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投稿者 : take1 投稿日時: 2012-12-30 23:44:53 (1002 ヒット)

ホビット 思いがけない冒険


http://wwws.warnerbros.co.jp/thehobbitpart1/

『ロード・オブ・ザ・リング』3部作のピーター・ジャクソン監督が、同シリーズの60年前を舞台にした小説「ホビットの冒険」の実写化に挑んだアドベンチャー大作。凶悪なドラゴンに占拠されたドワーフの王国を奪還する旅に出たホビット族の青年ビルボや魔法使いガンダルフの一行が、さまざまな戦いを経て強大な力を秘めた指輪と対峙(たいじ)する姿を壮大なスケールで映し出す。ガンダルフにふんするイアン・マッケランやイライジャ・ウッド、ケイト・ブランシェットら、『ロード・オブ・ザ・リング』3部作のキャストとキャラクターも再登場する。



壮大なスケールで描かれた『ロード・オブ・ザ・リング』3部作の大ファンのtake1としては、一応押さえておきたい作品という事で観賞。。。

あまり期待せずにお気楽に観たのですが予想をはるかに上回りました。

映像の美しさ、その迫力、最高でした。

ロードオブザリングでおなじみのキャラクターが、まったく変わらずそのままの姿で登場するのにも大興奮です。

ストーリーは、『ロード・オブ・ザ・リング』より60年前、栄華を誇ったドワーフ国の襲撃による陥落から再建までの旅が語られます。
14名の祖国を愛するドワーフの勇者達と灰色の魔法使いでる指導者ガンダルフ、そしてそこに思いがけず巻き込まれた1名のホビットが旅に出る冒険ファンタジーです。

物語りも単純で登場人物は多いですが、非常にシンプルで、ロード・オブ・ザ・リングのエピソード・ゼロという感じかもしれません。

今作で、ロード・オブ・ザ・リングの1に繋がる重要な要素が組み込まれていてファンとしては嬉しい限りです。

で、メインで際立ち活躍するのはドワーフの面々とガンダルフです。
中でもドワーフ族の王、トーリンのリーダーぶりカリスマぶりが素晴らしく良く描かれています。

個人的には『ホビット』より『ドワーフ』という感じですが。。。(笑)

物語が中盤を過ぎたあたりについに「あのしと」が登場します。
はい、ゴラムです。

ここから先の主役は完全にゴラム大先生(笑)

ゴラムとバギンズの絡みが大変面白く、そしてバギンズが指輪を手にする成り行きが明かされるところにニンマリ。

映像が素晴らしいピーター・ジャクソンの世界に大満足のあっという間の3時間でした。

3部作なので、あと2部あるというのは嬉しいですね。


投稿者 : take1 投稿日時: 2012-12-28 23:27:24 (876 ヒット)

007 スカイフォール


http://www.skyfall.jp/

007のコードネームを持つイギリスの敏腕諜報(ちょうほう)員、ジェームズ・ボンドの活躍を描くスパイ・アクションのシリーズ第23弾。上司Mとの信頼が揺らぐ事態が発生する中、世界的ネットワークを誇る悪の犯罪組織とボンドが壮絶な戦いを繰り広げる。『007/カジノ・ロワイヤル』からボンドを演じるダニエル・クレイグが続投。監督に『アメリカン・ビューティー』のサム・メンデス、共演には『ノーカントリー』のハビエル・バルデム、『シンドラーのリスト』のレイフ・ファインズら、そうそうたるメンバーが結集。イスタンブールをはじめ世界各地でロケが行われた美しい映像も見もの。



