バレット
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シルヴェスター・スタローンが、『ストリート・オブ・ファイヤー』や『48時間』シリーズのウォルター・ヒル監督とタッグを組んだアクション。相棒の復讐(ふくしゅう)に燃える殺しのプロフェッショナルが、それを成し遂げようと若き熱血刑事と共に壮絶な戦いを繰り広げていく。スタローンがタトゥーで覆われた屈強なボディーを披露しながら、重厚感あふれる肉弾戦や銃撃戦を披露。『ワイルド・スピード』シリーズのサン・カン、『ソルジャーズ・アイランド』などのクリスチャン・スレイターら、実力派俳優が脇を固めている。
スタローンが、ウォルター・ヒル監督とタッグを組んだドンパチアクション作品です。
個人的にスタローン作品ということで、無条件で観にいってしまいましたが、評価するとなるとかなり複雑です。・・・難しいと言った方がいいのかも?
良かった点としては、無条件にスタローンのとても66歳とは思えない筋骨隆々たる肉体美の格好よさ。
努力次第では還暦を過ぎてもあそこまで引き締まった肉体を維持出来るのだと感心させられました。
アクションもまだまだ全然いけますね。
作品としては、決して酷い出来ではないと思いますが、表現するなら淡々としすぎていて盛り上がりに欠けるますね。過剰に渋すぎるという表現になりますか?(笑)
ストーリー的には、ヒル監督お得意のバディムービー。警官と犯罪者のコンビって「48時間」そのまんまやんけ(笑)
そして監督の意図もなんとなく伝わってはきます。
男臭い硬派な作品づくりがテーマだったと思います。
そして、もちろんラストは、「お約束」の廃工場での銃を捨てた「タイマン」勝負となります。
でも、勝利した後のアクション映画を観終わった時特有の「スッキリ」感がなく、観終わった後に何も記憶に残らないほど面白みに欠ける作品でした。
そして、一番残念だったのは、久々に登場したクリスチャン・スレーター。。。
敵の大ボスキャラで存在感ある役柄だと思いきや、尋問で吐いてあっさり殺されちゃいます。
かつては、主役級のイケメン俳優でしたが、こんな雑な役になっているのは凄く残念ですし、時代の流れを感じます。
スタローンとウォルター・ヒル。
80年代には大活躍したこの2人、これっきりで終わることなく、リベンジで大ヒット作品を期待したいですね。
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