日本の戦後演劇界に革命的な一時代を築いた劇作家、つかこうへいさんが10日に肺がんのため、千葉県内の病院で死去したというニュースを聞きました。がん公表から半年。62歳、あまりにも早すぎる死だすね。
「つかこうへい」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%A4%E3%81%8B%E3%81%93%E3%81%86%E3%81%B8%E3%81%84
の名を有名にしたのは、大部屋俳優の悲哀を描いた82年公開の
「蒲田行進曲」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%92%B2%E7%94%B0%E8%A1%8C%E9%80%B2%E6%9B%B2
80年に舞台で初演したものを、つかさん自身が映画向けに脚色し、深作欣二氏が監督。つか門下生の平田満(56)、風間杜夫(61)に、当時のトップ女優、松坂慶子(57)が加わり、空前の大ヒットを飛ばした。特に平田の階段落ちは国民の涙を誘い、名シーンとして語りぐさになりました。
名作中の名作だと思います。
でも、take1が一番「つかこうへい」の原作で思い出にある名作が
「2代目はクリスチャン」
です。
あらすじはというと。。。
美人クリスチャン今日子(志穂美悦子)へ、警察官で実家が仏教寺の二男神代(柄本明)とヤクザの晴彦(岩城滉一)が共に我こそがと互いに先を争い求婚し自分の思いを伝える。そんな中、今まさに天竜組の二代目の組長を継ぐべき晴彦が敵対するヤクザ(黒岩組)のやり玉にはまり殺されてしまう。そうしたグダグダの中で不意に今日子の父親の境遇・母親の現在を知ってしまう。黒岩組は神戸の港祭りを仕切ろうと躍起になり痺れを切らして天竜組との抗争に発展してしまう。
「てめぇら!!十字を切って悔い改めやがれ。でねぇと一人残らず叩っ斬るぜ!!」
の名セリフがあまりにも有名で、忘れられないtake1のお勧め作品です。
つかこうへいさんに合掌。。。安らかに。。。。
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