今回の007は今までのボンドのイメージがかなり変わる作品でした。

個人的にジェームズ・ボンドの一番のはまり役は
ピアース・ブロスナン
がベストだと思うtake1。

決してダニエルが駄目訳じゃなく、個人的なボンドイメージにピッタリなのがピアース・ブロスナンという事で。。。。

で、007シリーズ50周年記念作品の「スカイフォール」は、50周年記念ということで、制作側の力の入れようが伝わってきた大作であったと思います。

でも、今までのような爽やかに笑顔で現れ、カッコよくやすやすと任務をこなし、さりげなく女を口説く、従来のボンド像とはまったく違うダニエル演ずるボンドは、役者としての貫禄を身に付け、若々しい前作と違い、ベテランエージェントとして大人の余裕ある人間臭さを全面に出したこの現代に合わせリアリティを求めた新しいボンドを見せてくれました。

人間ドラマの部分が強く「いつもの007と違う」と感じる所が多かったのですが、今までに無いパターンでキャラクターを掘り下げ、作品に深みを持たせています。

また、適役がただ単に悪いサイコチックな殺人鬼だけでなく、内に秘めたヤバイぞっとするような怖さを持った男になっていて凄くいい味出してます。

今回はボンドガールが無く、キーになる女性はなんとボンドの上司であるM。

Mに捧げる作品、きっとそれが今作の全てでしたね。

そして、秘密兵器担当のQも久々に復活。。。
で、Qは時代の流れと現代の利便性を取り入れて若者に交代でしたが、この変更は自然で納得出来ました。

オープニングのアクションは相変わらずの迫力で見応え充分。

007は、シリーズモノではありますが、新規ユーザーでも十分楽しめるように作られている作品なんですが今回はちょっとファン向けに作ったような作品でした。

今までの50年間の007の集大成とこれから新しい007復活の狼煙を上げたようなイメージが伝わってきます。

今までのキャラやイメージ設定には充分敬意を払いながら、新しい要素を沢山取り入れてこの先を見据えた善き方向へと変更している点。


今まで語られなかったボンド出生の秘密やMとの関係など、嬉しいサプライズを加えながら、これまでの変わらない定番はしっかりと組み込んでくれています。


最高だったのは
ボンドカーが初代のアストンマーチンDB5だったとこ...
素晴らしいファンサービスで、興奮しました。

シリーズの良さはそのまま継承しつつ、改革を行った本作はこれからの新しい007への継承作です。
新生した次回作の007にも超!期待


投稿者 : take1 投稿日時: 2012-12-24 23:24:33 (1286 ヒット)

ハード・ソルジャー 炎の奪還



http://www.vandamme-matsuri.com/hs/

『エクスペンダブルズ2』などのジャン=クロード・ヴァン・ダムが、製作と主演を務めるアクション。法律や警察では対処できないトラブルを解決する元傭兵(ようへい)が、少女誘拐と背後にうごめく人身売買組織に立ち向かう。ヴァン・ダムが、最も得意としてきたマーシャル・アーツを駆使した肉弾ファイトを抑えめにして、重厚なガン・ファイトや流麗なナイフさばきといった従来の作品とはテイストの違うアクションを披露。舞台となる東欧の古い街並みも、ハードボイルドな雰囲気にあふれた物語を織り上げている。



『エクスペンダブルズ2』
http://take-1.sakura.ne.jp/modules/masternews/index.php?page=article&storyid=1114

でスタローンとのオジサン同士の格闘と華麗なハイキックを見せてくれて健在ぶりをアピールしてくれたヴァンダムは今が最も旬なんじゃないかな?

やっぱ、巨大組織に立ち向かう奪還モノはいいですね。

突っ込みどころも満載で、勿論B級作品バリバリですが、ヴァンダム自身がいい感じで年齢を重ねて渋みを増し、その雰囲気にピッタリ合っています。

単純なストーリーでテンポが良く強いカッコいいヴァンダムと人の命を考えた人間的な心の悩みで苦しむヴァンダム。。。

強さと人間的な魅力を兼ね備えた今のヴァンダム最高!


