ローン・レンジャー
http://www.disney.co.jp/loneranger/home.html
『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズのジョニー・デップとゴア・ヴァービンスキー監督ら主要スタッフが再びタッグを組んだアクション・アドベンチャー。テレビドラマや映画で何度も映像化された人気西部劇を基に、悪霊ハンターと正義のヒーローのコンビが巨悪に立ち向かう姿を活写する。ジョニーとコンビを組むローン・レンジャー役には、『J・エドガー』のアーミー・ハマー。個性的で好感の持てるキャラクターたちのほか、荒野を舞台にした派手なアクションなどにも注目。
はい、「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズの監督と脚本家に、ジョニー・デップ主演という布陣でのぞんだ娯楽大作。
ジェリー・ブラッカイマー製作なら、まずはどうであれ観賞でしょう。(笑)(^_^;)
でも、イマイチ作品でした。残念。。。。
テーマというか時代背景が結構重いんですがどっちこっちで中途半端な感じがしました。
作品自体は昔風の「勧善懲悪」モノですが、
白人アメリカ国家がネイティブアメリカンの土地を収奪することがストーリーになっていて結構重く根深いテーマなのに、その重さに対するヒーローの反応の軽さと、微妙なコメディ感に、違和感がありました。
はい、軽さも重さもどっちにも中途半端で、エンタメ重視でいくのか?
ストーリーのテーマ重視でいくのか?
どっちかに方向性がはっきりしてたら、すっきり楽しめたんじゃないかな?
ジョニー・デップの役作りは、海賊や帽子屋やチョコレート男などと同じ、
基本的にはいつもと同じチャーミングな変人キャラですが、やっぱ文句無くカッコいい。
ホント白塗りメイクがよほど好きな彼なのか?相変らず楽しげに演じているように見えました。
でも、全体的には長く、中途半端ではありますが、要所要所は流石は現代ハリウッド作品かな。
ジョニーと、アーミー・ハマー演じる主人公のバディムービーで、冗談をはさみながらピンチを乗り越えていくアクションシーンは、大列車強盗や銃撃戦といったこのジャンルの定番ながら、そのスケール感たるや度肝を抜くようなものばかりで、現代のハリウッドムービーそのものでした。
最大の見せ場であるラストの列車暴走大活劇は、ウィリアム・テル序曲を堪能しながら楽しめました。
このラストのテンポの良さを思えば、あまりの長さと色んなモノを詰め込んだのを凝縮して中盤を単純にすれば飽きないで観られたんじゃないかと思います。
そこがとっても残念。
「キモサベ」って言葉の多用が目立ちますが、本当の意味を二人に照らしあわすと二人の絡みがまだまだ浅いので、あまりグッとこはなかったですね。
コケた感があるので、もしかしたら?シリーズ化するのかな?
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