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映画
映画 : カラスの親指
投稿者 : take1 投稿日時: 2012-12-18 23:51:01 (898 ヒット)

カラスの親指


http://movies.foxjapan.com/crow/index.html

「月と蟹」で直木賞に輝いた作家、道尾秀介の小説を実写化。ワケありの詐欺師コンビが、ひょんなことから共同生活を送ることなった姉妹と青年と共に一世一代の勝負に挑む姿を活写する。『テルマエ・ロマエ』の阿部寛とベテラン芸人の村上ショージが詐欺師コンビにふんし、絶妙な掛け合いを披露。共演には『北の零年』の石原さとみ、『グッモーエビアン!』の能年玲奈、『トウキョウソナタ』の小柳友など、バラエティー豊かな顔ぶれが集結。全編にちりばめられた伏線が一気に回収される、ラスト20分に圧倒。




悪くはないのですが。。。。ってとこですかね。

「安部寛主演作品にハズレ無し」
という神話は崩れました。

この作品。。。テンポが悪い。そのせいで長々した作品になってしまった感がありますね。

長い作品は面白くテンポがよければ決して嫌いじゃないのですが、もう少しまとめられるんじゃないのかな?

というのは、

終わったような錯覚からもうひと伸びストーリーが展開し種まきしまくった伏線を一気に回収する話に突入していきます。

それはそれで「ほおほおなるほど」ではありますが、何か?
のんびりダラダラ他人事っぽい感じで迫力に欠けました。

ストーリーの中で

詐欺にあった人
闇金融に追い立てられた人
親に死なれた子供
子どもを捨てた親

・・・等が何故か感情移入してこない。何故か他人事のような対岸の火事的な感じでのんびり観賞でした。

どこか絵空事のような・・・空気があって、だから全然迫力はないです。

村上ショージの演技には、初めから期待はしてませんでしたが、それでも役柄にピッタリな風貌でしたね。

説明不足なところが多々あり、160分もやってこの程度の作品は本当に残念です。


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