小さな村の小さなダンサー
http://chiisanadancer.com/
オーストラリアでベストセラーとなった、リー・ツンシンの自伝を映画化した感動作。
中国の貧しい村出身の少年が幼くして両親と別れ、バレエダンサーとしての才能を開花させる過程をドラマチックに描いています。
激動の時代を歩む彼の人生の変遷とともに、その並外れた踊りにも息をのむ迫力が伝わってきます。
take1の大好きな映画に
リトル・ダンサー
http://info.movies.yahoo.co.jp/detail/tymv/id162615/
http://www.cinematoday.jp/movie/T0000262
という作品があります。
2000年の英国作品ですが、凄く感動しました。
題名とチラシから「リトル・ダンサー」を期待させるイメージがあってかなり期待して観ました。
まずは、
ストーリーも実話だけあって、こんな人がいたのか、という驚きとともに、中国とバレエっていう違和感に頭が戸惑いましたが、迫力あるバレエシーンには圧倒されました。
実際に演じているのがイギリスで活躍する一流ダンサーだそうで、まず、本格的なバレエに感動です!
毛沢東の政策で、国中から優秀な子供を探して特別教育をしたりする国力と方針に圧倒されました。
また、言いたいことが言えない、資本主義の国についてかなり偏見を持って間違ったことを教えたり、の方針に従わなかったり、避難すればすぐに投獄されたり、自由な生活を当たり前に満喫しているtake1を含めた現代人にとってはごくごく普通の生活のありがたみを感じる作品ですね。
中国とアメリカのカルチャーショックを笑えるエピソードでの表現、そして感動のラストなど充実した内容で、かなり見応えがあります。
それにしても、あんな激動の時代に巻き込まれながらも、バレエというひとつの信念を失わず成功したという事実には感動しました。
個人的に踊り続ける生活を得るため、国や両親と決別するなんて考えられないのですが、自分がその時代の中国人で、その立場だったら。。。。と考えると。。。。理解出来ない事もないか。。。??
ラストシーンは確実に涙腺が緩みます。
かなりお薦めの作品ですよ。
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