抗酸化工法は、主に基礎や建物に使われる建材に「抗酸化溶液」を配合した「いきいきコート(珪藻土)」を塗布し、建材や建具、家具等から放出する化学物質を分解・除去し続け、住む人の健康を回復させる工法です。
いきいきコートは、焼成珪藻土が持つ高い吸放湿性能と抗酸化溶液の持つ活性酸素(フリーラジカル)消去性能の相乗効果で、害虫対策、結露、カビ対策に効果を発揮します。
(※)いきいきコートは約2時間で乾燥します。
『抗酸化工法』には特殊な工具や技術を必要とせず、ローコストで最高の効果を発揮します。また建築後の施工も可能です。
抗酸化溶液(左写真)を生コン車のミキサーに入れて2分間攪拌します。
生コンに抗酸化溶液を1立米あたり500ccの割合で混ぜ、約2分間攪拌したあと、ベースと立上りを打設します。コンクリート強度が28%もアップし、通常のコンクリートよりも風化・劣化 が少なくすみ、中の鉄筋も錆びにくくなります。
乾燥後、立ちあがり部分も含め、基礎内側にいきいきコート(珪藻土)をローラーで塗布します。いきいきコートは約2時間で乾燥します。また、水まわりは2度塗りします。
下地材にいきいきコート(珪藻土)を塗ります。
柱・土台に抗酸化溶液入り下処理剤を散布し、下処理後、いきいきコート(珪藻土)を塗ります。
構造材に抗酸化溶液入り下処理剤を散布します。
土台、根太、鋼製束の接着材、断熱材にいきいきコート(珪藻土)を塗ります。
冷えにくい、快適な浴室になるよう、ユニットバスの裏側にいきいきコート(珪藻土)を塗ります。また、システムキッチン、洗面化粧台、家具等の裏側にいきいきコート(珪藻土)を塗ります。
内装下地材にいきいきコート(珪藻土)を塗ります。
パテやクロス糊を溶くときに水の代わりに、『抗酸化溶液 1:セラミック水 3 』の溶液を作り、後は通常通り、パテ・クロス貼りの作業をおこないます。
また、クロスの表面にセラミック水で希釈した「えみな 」を散布して拭きます。
内装建材の裏側にいきいきコート(珪藻土)を塗ります。
水性塗料には、抗酸化溶液を塗料の5〜10%混ぜます。
また、油性塗料には、油性塗料18リットルあたり溶剤用抗酸化溶液50ccを混ぜます。化学物質と臭いを分解します。