清須会議
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数々のヒット作を作り出してきた三谷幸喜が、およそ17年ぶりに書き下ろした小説を自ら映画化した群像喜劇。本能寺の変で織田信長が亡くなった後、織田家後継者と領地配分を決めるために、柴田勝家や羽柴秀吉らが一堂に会した清須会議の全容を描く。役所広司演じる勝家と大泉洋ふんする秀吉の主導権争いを軸に、それぞれに思惑を秘めた登場人物たちが駆け引きを繰り広げていく。そのほか佐藤浩市、妻夫木聡、浅野忠信、西田敏行ら豪華キャストが勢ぞろいする。
先日紹介した時代劇映画「蠢動 -しゅんどう」とは
蠢動 -しゅんどう- 投稿日時:2013-11-21
http://take-1.sakura.ne.jp/modules/masternews/index.php?page=article&storyid=1476
同じ時代劇でも全くテイストが違いますが、面白さでいえばこの作品も最高な時代喜劇です(#^.^#)
でも、三谷作品は本当に個性が光ってます。
時代劇なのに、戦国時代なのに合戦シーンや殺陣シーンは一切なし(@_@;)
シリアスな緊張はまるでなく、歴史上有名な戦国武将たちがお笑いコントの掛け合いを繰り広げます(笑)
実際、歴史の上でも有名な時代の決断といっていい清洲会議ですが、会議だけで映画を作ってしまう三谷監督が凄いです。
しかも本人自身悩みながらじゃなく、楽しんで作っている様子。。。。
軽く、軽快なコメディーでぐいぐい観客を引き込んでいきます。
しかも、登場するお馴染みの超有名武将たちは日本人はある程度、どんな性格か?どんな個性か?把握している前提で、どの役者にどの武将をやってもらい、どんな話術とセリフで絡ませるかを考えているところが凄いです。
Wキャストの主人公2人。
役所広司演じる柴田勝家と大泉洋演じる羽柴秀吉、どちらもいい味出してます(#^.^#)
勇猛果敢で真っ直ぐな性格で、駆け引き下手な勝家。
相手の懐に入り込み、いつの間にか支配されている、後の天下人ならではの
人身掌握術に長けた秀吉。
互いの個性のぶつかり合いとそこに絡む取り巻きがミックスされて本当にいい作品に仕上がってます。
この作品は、この時代と武将についての予備知識はある程度必要ですが、この時代に思い入れが強い人ほど楽しめる最高な三谷作品です。
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