ネービーシールズ
http://navyseals.gaga.ne.jp/official/
アメリカ軍の中でもエリート中のエリートが集められる特殊部隊、ネイビーシールズを題材にしたコマンド・アクション。ある救出ミッションを命じられた彼らが、巨大なテロ計画に巻き込まれていく姿を息詰まるタッチで追い掛けていく。メガホンを取るのは、これまでドキュメンタリーなどを手掛けてきたマイク・マッコイとスコット・ウォー。実際の隊員がキャストを務め、銃器もすべて本物を使用、さらに劇中の特殊技術や作戦立案も実例に従っているという、リアル志向を極めた描写と戦闘アクションに圧倒させられる。
take1の友人でS君という特殊部隊マニアがいますが、彼の喜ぶ顔が思い浮かぶような作品です。
個人的にもS君の影響を受けているtake1なのか?凄く面白かった作品です。
でも、この作品は評価は真っ二つでしょうね。一歩間違えたらというか?普通にR指定でもおかしくない作品です。
男女問わずミリタリー系作品が大好きな人なら受け入れるとは思いますが?
それでもあまりにもリアルすぎて映画を見ているよりもドキュメンタリーを見ている感覚になります。
でも、全く興味が無い人が取り合えず感覚で観たのなら最悪な作品かもしれません。ただ、ただ、残酷ななだけ。
主人公ローク大尉はものすごく家族思いで、もうすぐパパになる身。
日常生活ではごくごく普通のおじさんです。が、戦場に向かったら人間じゃなくて、任務を遂行する「殺人マシーン」になります。
このコントラスト的な描写がいい。。。
いつ死ぬかも解らないという思考から生きているこの瞬間を、家族との時間を凄く大切にしているシーンが印象的です。
そしていざ戦場シーンでは兎に角リアルすぎて恐怖感すら感じます。
また、ヘリから降りる姿やボートから潜水艦に移動するシーン・・・等凄くカッコいいです。
登場する兵士たちの無駄のない動きや武器の使用方法などが戦場にいるような錯覚に誘います。
敵地に侵入するシーン、敵を容赦なく殺すシーン
撃ち合い、仲間との絆・・・・どれもが圧倒されます。
たった一人の同胞を助けるためにあれだけのことをやってのける姿が実際はどうなのかは?解りませんが?
まざまざとアメリカの力を見せ付けられました。
よく、戦争映画を観ると「反戦」と「好戦」の意見対立と作り手のメッセージが話題になりますが、この作品に関しては、そんな悠長な平和な内容は一切感じられません。
ただ敵がいるから、排除する。
この迷いの無さが伝わってきました。
最後に、曲が凄く良かった。各シーンに流れる曲がリアルさを恐怖感を緊張感を一層盛り上げてくれました。
それからこの映画の原題は: 「ACT OF VALOR アクト・オブ・バロー(勇気ある行為)」
なのですが、個人的にはこっちの方がいいですね。
1990年作品でチャーリー・シーンが主演した「ネイビー・シールズ」とは全然リアルなレベルが違うという意味からも
そして、映画を観終わったあと、何か?その言葉の意味がヒシヒシと伝わってくる感じがするから。
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