投稿者 : take1 投稿日時: 2012-12-18 23:51:01 (895 ヒット)

カラスの親指


http://movies.foxjapan.com/crow/index.html

「月と蟹」で直木賞に輝いた作家、道尾秀介の小説を実写化。ワケありの詐欺師コンビが、ひょんなことから共同生活を送ることなった姉妹と青年と共に一世一代の勝負に挑む姿を活写する。『テルマエ・ロマエ』の阿部寛とベテラン芸人の村上ショージが詐欺師コンビにふんし、絶妙な掛け合いを披露。共演には『北の零年』の石原さとみ、『グッモーエビアン!』の能年玲奈、『トウキョウソナタ』の小柳友など、バラエティー豊かな顔ぶれが集結。全編にちりばめられた伏線が一気に回収される、ラスト20分に圧倒。




悪くはないのですが。。。。ってとこですかね。

「安部寛主演作品にハズレ無し」
という神話は崩れました。

この作品。。。テンポが悪い。そのせいで長々した作品になってしまった感がありますね。

長い作品は面白くテンポがよければ決して嫌いじゃないのですが、もう少しまとめられるんじゃないのかな?

というのは、

終わったような錯覚からもうひと伸びストーリーが展開し種まきしまくった伏線を一気に回収する話に突入していきます。

それはそれで「ほおほおなるほど」ではありますが、何か?
のんびりダラダラ他人事っぽい感じで迫力に欠けました。

ストーリーの中で

詐欺にあった人
闇金融に追い立てられた人
親に死なれた子供
子どもを捨てた親

・・・等が何故か感情移入してこない。何故か他人事のような対岸の火事的な感じでのんびり観賞でした。

どこか絵空事のような・・・空気があって、だから全然迫力はないです。

村上ショージの演技には、初めから期待はしてませんでしたが、それでも役柄にピッタリな風貌でしたね。

説明不足なところが多々あり、160分もやってこの程度の作品は本当に残念です。


投稿者 : take1 投稿日時: 2012-12-09 23:10:30 (1011 ヒット)

ロックアウト


http://lockout.jp/

『レオン』などのメガホンを取り、数々の名作に携わってきたリュック・ベッソンが製作を務めるSF。囚人たちの暴動が発生した宇宙刑務所を舞台に、彼らの人質となった大統領の娘を救い出す指令に挑む元CIAエージェントの活躍を、息詰まるタッチで追う。ガイ・ピアースが不敵かつ屈強な主人公を演じ、激しい戦闘に立ち向かう男を熱演。『96時間』のマギー・グレイスが共演し、彼と共闘する大統領の娘を好演している。メガホンを取るのは、短編やテレビシリーズで活躍してきたステファン・サン・レジェとジェームズ・マザー。



今回の主人公スノー役のガイ・ピアースは、2008年度作品の
「ハート・ロッカー」 http://take-1.sakura.ne.jp/modules/masternews/index.php?page=article&storyid=194
のマット・トンプソン軍曹のイメージが強いですね。

take1も酷評した
「プロメテウス」
http://take-1.sakura.ne.jp/modules/masternews/index.php?page=article&storyid=1056
に出ていたのはスルーでした。

そんな、あまり巷ではまだまだメジャーではないガイ・ピアースとtake1が大好きなリュック・ベッソン製作のSFチック宇宙潜入奪還作品です。

ストーリーだけをチラシで見たときは凄い期待度でした。

リュック・ベッソンが手がけ、宇宙での建物地球衛星軌道上の宇宙刑務所への潜入もので、大統領の娘奪還アクション作品とくれば、そりゃ期待するでしょう。。。

で、あーーーまたやっちゃったベッソンって感じかな?

でも嫌いではありません。←どっちやねん?

