リアル・スティール
http://disney-studio.jp/movies/realsteel/
スティーヴン・スピルバーグ率いるドリームワークスが、『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』のヒュー・ジャックマン主演で手掛けた、ロボットとの出会いを通じて親子のきずなを描く感動のストーリー。ボクシングの主役が生身の人間からロボットに移行した時代、リングにすべてを懸けた父と息子の起死回生のドラマを描く。監督は『ナイト ミュージアム』シリーズのショーン・レヴィ。心が通い合わない父と息子が遭遇する奇跡の物語と、圧巻の格闘技ロボットたちの熱い戦いぶりに引き込まれる。
最初、ロボットでのボクシング映画?????
どんな?作品だよ?って疑問がありまくりのイメージでしたが、ロボットボクシングを闘う共同作業を通じ、確執のあった親子に絆が生まれる様を描いた素晴らしい作品です。
うん、素直に感動しました。
やっぱ、子役がいいと突っ込みどころも帳消しですね。
ストーリーは観る人が観ればみんな「ロッキー」を思い描いたんじゃないかな???
流石、ネタ切れのハリウッド。
本当にロッキーソックリ。
無敵のチャンピオンに一世代前のスパーリングロボットが挑戦し善戦するが判定負け。
でも、観客は判定負けした主人公に熱狂、賞賛の大歓声。
チャンピオンサイドの女マネージャーがロッキー4のブリジット・ニールセンをイメージしている感じ。
打たれても打たれても壊れないアトムはどれだけ打たれても立ち上がるロッキーとダブル。
恋人と親子の違いはあるが、まさしくロボット版ロッキー。
でも、父子で、互いに足りない部分を求め合い、補いあって、手間暇かけたロボットと共に、どん底から勝ち上がる様の描写は、父親の経歴や親権問題、旧式になったロボットの行く末などの伏線も上手く織り込んで、涙と感動を起こさせる手堅い作品になっています。
そして、今回は子役のダコタ・ゴヨ君に引き込まれました。
この作品、もしかしたら、父親役はヒュー・ジャックマンじゃなくてもいいのかもしれないと思ってしまいました。
でも、子供のマックスはダコタ・ゴヨ君じゃなきゃ駄目でしょう。成り立たないんじゃないかな?
天才。。。素晴らしい演技だったと思います。
昔から各時代、その映画、その世代には、天才子役と呼ばれる子供がスクリーンに感動と涙を与えます。
「インディージョーンズ」のキーホイ・クァン
「ホームアローン」のマコーレー・カルキン
「アイ アム サム」のダコタ・ファニング
「シックスセンス」ハーレイ・ジョエル・オスメント
まあ、数えあげたらキリはありませんが。。。。。
そんな中、このダコタ・ゴヨ君。ヤバイ位に素晴らしいです。
「チャーリー、プリーズ。。。。。」
この台詞と訴えかける演技に涙腺緩みました。。。。。
はい、この作品、お薦めです。
泣ける事、ほぼ?間違い無し。
余談。。。。
この作品、「ゲーム最高」の台詞やロボットのノイジー・ボーイの漢字表示、と設定が日本語になっている事
ダコタ君の「右、左」・・・等、日本を凄く意識しているというか?リスペクトしている描写が作中でも結構あるのが、日本人としては凄く嬉しいですね。
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