マン・オブ・スティール
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クリストファー・ノーラン製作、ザック・スナイダーが監督を務めたスーパーマン誕生までの物語を紡ぐアクション大作。過酷な運命を受け入れ、ヒーローとして生きることを決意する主人公の苦難の日々を驚異のアクションと共に描き出す。『シャドー・チェイサー』などのヘンリー・カヴィルが主人公を熱演。悩んだり傷ついたりしながらも前進する主人公の姿が目に焼き付く。
「ダークナイト」(2008)のクリストファー・ノーランが製作という事で、まずは期待を込めて観賞。。。
はい、アメリカンコミックに作品をダークな世界観でスーパーマンを実写にしていて、ダークナイトシリーズのバットマン同様、大人向けの重厚感たっぷりの作品を期待してしまいます。
今作のストーリーは、スーパーマンの生い立ちから激しい運命に翻弄されやがてクラーク・ケントになるまでの物語。
この作品には、アメリカの観客を共感させるテイストがいくつも織り込まれておりうまいつくりになっていると思いました。
スーパーマンのエネルギーの源は地球の空気や光であり、地球の環境でなければ、100%の力を出すことができないとこや、敵は地球全体というよりアメリカ本土を攻撃し、観衆を煽っています。
予想した通り、全体的に大人向けの骨太な仕上がりになっているので、小さい子供向けではありませんが、音速を超えるスピード感のレベルがまるで違う映像体験は必見です。
ただ、戦いの時間が単調で長すぎたかな?
同じ動きの殴り合いが続き、どっちもくたばらず、全然ダメージを受けない両方無敵なのがどうかな?
個人的に、キャスティングもかなり素敵
クリプトン星での実の父親役はラッセル・クロウ
クラーク・ケントの地球の両役にケビン・コスナー とダイアン・レイン
特にケビンコスナーは、クラークのその後の道を決める、力を善に使うか?悪に使うか?の別れ道を命掛けで導くシーンで凄くいい味出してます。最高。。。。
このスーパーマンの力の善悪は今のアメリカ合衆国という国に当てはめて考えるとよく解りますね。
はい、善にも悪にもなります。
クリストファー・リーヴに変わる新しい若いスーパーマンに期待します。
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