ドラゴンゲート 空飛ぶ剣と幻の秘宝
http://dragongate-movie.jp/
『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ&アメリカ/天地風雲』以来となるタッグを組んだジェット・リーとツイ・ハーク監督によるアクション。明の時代の中国を舞台に、とある宿に集まった者たちの壮絶なバトルを驚異の映像で映し出す。『画皮 あやかしの恋』のジョウ・シュンとチェン・クン、『海洋天堂』のグイ・ルンメイや『孫文の義士団』のリー・ユーチュンらが豪華共演。複雑に絡み合う人間関係と超絶アクションに絶句。
もう無茶苦茶な映画ですね。
有り得ないストーリー
有り得ない3D
有り得ないアクション
どれをとっても有り得ない映像です。
でもそれでも何か?腹が立たず、最後まで観賞した作品でした。
一昔前の香港映画では当たり前だったはずの作品の流れを汲んでいると思いました。なので、個人的には大変好みなのかもしれません。
肉体が限界で派手なアクションが出来ないジェット・リーの精一杯のアクションにCGと3Dとワイヤーアクションが合体してそれはそれは見たことのない映像に出会います。(笑)
というのは、3Dとワイヤ?アクションの相性が良くないのか結構なポイントで違和感を感じるシ?ンがチラホラ。。。
元々ワイヤ?アクション自体が普通に有り得ない動きなので、それを3Dにすることにより不自然に感じてしまいます。
でも全然許容範囲内ではありますが。。。
その不自然さよりも特撮リアルな映像は生身のアクションにCGを合成してハンパ無い有り得ない強さでの格闘シーンの連続は、息をつく間もないほどハラハラの連続で、もはや鳥山明の世界です(笑)
そして観客目掛けてありとあらゆる物が、剣も人も壊れた破片も全て飛んできます。
ストーリーはもう支離滅裂。
スタートは悪をこらしめる義賊チックな展開かと思ったら、いきなりみんなで宝探しが始まったり・・・
でも、突っ込みどころ満載なのですが、あまり気になりません。それがかつての香港映画ですから。。。
ツイ・ハークがこれでもかと押し込めた強引な展開と信じられない映像の数々。
香港映画復活の狼煙を上げる快心の一作です。
絶対映画館じゃないと詰まんないですよ。
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