ダイアナ
http://diana.gaga.ne.jp/
『インポッシブル』などの演技派女優ナオミ・ワッツが主演を務め、1997年に交通事故死した元イギリス皇太子妃ダイアナに迫る感動作。20歳で英国王室に嫁いだ若く魅力的な女性が出産や離婚を経験し、しなやかに変貌と自立を遂げる姿を描き出す。メガホンを取るのは、『ヒトラー ?最期の12日間?』『インベージョン』のオリヴァー・ヒルシュビーゲル監督。一人の女性として精いっぱい生き、36歳の若さで逝ったダイアナ妃の愛と苦悩と戦いの日々に心打たれる。
過去に観た世界的に有名な女性指導者の伝記や半生を描いていた作品とはテイストがかなり違います。
The Lady アウンサンスーチー ひき裂かれた愛
http://take-1.sakura.ne.jp/modules/masternews/index.php?page=article&storyid=1014
マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙
http://take-1.sakura.ne.jp/modules/masternews/index.php?page=article&storyid=904
これは、ダイアナ元妃の伝記映画ではないです。
ダイアナが残してきた功績や死にまつわる謎を詳しく描いた作品ではなく、女性として自立するところから死の直前までの2年間位の愛と苦悩と戦いの日々を、かなり赤裸々に描いています。
個人的には、スーチーやサッチャー系のイメージの物語を想像していたので肩透かしでしたが、スクリーンには一人の女性としての人間ダイアナがいました。
最初はあんまり似ていないと思ったナオミ・ワッツのダイアナでしたが、段々ダイアナに同化して引き込まれました。
表情やしぐさ、そして苦痛の日々、葛藤、その隙間に訪れるつかの間の幸せ・・・行動力抜群で奔放に生きるダイアナを熱演しています。
でも、彼女には、ダイアナを演じる事は相当な重圧だったんじゃないかな?って想像してしまいます。
ストーリー的には、ダイアナではなければ、我儘なお金持ちのバツイチ女性が自由な恋愛を求めて、寂しさを紛らわす為に男に走ったというだけの話なんですが、この主人公はあのかの有名なプリンセス・ダイアナです(@_@;)
あの事故の寸前まで実は彼女は・・・(こんな風だった)という真実を描いた
恋愛映画に仕上がっています。
この映画を世に出すことによって、亡くなる前の彼女の真実の姿を世界に
知らせるべき価値がある作品ですね。
ダイアナをよく知らない方にはつまらない作品ですが、ダイアナのことにある程度知識を持っていたり、彼女に興味を持っている人なら楽しめる作品だと思います。
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