迫力ある戦闘シーンだけに特化すれば大変良くできた映画だと思います。
take1も度肝を抜かれた映画史に燦然と輝く『プライベート・ライアン』
のノルマンディー上陸作戦の映像に匹敵するような、激しくも、痛々しくも凄惨な戦闘描写が凄い。
そういう意味では流石「シュリ」のカン・ジェギュ監督というべきです。当時を知らないtake1がいうのも何ですが。。。戦争場面のもの凄いリアルな再現には脱帽。
でも、やっぱ、脚本は本当にあかんですね。
まず、「日本軍、ソ連軍、ドイツ軍という異なる3つの軍服を着ながら、第2
次世界大戦の12000キロにも及ぶ3つの激戦地を戦い抜く」という、何とも根拠もない出鱈目な話です。
この映画のテーマがいくら“死なないこと”であっても、それを色んなシュチエーションで、2人の主人公がクライマックスまで、どんな生死の境に遭遇しても、軽々と死線を越えてしまうのがいやはや、何とも荒唐無稽という他はありません。
一番最初のソ連軍の戦車に向かっての手榴弾を爆発させて空中をさまよったとこでもう普通は死ぬでしょう。
そこから、いきなり極寒のソビエト。銃殺シーンでも間一髪の恩赦で生き残りますが、この時代の日本軍がその時に本当に死を選ばす、ソ連の軍服を着るのか?疑問ですね。
ノルマンディーのアメリカ軍に対しても得意のマラソンを生かしての降伏。。。。
これを、堂々とフィクションとして観る方がかなり楽でしたが、頑なに「実際の経験者の話を再現」とうたうから突っ込みどころが増えてしまいました。
山本太郎の悪役日本軍人は、観ていてもの凄く腹が立つと同時に似合う役だなと賛否が入れ乱れる感想です。
いや、彼しか出来ないと思いました。
オダジョーは置いておいて。。。。(笑)
チャン・ドンゴンの折れない心、真っ直ぐ直向きに生きるジュンシュク役は彼だからよかったかな。
ワイルド7
http://wwws.warnerbros.co.jp/wild7/index.html
「週刊少年キング」で連載され、1972年にはテレビドラマ化もされた漫画を映画化したアクション・エンターテインメント。選定された犯罪者の中から選ばれた7人の警察官、通称“ワイルド7”が、悪人を容赦なく成敗していく。監督は、『THE LAST MESSAGE 海猿』などの羽住英一郎。『一命』『ディア・ドクター』の瑛太らがワイルド7のメンバーを演じる。今までにない設定と迫力のバイク&ガンアクション、さらにはスリリングで先の読めないストーリーの行方から目が離せない。
「ワイルド7」は1969年から1979年にかけて週刊少年キング(少年画報社)で連載されていたマンガで、犯罪者の中から選ばれた超法規的存在の警察官7人(ワイルド7)が悪人を裁くという有り得ない内容の大人気漫画でした。
その後実写化され川津雄介を隊長とするワイルド7がテレビで放映されました。
実はtake1が小さかった頃テレビドラマで「ワイルド7」が放送されていました。30分ドラマで、大抵?子供向けだったとは思いますが?幼心にワイルド7をテレビで観てかなり興奮していたのが記憶にあります(笑)
TVヒーローがバイクに乗る姿は手の届かない異次元の憧れでしたが、この時、TV画面の人間が乗るバイクに初めて身近にバイクがカッコいいなと感じました!
そしてこの時の主題歌もカッコいい。。。特にエンディング曲。
ワイルド7テレビ実写版OP
そして今でも鮮明に記憶に残っているエンディング曲「つむじ風」
「ワイルドセブン、ワイルドライダー〜。。やって来た来た、つむじ風〜〜」
今でもハッキリと口ずさめます。(笑)
そんなtake1にとってかなり思い入れのあるTVドラマなので映画:現代版ワイルド7、観に行きました。
去年の暮、年末に観賞した作品ではありますが。。。。f(^_^)
正直、大変残念な作品でした。
まず、瑛太の飛葉大陸はあかんでしょう。キャラが全然合っていないです。その先入観からではありませんが、原作の軸がブレまくっていると素直に感じました。
まあ、オリジナルを無視した全く新しいワイルド7って言ってしまえばそれまでですが。。。やっぱ、オリジナルを知っている人には残念な作品でした。
個人的にもっとこれでもかという位のトコトンな活劇にした方がよかったんじゃないかな?やっぱワイルド7なんだから、軸はキャラ立ちの作品だと思うのでメンバーの個性を全面に押し出し、キャラ同士のいじくり合いでストーリーを展開していって欲しかったと思います。
まあ、限られた時間で作っているから無理なのかもしれませんが、かなり余計な描写が。。。要潤と本仮屋の新聞記者、セカイとの父娘関係・・・等、みんな不要でしょう(笑)
じゃ、バイクアクションがやっぱ凄いかと言うと、日本映画にはやっぱこれが精一杯なのかな?これじゃ、お隣の韓国映画には到底及ばないとつくづく感じました。
原作を全く知らない、瑛太目的の人達にはまだ見ごたえはあったかもしれませんが、久々に監督と脚本家が原作を強姦したとしか言いようの無い残念な作品でした。
残念。。。