NHK大河ドラマ
『龍馬伝』 http://www9.nhk.or.jp/ryomaden/
の終焉が近づいてまいりました。
昨夜は、ついに『大政奉還』。そして残すのは来週の最終回だけですね。
個人的にNHK大河は録画してでも欠かさず観てきたtake1。
龍馬伝も一回も欠かさず、ここまできましたね。
〜あらすじ〜
第47回「大政奉還」・・・2010/11/21放送
容堂(近藤正臣)の書いた大政奉還の建白書を受け取った将軍・慶喜(田中哲司)は動揺する。龍馬(福山雅治)は、慶喜に一番近い永井玄蕃頭(石橋蓮司)に直接会い、徳川家を存続するためにはこれしかないと説き、慶喜を説得してくれと頼む。弥太郎(香川照之)は、戦が始まり武器が高く売れるようになると銃を買い占めていたが、ふと龍馬なら大政奉還を成し遂げると思い立ち、方針転換して手持ちの銃を売りに転じる。永井に後押しされ、慶喜は二条城に諸藩を集め、大政奉還を問うが、どの藩も反対しない。時流を悟った慶喜は大政奉還を決意する。知らせを待つ龍馬のもとに、勝(武田鉄矢)が訪れる。幕臣である勝は、龍馬がなくそうとする幕府の人々の将来を憂うが、龍馬は皆が同じように自分の食いぶちを自分で稼ぐ世の中になると返す。そこへ大政奉還の知らせが舞い込み、新しい日本の夜明けに歓喜する龍馬。しかし、武力討幕を目指してきた薩摩や長州、幕府に忠誠を誓う新選組、そして揺るぎないはずだった権力を奪われた将軍、幕臣たちが、自分たちの道をことごとく邪魔をする龍馬の命を狙い始める。弥太郎は銃を売り抜けてもうけを得たが、龍馬と決別するために京へと向かう。
凄く期待して楽しみにしていた『大政奉還』。
何か?想像以上にあっさりと、将軍慶喜公がは大政奉還を決断したのがチョット期待外れ。。。。
一話でまとめるには、無理があったんじゃないかな?龍馬最後の大仕事なので、『大政奉還』シーンは前編後編に分けるぐらいに力を入れて作って欲しかった気がします。
今回一番印象に残ったのは、後藤象二郎ですね。さり気なく、熱かったですが、今回が今までで一番の熱い演技をしていたと思います。
龍馬伝を観て思ったのが、龍馬は、するべき事、目的、ゴール、結果を大切にするという考え。
過程は、するべき事・・・結果のためにあると考え、その形には一切こだわらない。過程にこだわり、するべき事・・・結果を曲げられることを、よしとしない考え。
これって、現代の自分を含めた我々がよく見逃すことなんじゃないかな?
今回のシーンでは、幕府が終焉することで路頭に迷うかもしれない2万人の武士を、勝勝麟太郎先生は心配しました。
しかし、龍馬は、そんなことはどうでもいいと、言い放ちます。
民と同じように働けばすむことだと。。。。。
龍馬が目指したのは、上も下もない世の中。
その中で一人ひとりの人間がやりたいことをやり、生きればよい。
仕組みに頼り切るのではなく、自分のことは自分でやり、その上でつながりを持ち、自由に生きればよい。
これもまた、ひとつの自己責任。
自らを背負ってこその、自由な人生。
これって、今の現代社会にも通じる考え方、そして欠けているものなんじゃないかな?そんな感想を持ちました。
そして、これから先は、龍馬の命を狙うものが、やたら多くなります。
やはり、大きなことを成し遂げると、その変化についていけなくて、恨み、嫉み、妬みの炎を燃やすものが多く出現するんでしょうね。
あと1話!最後のクライマックスが近づいてまいりました。
もう、あとは、来週の龍馬の最期を心して観賞したいと思います。
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