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映画
映画 : アウトレイジ
投稿者 : take1 投稿日時: 2010-06-22 21:32:07 (1835 ヒット)

アウトレイジ


http://office-kitano.co.jp/outrage/main.html

ヤクザの世界で男たちが生き残りを賭け、裏切りや駆け引きなど壮絶な権力闘争を繰り広げる、本格バイオレンス・アクション。
タイトルは極悪非道を意味し、登場人物すべてが悪人という異色のドラマが展開します。


「世界のキタノ」こと北野武監督が放つヤクザ映画です。
キタノ映画を観たのは、「BROTHER」(2000年作品)以来約10年振り。でも、「BROTHER」もヤクザ&マフィア映画でした。

take1的にはキタノ映画の定番ネタのような感じもします。定番ネタというより、暴力映画がキタノ映画の原点かもしれないですね。

take1的には駄目でした。北野武監督は認めますが、役者のビートたけしは無理です。演技下手。。。

正直。。。。。好き、嫌いが分かれる賛否両論の作品だと思います。

そんな感想が北野武監督の戦略であるのかもしれませんが。。??


とにかくこの作品には、殺しへのためらいも生への執着も倫理も無常も何もありません。これでもかというくらいの殺戮の嵐。ヤクザ組織のタテ構造の中で、怒号と叫喚が入り乱れ、裏切りと権力のエゴがむき出しの醜く、人間としてあさましいまでの下克上が展開されています。

一番のビックリは、「それでもボクはやってない」(2007年作品)での役柄が印象深い加瀬亮のこれまで繊細で、臆病な役柄から、旧来のイメージを刷新し、得体の知れないワルを嬉々として演じているところかな?迫真のキレ演技を見せているとこは、イメチェンというか?絶賛ものです。

こういう役者の無限の可能性、新たな魅力を引き出すことに関して言えば
北野武という監督の才能なのかもしれません。


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