映画星人のtake1も毎年関心があるアカデミー賞ですが、今年の作品賞は
「ハート・ロッカー」
http://hurtlocker.jp/
が受賞しました。
take1は、自分も評価の高い「アバター」が「タイタニック」同様総なめなんじゃないか?と思っていたので、チョット残念でしたね。
今年は、前評判から「アバター」と「ハート・ロッカー」の一騎打ちでした。
両作品はともに9部門でノミネートされ、結果は「アバター」3冠 「ハート・ロッカー」6冠で結果的にイラク戦争を舞台にした「ハート・ロッカー」の圧勝で終わりました。
しかし、現実の興行収入をみると「アバター」の優位は歴然としています。
大衆から圧倒的に支持され記録を塗り替えた大ヒットを、アカデミー賞受賞作の中でも最も収益が少ない作品のひとつである「ハート・ロッカー」が破るというのは、チョット疑問というか?こういうねじれ現象は、どうやっておきたのか?が興味あるとこです。
アカデミー会員の感情や様々なバランスが働いて、『アバター』が不当に扱われた、と感じている人も多いはず。ちなみにtake1もその一人です。
・巨額の制作費をつぎ込んだSF大作と、低予算の社会派サスペンス。
・元夫婦という話題の両監督による対決。
あらゆる面で対照的だった2作品ですが、アカデミー賞の選考では興行収入の数字のような商業的な成功が絶対的な評価基準になるわけではないのも事実。アカデミー会員は娯楽大作に対して軽視する傾向がるようです。
多くの大衆に受け入れられた作品は分かり易く商業ベースの数字で表されますが、アカデミー会員は結局のところ、売れたかどうかよりも、映画作りの土台や基本的なメッセージ性にこだわっていると思います。
結局、一般の観客の視点とアカデミー賞選考の視点は大きくズレていると言わざるえない。
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