作品のアイデアとしてはかなり斬新でした。

でも…ただ目新しいのはそれだけ。内容や映像は間違いなくB級を抜け出せない仕上がりです。

近未来?の2070年の設定ですが、思ったよりは意外と科学は進んでいなくて
特に通信手段の無線や武器である重火器等は今と全く同じのような気がしました。。。残念

もう少しタイムリミットが明確に定めてあり、その時間的制約の上でのハラハラ・ドキドキの緊張感があれば、主人公側も悪者側も危機感覚が伝わってきてより一層盛り上がるいい作品になっただろうにと思います。

思ったより主人公は意外と弱いし
SPや警備は全然役に立たないし
大統領の娘も自業自得なお馬鹿だし
囚人500人と言っているが実際相手にするのはほんの10数人だし

作品への突っ込みどころは満載です。

一番有り得ないと思った突っ込みどころは、主人公スノーとヒロインの大統領の娘の二人揃っての宇宙空間へのダイブと大気圏突入・・・そして地球の大抵?アメリカであろう大都会に無事落下。。。。

ぜってーーーーー有り得ないでしょう。どうせ無事着地ならはるか彼方のアフリカとか、中央アジアにして欲しかった(笑)

それでも、主人公スノーの人を食ったような態度Lの“減らず口”キャラクターは魅力的でした。
タバコへの拘りというか?執着心をキャラに絡めヘビースモーカーキャラを全面に押し出して新たなヒーロー像を作り出していますね。

リュック・ベッソンファンとしては贔屓目に観て及第点に手が届かない娯楽アクション作品でした。


投稿者 : take1 投稿日時: 2012-12-04 11:51:19 (928 ヒット)

悪の教典


http://www.akunokyouten.com/index.html

「黒い家」「青の炎」などで知られる貴志祐介のベストセラー小説を実写化したサスペンス。生徒に慕われる高校教師でありながら、自身の目的のためなら殺人もいとわない狂気の男が繰り広げる凶行の数々を息詰まるタッチで描く。『海猿』シリーズの伊藤英明が、同シリーズとは打って変わって究極の悪人を怪演。『ヒミズ』でベネチア国際映画祭新人俳優賞を受賞した二階堂ふみと染谷将太、『バッテリー』の林遣都らが共演。『クローズZERO』シリーズの三池崇史がメガホンを取り、鮮烈なバイオレンス描写を随所でさく裂させている。



お堅いご父兄の面々が、絶対に子供しは見せたくない映画に指定するような?感じもしました。
作品の中には結構な悪趣味演出が沢山あり、少なからず批判を受けるんじゃないかな?

個人的にはエンターテイメントとしては、普通に面白い作品だと思いました。

人気教師が教え子に対して無差別殺戮を描いたこの作品。

前情報で、殺人シーンがかなりグロいと聞いていましたが?・・・まあ、想像よりはずっと許容範囲でした。

血がタップリ流れてはいますが、頭や手足、内臓が吹っ飛んだりということはないので、気持ち悪くなる事はありませんでした。

物語的には、前半と後半のスピードの差が凄いです。

前半はまだサスペンスな雰囲気が漂っていて比較的ゆっくりな描写ですが、
後半の、蓮実の猟銃による皆殺しが始まって完全に暴走を始めた辺りからは、息をもつかせぬ展開で、とても惹き込まれる。

残念だったのは、生徒達の普段の描写がそれぞれ浅かった為に、生徒が殺されたところで、感情移入が出来ず、何も感じなかった所。
いきなり登場、即退場といった感じで、一人一人になんの感慨も沸かず、流れ作業のような感じでした。

この作品で、メッセージを読み取るならば、全ての人間は皆何処かに捻じ曲がった狂った部分を持っているという事ではないのかな?

この作品、主人公ハスミンだけが狂っているようにみえて、実は映画に出て来る人間達は、どこか?少なからず狂っている部分の存在が見え隠れします。

カンニングに万引き、暴力。生徒と教師の恋愛、淫行、同性愛・・・等 まともな人間がひとりも存在しない。

「悪の教典」という作品を最後まで観終わったtake1を含めた我々観客も少し狂っているのかな?

