連日熱戦が続いている冬季ソチオリンピックですが、モーグルという競技をやってきたtake1にとって、冬季オリンピック一番の注目種目がモーグル競技。
そんな中、上村愛子選手の4位は大変残念な結果でしたが、終わった後の清々しい表情にこちらも爽やかな気持ちを貰いました。
過去投稿 日時:2010-02-14
バンクーバーオリンピック女子モーグル競技の感想
http://take-1.sakura.ne.jp/modules/masternews/index.php?page=article&storyid=169
欲を言えば、そりゃ念願のメダルを取らせてあげたかったのは国民すべての願いだったと思います。
確かに決勝では、予選、準決勝よりもいい最高な滑りだったと思います。
最終滑走のの女王カーニーがミドルセクションで弾かれたときは、誰もが3位を確定したかもしれません。
しかし、結果は4位。。。。
勿論、ジャッジに対しての賛否が飛び交ったとは思いますが、スピードタイムの得点以外は、人間がジャッジする競技なので、難しいですね。
カーニーのターン一回のミスよりも上半身のぶれない動かない安定感
上村愛子のカービングターンの美しさよりも上半身の細かい動き
これが、「採点基準」に照らし合わされ今回の結果になったと思います。
でも、準決勝ギリギリの6位で決勝に進出した時点で、上村選手は決勝に行けた喜びと残り1レースにすべてをかけて集大成の滑りをしたと思います。
選手としてのピーク、メダルを狙う力量は本来4年前のバンクーバーだったと思います。
そこからの4年間。体力とモチベーションを取戻し、維持する事は本当に大変だったと思います。
滑った後のコメント。。。
「こんなに何本も滑れるオリンピックは今回が初めてだが、体力が持つか、最後まで良い滑りができるかということは考えず、全力で滑った。点数は点数。また4番だった。メダルは取れなかったが、攻めて滑りたいという思いで3本全部滑れたので清々しい。
自信を持ってスタートに立って、目の前のコースで最大のパフォーマンスで滑るということが私の理想だったが、今日はそれがたくさんできたので嬉しい。今日は泣いたり笑ったりで忙しかった。メダルが取れるか取れないとかのギリギリのところに、また戻ってこれた。
何回も滑れたことが嬉しい。今回が最後だと思っているので、オリンピックの思い出が良い思い出で終わる。メダルはないが頑張ってよかった」
バンクーバーと同じ4位という結果ではありますが、日本中に感動を与えてくれたと思います。
感動をありがとう。
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