鍵泥棒のメソッド
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『アフタースクール』の内田けんじが監督を担当した、さまざまな要素が詰め込まれた予測不能の娯楽作。ひょんなことから人生が逆転してしまった2人の男性を巻き込んだ物語の成り行きを、笑いとサスペンスを交えて描き切る。情けない主人公を演じるのは『ジェネラル・ルージュの凱旋』の堺雅人。そして『劔岳 点の記』などの香川照之が、記憶をなくす前と後でまったくの別人に変身する男を怪演する。彼らが真剣勝負で挑む人生を懸けた戦いに胸が躍る。
個人的に文句なく楽しめた作品です。
いきなりオープニングで広末の淡々とした計画的婚活に引き込まれそのまま
ラストまで一気に。。。
売れない貧乏役者、負け組の桜井(堺雅人)
伝説の殺し屋、勝ち組のコンドウ(香川照之)
婚活中の雑誌社編集長の香苗(広末涼子)
それぞれの登場人物に個々の強い個性がありながら、でも互いを打ち消すことは全然無く最後まで飽きる事なく観れたのは、やっぱ詳細まで気の利いた脚本とその世界観を確実に安心して表現できる役者陣を揃えたところが大きいように思えました。
一見全く交わる事がない3人が見事でユニークな脚本で全てが繋がりがあって合わさっていく感じが心地いいです。
最高に面白い脚本だと、多少演出がまずかろうが、誤魔化せるというか?それなりに何とかなるもんだとは思いますが?
演技する役者がまずいとその作品は最悪になると思います。
そういう観点からすると
最高に面白い脚本にいい役者が揃ったらそりゃもうブラボー、トレビアン、ファンタスティックでしょう(^ ▽ ^)/
香川照之、堺雅人、広末涼子
というこのメンバーは最高でしょう。
今が旬と言っても過言ではないこの役者達が見せる表情、仕草、態度、そして絶妙な掛け合いがスパークして化学反応を起こして最高な作品にしてくれています。
文句なく楽しい最上のコメディー作品といっていいでしょう。
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