そんな疑念が生じた作品です。


投稿者 : take1 投稿日時: 2012-12-01 18:35:18 (916 ヒット)

シルク・ドゥ・ソレイユ3D 彼方からの物語


http://www.cirque-3d.jp/

『タイタニック』『アバター』のジェームズ・キャメロンが製作を務め、世界的に著名な「シルク・ドゥ・ソレイユ」のショーをモチーフにして作られたファンタジックな愛の物語。シルク・ドゥ・ソレイユのショーの中でも、世界最高レベルと目されるラスベガスの常設ショー「O(オー)」「KA(カー)」「LOVE(ラブ)」などをフィーチャーし、空中ブランコ乗りの青年を追って不思議な世界に迷い込んだヒロインの冒険を描き出す。メガホンを取るのは、『シュレック』『ナルニア国物語』両シリーズを手掛けたアンドリュー・アダムソン。ロマンチックなストーリーと臨場感あふれるスペクタクルに、誰もが夢中になること間違いない。



個人的にシルクの大ファンのtake1です。

今まで
・サルティンバンコ2000
・キダム
・アレグリア2
・ドラリオン
・コルテオ
・クーザ 
と、日本の名古屋公演は結構観に行っています。

クーザ 〜シルク・ドゥ・ソレイユ〜  投稿日時:2012-01-02
http://take-1.sakura.ne.jp/modules/masternews/index.php?page=article&storyid=810

そんな、シルク好きは結構期待するでしょう。

で、どう?だったか?

最高に全然退屈で面白くなかった作品です。

もちろん、シルクのキャストの方々は最高に素晴らしかったです。

でも

映画じゃ無理があるのかもしれません。いや、無理なのかも。。。。

わざわざ映画館で、今流行の3Dで観ないといけないのか?
その作品にした意味はいったい何?

という感想が頭をグルグル。。。

臨場感は何処???

生音楽ではなく、録音状態の音楽。。。立体音響くらいにやって欲しかったな

セリフも無く、ただスクリーンに流れるシルクの舞台。
これならば、シルクを生で観たほうが全然いいし、こういうものを映画作品にしてしまうのは、何の意味を持つのか?

今まで、シルクの舞台を生で観たこと無い人達に向けて製作した感がある匂いも。。。
生で観てない人たちのほうが多いからこれやれば金儲けになるみたいな考えがあるような雰囲気がして全く引き込まれませんでした。

シルクファンだからこそ、凄く期待したのに期待外れどころの問題ではありませんでした。

なので生で観たことある人には絶対にお勧めできません

観たことないひとはどうぞ。。。


投稿者 : take1 投稿日時: 2012-11-23 21:05:17 (958 ヒット)

黄金を抱いて翔べ


http://www.ougon-movie.jp/

日本推理サスペンス大賞に輝く高村薫のデビュー小説を、『パッチギ!』シリーズなどの井筒和幸が実写化したクライム・ムービー。万全の警護システムが敷かれた銀行地下金庫からの金塊強奪に挑む男たちと計画の思わぬ行方を、息詰まるタッチで活写する。『悪人』の妻夫木聡、『ヴィヨンの妻 ?桜桃とタンポポ?』の浅野忠信、『BECK』の桐谷健太、『釣りバカ日誌』シリーズの西田敏行、東方神起のチャンミンなど、豪華な顔ぶれが結集。裏切りや疑心が交錯する物語に加え、計画の推移を綿密に追ったディテールにこだわった描写も必見。




この作品ははっきり期待外れでした。

予告に騙されたというか?またまた自分都合でいいように想像を膨らませてしまった感があります(:>_<:)
一気に期待度が上がったので、実際に観たときの落差が大きかったな〜〜〜

「札束より欲しいもの、おまえにはあるか?」

という、キャッチコピー。。。そりゃ、普通にハードボイルドを期待するでしょう。。。

でも実際は意味不明なバイオレンスと呆れた感じの緊張感があんまり無い銀行泥棒で、緊張感たっぷりのシリアスな作品だと思ってたけど、コメディタッチ満載で間抜けなで下手な演出が混じった、つまらない映画です。

もっと裏切りや、騙しあいがたっぷりあって、もっと頭脳プレイを期待していましたし、最後は成功か?失敗か?どうなんだろう?と思ってたけど、何とも後味の悪い妥当な終わりかたでした。

