いまさらながらですが?
土曜の深夜、今年の夏、8月28日に放送された
“はやぶさ” 快挙はなぜ実現したか〜追跡 A to Z (NHK)
の再放送がやってました。
http://www.nhk.or.jp/tsuiseki/
http://www.nhk.or.jp/tsuiseki/file/list/100828.html
追跡!AtoZ アンコール「“はやぶさ”快挙はなぜ実現したか」
放送日: 2010年12月11日(土)
放送時間:翌日午前0:50?翌日午前1:35(45分)
ジャンル:ドキュメンタリー/教養 > 社会・時事
ご覧になられた方もいるんじゃないかな?
皆さんも御存じだと思いますが、「はやぶさ」とは小惑星探査機の名前で、
6月に「イトカワ」という小惑星からカプセルによって、小微粒子を地球に持ち帰って来ました。
この番組は2003年5月に打ち上げられ、60億Km 7年 の旅を終え、2010年6月13日、地球に大気圏再突入・帰還した 探査機 はやぶさ の奇跡の帰還の裏舞台を追跡したドキュメンタリー番組です。
地球から60億キロメートルという長い旅立ちが決行されたのは7年前、それから彼らの挫折・苦悩が始まりました。
予期せぬ展開、燃料漏れ、姿勢制御不能、行方不明(通信断絶)、イオン・エンジンの寿命と起死回生の回路組み換えによる復旧、そして地球への帰還。 それぞれの危機的場面での、技術的な真相、裏舞台・秘蔵映像を軸に、「決してあきらめない」という姿勢 を伝えた凄くいい番組です。
探査機はやぶさチームで印象に残ったのは、徹底的な計算と確立を示して、組織に希望と方向性を与えたことですが、それ以外に凄く感じたのが、その時のリーダー(統括責任者)取った行動です。
チームスタッフの気持ちが落ち込み、低迷し、それぞれが難題、苦悩と戦っていた時リーダーは、神社へプロジェクトの成功を祈り、単独で祈願をして御札を貰ってきました。そのリーダーの机の上には幾つかの御札が並んでいました。
宇宙開発機構という世の中でいうかなり最先端の仕事に従事している人が、
最後に頼ったのは神様だったのです。
その後、皆の士気は高まり組織は一体となり、無事微粒子を待ち帰る事に成功しました。たった一人の
「決してあきらめない気持ち」
が成功に導いたこの物語。
改めて感動しました。
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