リトル・ランボーズ
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映画作りのとりこになった二人の少年の友情ときずなをユーモラスにつづるハートフルドラマ。
『銀河ヒッチハイク・ガイド』のガース・ジェニングス監督が自身の少年時代をベースに、現在は映画監督となった夢の出発点やモノ作りの喜びの原点を、舞台となった1980年代へのオマージュたっぷりに描き出す。主演には演技未経験だったビル・ミルナーとウィル・ポールターを抜てき。少年期の好奇心にあふれた無邪気さを思い起こさせる物語に魅了される。
2010年11月6日から公開されたこの作品。
無茶苦茶観たかったんですが。。。。縁が無かったのか?観れず終いでした。
すでにDVDも発売されています(笑)。
そんな中、半年後れで上映している映画館が。。。。
再びの縁を大切に観てきました。
ハッキリって超お薦め作品です。
1986年の「スタンド・バイ・ミー」
2000年の「リトル・ダンサー」
に続く10年に1本の名作と言っていいでしょう。。。
自分の少年時代と照らし合わせながら観ましたが、本当に素敵な作品です。
凄く観たかった作品を見逃した悔しさと欲求が観る前にかなり期待を高めていましたが?あっさり容易に超えました。
特にラストシーンはヤバイです。一気に涙が溢れてきます。
家の厳しい戒律で縛られたおとなしい少年ウィル役のビル・ミルナーと不良問題児・カーター役のウィル・ポールター。この2人の演技がとにかく最高。
大人しい子とイジメっ子という出会いのスタートから無二の親友になるまでが本当に清々しく描かれています。
特に
カーター役のウィル・ポールター君。
オープニングに登場した瞬間、タバコを吹かしながら映画を盗むふてぶてしい態度が圧倒的な存在感でした。
この作品の後公開された「ナルニア国物語/第3章:アスラン王と魔法の島」 にも出演。。。
「おとぎ話??フンッ!バカらしい!」と言い切る現実主義の少年ユースチスを演じています。
このふてぶてしい風貌と個性的な顔立ち。
リバー・フェニックスの再来?と言ってもいいような観客に一目置かせる何かを持った少年ですね。
愛くるしく可愛いビル・ミルナー君(向かって左)とtake1大絶賛のウィル・ポールター君(向かって右)
映画「ランボー」に影響された2人の少年の「映画作り」が凄く楽しそう。
少年時代の特権であろう無邪気で後先を考えない無茶な行動と、何にも囚われない自由で豊かな想像力・・・。
ウィルが創造した聖書に描いたイラストのような色彩がそれを表現しています。
「俺はランボーに息子だ!」とはしゃぐウィルと、それを笑いながら撮影するカーター・・・2人を見ていると自分もあの頃に戻りたいと思ってしまいます。
take1にも確実に存在したあの無邪気な少年時代。。。(笑)
フランスからの交換留学生ディディエがまたなかなかのキャラクターでした。
独特のカリスマ性を持っていて、不良ともちょっと違う。英国人が描くブラックユーモアたっぷりのフランス人の捉え方ですね。でも、この作品にいい味付けをしているアクセントになっていましたね。
そして、最後にこの作品のキーマンであるカーターの兄のローレンス。。。
弟に対してかなり傲慢な兄貴っぷりでしたが、カーターの事故と製作途中映画からカーターの兄を想う気持ちを知り、心境に変化が現われます。
これが感動の涙無しでは観れないラストシーンに結びつきます。。。やられました。
take1は劇場スクリーン派でDVDは滅多に買わない、借りない、観ないのですが、久し振りに、DVDを買ってもう一度観たい作品です。
最後に、予告編を。。。。良かったらどうぞ。。。
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