唯一の救いは、妻夫木の演技がすごくよかった事。

溝端くんも世間一般の爽やかなイメージは全然無く、ただの頭悪いヤバイ人に見えました。

チャンミンは、役者としての演技は置いといて、雰囲気が良かった。特に目の動きが印象的。

ただし、何だか?現在一番旬の日本を代表するハリウッド俳優?浅野忠信の演技はなんとなく浮いてたように感じました。

1人テンション高くはしゃいでるような感じに見えたのはtake1だけでしょうか?(笑)


今年観た映画の中でもかなり酷評な残念な作品の一つになりました。


投稿者 : take1 投稿日時: 2012-11-18 23:55:14 (944 ヒット)

のぼうの城


http://nobou-movie.jp/

戦国末期、豊臣秀吉、石田三成勢の2万人の大軍に屈せず、たった500名の兵で抗戦、勝利した実在の武将・成田長親の姿を描く時代劇。『ゼロの焦点』の犬童一心と『隠し砦の三悪人 THE LAST PRINCESS』の樋口真嗣が異色のダブル監督に挑み、第29回城戸賞を受賞した和田竜のオリジナル脚本を映像化。“のぼう様”と呼ばれたヒロイックな主人公を野村萬斎が熱演するほか、佐藤浩市、山口智充、成宮寛貴らが城を守る侍大将を演じる。底知れぬ人気で人心を掌握した主人公の魅力や、豊臣・石田軍による水攻めシーンなど、見どころ満載の歴史大作だ。



公開前からかなり前評判が高かった映画ですね。

津波をイメージさせるシーンがある事から震災に配慮しての完成から少し間を置いてからの待ちに待った公開でもあります。

はい、上映時間145分という長さですがまったく長さをも感じない作品で水攻めのシーンは今なお辛いシーンですが、この作品のオープニングと物語の成り立ちには絶対に欠かせないシーンなので耐え忍んでもらいたいところ。

そしてなんといっても本作は野村萬斎なくしては成り立たない作品だといっても過言ではないでしょう。

はい、萬斎演じる主人公長親は他の役者さんでは到底無理。。。
独特の台詞回しが何か?良くて、中でも2万人の敵前で田楽踊り(豆腐じゃないですよ?)を踊るシーンは他の役者では全く成立しないんじゃないかな?(和泉モトヤ君じゃ話しにならない)それくらいはまり役というか?萬斎が素晴らしいと思います。

長親を固める脇役陣もいいキャラ揃えてますし・・・

のぼうの幼なじみで槍一本で敵に向かっていくカッコいい佐藤浩市
いかにも力自慢の武将山口智充
兵書を読んで、知略を生かして敵を迎え撃つ智将成宮寛貴

みんないい味出してます。

実は、2万対5百という触れ込みで少人数が大人数に戦いを挑む映画の醍醐味を観る前からどんな工夫と技があるのか?と期待度マックス。。。。

どんな秘策があるのかと思いきや、正直肩透かしな部分があったのは事実です。

周りを水田で囲まれて水に浮かぶ地形をしている忍城の構造や、その地形を利用して存分に行動できた家臣達の働きもありますが、一番の秘策は力ではなく人徳で治める長親の人間的魅力とリーダーシップでした。

長親が日ごろから身分を全く気にすることなく分け隔てなく農民に接し「のぼう様」呼ばれて親しまれている人柄が一番の武器になっています。
だから戦が決まっても、領民達は「のぼう様の事だから」と長親に協力したのだろう。

そして、長親は「でく」をつけられない「のぼう様」は策略家な顔もチラリ。。。
金目当てで水攻めの堤を築いた農民が、自分が相手に撃たれて死ねば、堤を破壊するんじゃないかと計算して自ら命を投げ出す行動にでます。
最初からこのような計算があって、わざと撃たれるところなんぞは、長親はなかなかの策略家である。

