踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望
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テレビドラマ、映画共に絶大な人気を誇り、映画版では数々の記録を打ち立てた『踊る大捜査線』シリーズの劇場版第4弾にして最終作。警察が押収した拳銃が絡む殺人事件を皮切りに、第2の殺人、そしてユースケ・サンタマリア演じる真下湾岸署署長の子どもの誘拐事件が発生し、織田裕二ふんする青島ら湾岸署のメンバーが捜査に奔走する。織田、深津絵里などのレギュラー陣、前作から加わった小栗旬のほか、犯人役でSMAPの香取慎吾が出演。青島たちにいかなる試練が待ち受けるのか、15年の歴史に幕を下ろすにふさわしい派手な展開に期待。
まさか?4作目が観れるとは思わなかったというのが観る前の感想。。。
というのは、やっぱTVシリーズが面白くて映画になり、映画作品も1作目の「踊る大捜査線 THE MOVIE」がシリーズの中でも一番でした。
映画ヒットに味をしめて2作、3作と製作したのはいいのですが?
段々クオリティーが下がり、もう「踊る大捜査線 THE MOVIE 3 ヤツらを解放せよ!」でコケた、終わったと思っていました。
それが今回またまた4作目。観る前から厳しい匂いがしながらもシリーズモノは何となく途中下車が嫌いなtake1は観賞です。
で、素直な感想は、持ち直したけど、前作よりはよかったですが、やっぱ無理だったか?という思いでした。
まあ、ファイナルとうたっているからだからこそですが、個人的にはオープニングは凄くカッコいいと思いました。
そしてエンドロール。。。15年を振り返り、もう映画では終わりなんだなという思いからチョット感慨深くなりました。
だけど。。。。
ファイナルでこの作品。。。…残念でたまりません。
結構な長さの割りに内容が薄いししょぼい感じで、「踊る」の雰囲気的に、コメディの部分では多少非現実的でも許せるのですが、いくら「踊る」だからといっても現実味なさすぎでフィクションとはいえ不完全燃焼だと思います。
コメディーもいれたいのはわかるけど、肝心のストーリーが雑。
ストーリーの核となるような場面ではちょっと頂けないですね。
ビールのコメディよりも、もっと犯人掘り下げて欲しかったし、青島とすみれさんをもっと捜査で絡めて欲しかった。
映画上映時間の中であれもこれも、沢山詰め込みすぎなのが凄く雑な感じに見えて俳優女優を無駄遣に使っていて1人1人のキャラが生かしきれていないと・・・・。
もっと時間配分をしっかりして、何を伝えたかったのかをもっともっと明確にして欲しかったかな?。
観終わった後に中途半端な消化不良っぽいモヤモヤ感がありましたが?
今回の踊るのファイナルとしてのテーマはそれでよかったのかな?
興業収入にもよりますが?
もしかして?またまたスクリーンの登場するような匂いもしますね(笑)
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