おかえり、はやぶさ
http://hayabusa3d.jp/index.html
小惑星のイトカワからサンプル採取という快挙を達成し、60億キロ約7年に及ぶ宇宙の旅から帰還した小惑星探査機「はやぶさ」の挑戦を、JAXAのエンジニアの視点を通じて全編3Dカメラで撮影された最新映像でつづる感動作。度重なるトラブルに見舞われたはやぶさの帰還を支えたプロジェクトチームの奮闘を、『釣りバカ日誌』シリーズや『犬と私の10の約束』の本木克英監督が描き出す。はやぶさが直面する困難を通して成長していくエンジニアの主人公を、『DEATH NOTE デスノート』『カイジ』シリーズの藤原竜也が熱演。共演には『婚前特急』の杏、ベテランの三浦友和らがそろう。
もうストーリーの説明は不要な「はやぶさ」の偉業を違う切り口で描いた作品です。
各社の競作となった「はやぶさ」ですがこの作品で一応の締めかな?
一足先に公開した
「はやぶさ 遥かなる帰還」
http://take-1.sakura.ne.jp/modules/masternews/index.php?page=article&storyid=867
が、プロジェクトリーダー役にハリウッド俳優渡辺謙を起用し、日本の科学、技術者魂を
描いたある意味大人向けの骨太な作品に仕上がっているのに対し、
今回の「おかえり、はやぶさ」は、科学的なトピックに分かりやすい説明を加えたファミリー向けの作品に仕上がっています。
この物語は、はやぶさプロジェクトに関わる若手エンジニアとその父親で、
失敗に終わった火星探査機のぞみのプロジェクトリーダーの親子関係をストーリーの軸にして
数々の失敗の積み重ねが次世代の成功への礎となって受け継がれていく日本の宇宙開発の歴史
に、この父と子の親子の絆を再生する姿を重ね合わせて製作されています。
また、「はやぶさ 遥かなる帰還」の渡辺謙の娘の杏が「おかえり、はやぶさ」に理学博士として出演しているのも一考。
個々は比べる対象ではありませんが、父娘のそれぞれの作品が同じ「はやぶさ」というテーマで作られた
作品として見比べてみれたのも一興です。
この作品は、時期的にみても、春休みを見据えた、家族で親子で見る、シリアスな感じじゃなく、ある意味安心して観れる作品ですね。
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