開城の交渉で、豊臣側が無理な条件を出したのに反発して、長親が最後まで徹底抗戦を宣言するところが、また何とも実に気持ちいい場面でした。
領民を信じ、大勢の権力に屈せず、自分の主義を貫く長親の真っ直ぐな男気に感動。。。

映画の終わり、エンドロールでは現在の埼玉県行田市の様子が映ります。

作品の中で登場した地名が今でも残っており、現在も石田堤が残っているのには時間の流れと歴史の重みを感じました。
合戦で幾多の人々の血がされその繰り返しの歴史の中で現在の平和な世の中があるのも先人達が築いてくれたおかげだと感じて、ウルウルなtake1でした。

萬斎の魅力的な声と演技に浸りたい人はお薦め作品です。


投稿者 : take1 投稿日時: 2012-11-14 23:55:34 (1029 ヒット)

SAFE/セイフ


http://www.safe-movie.jp/

『エクスペンダブルズ』シリーズなどの肉体派スター、ジェイソン・ステイサムが主演を務めるアクション・サスペンス。特殊な能力を持つ少女と出会った元警官の格闘家が、彼女を追うロシアン・マフィア、汚職警官グループ、チャイニーズ・マフィアを相手に壮絶な戦いを繰り広げていく。メガホンを取るのは、脚本家やプロデューサーとしても活躍している『タイタンズを忘れない』のボアズ・イェーキン。ジェイソンが屈強な肢体を躍動させる肉弾戦はもちろん、ニューヨークの市街地を猛スピードで激走するカーチェイスも見もの。



ジェイソン・ステイサム主演ですが、残念な作品です。。。。期待してしまいました(T T)。。

言い換えるとジェイソン・ステイサムだけを観る分だけならいいのかもしれません。

ジェイソン・ステイサムの相変わらずのかっこいい格闘シーンは必見。

でも、落ちぶれてホームレスになり地下鉄のホームで自殺しようと思っていたときに、偶然見掛けた記憶力のいいチャイニーズ少女をロシアンマフィアに追われているところから救ったところから、急に、いきなりスイッチが入ったように強くなってしまうのが、呆気に取られてしまいました。(^_^;)

脚本は最悪。。。。

金庫の暗唱番号を暗号化した数列を暗記させられた中国人天才少女を巡るマフィア系ドンパチアクション。

そこに『レオン』のエッセンスを加えてみました感がプンプン匂ってきますが、それは、名作『レオン』と比べてはいけないでしょう。。。

なぜ少女に????・・・データで保存すると盗まれるからだとぉぉぉぉ。。。。

そもそもめちゃ記憶力がよいというだけの少女をマフィアが連れまわすでしょうか?

かなり強引な無茶振りな設定です。

そこにチャイニーズマフィア VS ロシアンマフィア VS NYPDの三つ巴のドンパチ合戦。。。

正直、解りにくい無茶苦茶な話の展開で途中からダレてしまいました。

ジェイソン・ステイサム主演で期待していた分だけ、あまりにも残念な演出にがっかりな作品でした。

決してチラシの見出しに騙されてはいけません。
ジェイソン・ステイサム最高傑作では、ぜってーーーねぇーーー。。。。


投稿者 : take1 投稿日時: 2012-11-10 23:47:29 (1015 ヒット)

エクスペンダブルズ2


http://www.expendables2.jp/

シルヴェスター・スタローンを筆頭に、アクション・スターが一堂に会した超大作の続編。墜落機からのデータボックス回収を引き受けた傭兵(ようへい)部隊エクスペンダブルズが、それを機に旧ソ連軍の埋蔵プルトニウムをめぐる壮絶な戦いに巻き込まれる。前作に続いての出演となるジェイソン・ステイサム、ジェット・リー、ドルフ・ラングレンらに加え、『最後のブルース・リー/ドラゴンへの道』のチャック・ノリス、『その男 ヴァン・ダム』のジャン=クロード・ヴァン・ダムも参戦。戦車が市街地を砲撃しながら激走するなど、前作を上回る迫力の見せ場が次から次へと現れる。




