劇場版タイムスクープハンター 安土城 最後の1日
http://timescoop.jp/
2009年にシーズン1の放映がスタートし、人気を博しているNHKのドキュメンタリー・ドラマ風の番組を映画化。さまざまな時代にタイムワープして歴史の裏側に迫る時空ジャーナリストの青年が、戦国時代の武将・織田信長が天下統一の拠点とするも、いまだ焼失した原因が不明の名城・安土城最後の一日の謎に挑む。テレビ版でおなじみの要潤と杏をはじめ、夏帆、時任三郎、上島竜兵、宇津井健ら新キャストを迎え、四つの時代を往来する壮大なスケールの物語が展開。
はい、NHKドラマの劇場版です。
NHKドラマ「タイムスクープハンター」 http://www.nhk.or.jp/timescoop/index.html
は、文字通り歴史もので、歴史を動かしたの名もなきその時代の人物に焦点を当てて作り上げたヒット作で、それでいてフィクションの体裁をとりつつSFテイストも取り入れた異色作です。
take1も歴史物が好きので、この番組のファンではありますが、正直劇場版は残念な出来だったと思います。
というのは、TVなら何も思わなかったのですが、この劇場版、TVの制作となんも変わらない感じがしています。
ストーリーも豪華さも何もかも、何が劇場版なの?って感じです。
一応お金を払って観賞しにきているのですからいつもTVで無料で観ているのよりなんかおまけが欲しいですね。
はい、映画館に足を運んで観る為の動機づけがかなり不足しています。
まあ、それが戦国史最大のミステリーである安土城の消滅の真相にはなるんでしょうけど。。。(^_^;)
はい、お馴染みの登場人物もよし。切り口もよし。ストーリーもそこそこよし。
でも、やっぱそれはTV制作での範囲です。
この作品を映画にしての苦しいとこは、あくまでもコンセプトは、主人公要潤が第二調査部に所属する時空ジャーナリストで、大事件や有名な人物を取材する第一調査部とは異なり、歴史の教科書に載らないような対象を追いかけているとこですかね。
これにより、有名な歴史上の人物が登場せず、本当に名もなき聞いたこともない町人や武士達ばかり(笑)
安土城をテーマにするなら信長は絶対に必要不可欠だし、本来ならそれこそ信長や光秀を登場させ、絡めてきたいところでしょうが。。。。シリーズのコンセプトが首を絞めてます。
可もなく、不可もなく、作品自体の魅力はいいのですが映画版ならではの何かを上乗せしてほしかった作品ですね。
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