大統領の料理人
http://daitouryo-chef.gaga.ne.jp/
『恋愛小説ができるまで』のクリスチャン・ヴァンサンが監督と脚本を務め、フランス大統領官邸史上唯一の女性料理人の実話を基につづる感動作。フランソワ・ミッテラン大統領のプライベートシェフとして腕を振るった主人公の奮闘を描く。『地上5センチの恋心』などで知られるセザール賞の常連カトリーヌ・フロが、ポジティブなヒロインを熱演。一皿一皿を丁寧かつ心を込めて作る料理人が生み出す小さな奇跡や絆が心を打つ。
はい、観終わった後には、お腹は別として(^_^;)
心が満たされた作品です。
はい、頑張っているけど暗中模索な女性にもっと観てもらいたい映画です。
ただひたすらに前を向いて進んでいくポジティブな女性へのオマージュのような作品だったんじゃないでしょうか。
まず思ったのは「うまそぉ、たべてぇぇ」(笑)
大統領がご所望する素材を生かしたフランスの田舎料理(*^_^*)
美味しそうな料理が次々と出てきます。(#^.^#)
匂いまで漂ってきそう(*^_^*)
でも、大統領が食べるシーンはほとんど出て来ないです。
ワンシーンだけ厨房に訪れパンにバターを塗り、新鮮なトリュフをたっぷり乗っけて、ワインで流し込むシーンだけ。
でもこの主人公と大統領の二人だけのやり取りが、彼女の大きな転機になる場面だったと思います。
男社会を全面に出したフランスの公邸の厨房に挑んだ女性料理人。
大統領の料理人をしているときのプライド高き、威厳ある態度とそれ以外に見せる自然体で女性な彼女。。。。
彼女の運にも左右されながら、次から次へと、自分の居場所をしっかりと求めて生きていく姿がいい感じで描かれています。
実際にあ、辞め方は、仕事を投げ出したようなとらえ方になるかもしれませんが、さらなる高みを求め、現状に満足しない、もっと上を、自分を評価してくるところを求めて転職するフランス女のプライドと、決して折れない意思の強さに心震えました。
はい、これは上を目指す女性への応援歌作品です。
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