のめり下駄の鼻緒をすげてもらいました by 丸タ履物店
梅雨も明け、いよいよ夏本番っていった感じでしょうか?
各地域、各地区で盆踊りが始まりましたね。
踊りシーズン開幕で毎年の恒例行事ですが、先日下駄を新調して鼻緒を挿げてもらいました。
7、8年前までは、毎年3足は軽く履き潰していたtake1ですが、ここ数年は1足で充分みたいです。
毎年お世話になっている下駄屋さんが、
美濃加茂市の中山道にある「丸タ履物店」です。
ここの高井さんというおばちゃんに凄く昔から下駄でお世話になり現在に至ります。
ご主人とご夫婦2人でやってこられましたが、10年前にご主人が他界され現在はおばちゃん一人でお店を切り盛りされています。
店内の様子。
下駄、つっかけ、ぞうり・・・等、ずらっと履物が並んでいます。決してお洒落なお店ではありませんが、アンティーク?な落ち着いた雰囲気ですよ(笑)
鼻緒物色
おばちゃんの作業風景。take1の鼻緒を付けて頂いています。
独り言。。。
当たり前に毎年お世話になっていますが、おばちゃんのこの鼻緒を挿げる技術を継承する人がいないのが残念です。
「たけちゃん、出来たよ。」take1はおばちゃんにたけちゃんと呼ばれています。
このあと、お煎餅とお茶を頂き、楽しい会話で過ごさせて頂きました。
下駄というと一般的には2本歯ですが、take1の下駄は、こだわりの桐材にゴマ竹貼りの
「のめり下駄」です。
「のめり下駄」とは?
つま先から前歯にかけて尖った形をしている下駄、つまり前部の裏面を斜めに切り落とした駒下駄のことで、別名「ぬめり下駄」とも言います。
通常の下駄(二つ歯下駄)よりも、いくぶん重心が前より(前のめり)なので、慣れれば重心移動がしやすく歩きやすいと感じる方も多いですし、とにかく踊りやすいです。しゃれた歯の形状で粋な感じも魅力的です。
また、軽い無垢の桐材の表面に竹(ゴマ竹)が張ってあり、天然のゴマ粒が表面に出ているので、足が滑りにくく気持ちいいですよ。昔から竹は素足には最高のものとされていますし、疲れも取ってくれる感じがします。
タケイチホームの家づくりにもお客様の快適と健康を考え竹フローリングを提案させて頂いています。
おばちゃん、今年もありがとうございます。いつまでも長生きして下さいね。
店名:丸タ履物店
〒505-0042
住所 岐阜県美濃加茂市太田本町1丁目1?14
電話 0574-25-2663
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