バトルシップ
http://battleship-movie.jp/
ハワイでの軍事演習中に謎のエイリアンとその母船に遭遇したアメリカ海軍や日本の自衛艦が、地球存亡の危機に立ち向かうSFアクション。未曾有の事態に局面する男たちにふんするのは『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』で注目されたテイラー・キッチュ、『マイティ・ソー』の浅野忠信、『96時間』のリーアム・ニーソン。監督は『キングダム/見えざる敵』『ハンコック』のピーター・バーグ。人知を超えたエイリアンの武器と人類の近代兵力が激突する海上バトルもさることながら、日米の海の精鋭たちが国を越えたきずなをはぐくむドラマも見ものだ。
ユニバーサル映画100周年記念作品。
宇宙人モノの侵略系の超大作で、もの凄くお金をかけて贅の限りを尽くしたとは思いますが?
でも、何故か?チープに安っぽく、B級作品に観えてしまったのはtake1だけでしょうか?(笑)
オープニングからの主要人物の描き方が結構乱雑で端折った感が強く、人間ドラマの部分に関してはかなり荒いつくりです。
正直、いきなりグイグイと引き込まれる作品でしゃなく、宇宙人の攻撃戦闘シーンに突入するまでは、ハッキリ言って凄く退屈で我慢が強いられます。
しかし、ひとたび戦闘シーンに入ると、確かに見応えはあった。
はい、take1の大好きなトランスフォーマーみたく、CGを駆使してのリアリティーを前面に出しての迫力ある戦闘シーンです。
いつも宇宙人侵略モノを観ると思うのですが。。。
攻撃の破壊力、武器のレベルからいって、普通は絶対に勝てない、地球は破壊される、占領されると思うのですが?
過去作品の「インディペンデンス・デイ」や「世界侵略:ロサンゼルス決戦」
などに見られるとおり、この手の作品に関しては必ずエイリアン側に何処か?人間に見つけられてしまう弱点があり、それを地球人がみんな協力して攻撃して地球を守りぬくというのが定番。
この作品もそれを守り王道を行ってはいますが、今回のポイントは最後の最後で宇宙人の母船を破壊するのが、第二次世界大戦で活躍した記念艦である駆逐艦ミズーリ号というのが、最大の見せ場でいかにもアメリカらしいですね。
どんなに優れた武器を保持したエイリアンでも、今となっては超アナログのレトロな駆逐艦ミズーリ号で倒せるのだというアメリカ合衆国の威信と誇りを感じました。
またパールハーバーに代表される日米の辛い重い歴史とミズーリで日本は降伏した歴史を持つ日米が一緒になってがっちり手を組んで戦うという側面も描かれています。
正直、お金を掛けたCGバリバリの大迫力を堪能するのもいいですが、あまりにそのシーンは長く、クドく、ゲップが出そうです。
突っ込みどころも全編に満載で有り得ないと思うシーンも数知れずですが、この超アナログな駆逐艦が最新鋭のデジタル映像で描かれる宇宙人の攻撃に耐え
やっつけるアメリカ万歳映画だと割り切ってみれば及第点ですかね。
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