投稿日時:2010-10-28
エクスペンダブルズ
http://take-1.sakura.ne.jp/modules/masternews/index.php?page=article&storyid=436


はい、シルヴェスター・スタローンがまたまたやって(集めて製作して)くれました。

今回は、監督をサイモン・ウェストに任せて、演技に集中したスタローンという事ですが、確かに飛行機が突っ込んで着陸するシーンは「コン・エアー」を彷彿っせます。ある意味、サイモン・ウェスト色が出ていますね。

この作品は正直、take1世代の為に中高年向けに製作されたといっても過言ではないでしょう。。。

take1の願いが通じたのか?
前回出演していなかったジャン・クロード・ヴァンダムが。。。そしてスタローン世代以前の往年のアクションスターで大ヒーローチャック・ノリスが出演しています。

物語はもう何も考えることのないB級風味満載の単純明快な軍事マッチョアクションです。

仲間を殺されたジャン・クロード・ヴァンダムにスタローン隊長率いるチーム:エクスペンダブルズにシュワちゃんとブルースとチャック・ノリスが加わってもう最高に大暴れ。

このキャストを観てワクワクしない人はかなり若い世代なのかもしれません。

それにしても登場する往年の大スター達の隠せない動きの鈍さを今が旬の若い世代がカバーしているコンビネーションがいいですね。
特にジェイソン・ステイサムの格闘アクションは毎度のことながら本当に華麗で素晴らしい動きです。

今回は一瞬の出演で残念でしたが、オープニングのジェット・リーのフライパンを駆使した格闘シーン

ジェイソンのナイフアクション
ブルース、シュワ、スタローン、チャックノリスという涙モノの共同戦線。
スタローンの健在の肉体美とヴァンダムの一騎打ち
そして感動するくらいにカッコいいヴァンダムのハイキック

とにかく、挙げ出したらキリがない。

これだけの役者を揃えておきながら、それぞれにちゃんと見せ場が用意してあり、全然豪華キャストを虚しく感じるようなこともないのが最高。

一番の興奮したシーンは空港を舞台にした銃撃アクション。
ここでメインを張ったシュワちゃんとブルースの2ショットのドンパチ。

シュワちゃんのお馴染みの名台詞が出たり、解る人には解るパロディネタに思わずニヤリ。

本当、このシリーズを企画したスタローンに感謝です。
take1に代表されるこの世代のファンがみたいと思う夢の競演を自らの人望と人脈で実現させてくれたのだから。

最近のアクション映画は、結構複雑に入り乱れるストーリーが多く、登場人物も複雑で捻りを使いすぎている感じがします。
それはそれでいいのですが、その反面、80年代の単調で泥臭いアクションが懐かしくなるときが多々あります。

そんな思いをこの作品が見事叶えてくれました。

前作を上回る出来で大満足の作品です。




追伸
シリーズ3が実現するならば、是非スティーヴン・セガールの出演を期待したいな


投稿者 : take1 投稿日時: 2012-11-05 23:37:59 (1138 ヒット)

ツナグ


http://tsunagu-movie.net/

第32回吉川英治文学新人賞に輝く、辻村深月の小説を実写化したファンタジー・ドラマ。死んだ者と生きる者の再会を仲介する使者“ツナグ”の見習いを努める高校生が、さまざまな依頼者の姿を目の当たりにして成長する姿を追う。『王様とボク』などの松坂桃李が主人公の歩美を好演、ツナグの師匠でもある彼の祖母を『わが母の記』の樹木希林が演じ、温かな掛け合いを見せてくれる。人と人のつながり、家族の絆、生死を深く見つめた物語もさることながら、佐藤隆太、桐谷美玲、八千草薫、仲代達矢といった豪華共演陣の顔ぶれも見ものだ。



普段ならスルーしてしまうこのての邦画作品ですが、今回凄く予告から興味をそそられて観賞。

〜映画公式サイトより〜
ツナグ(使者)とは―
それはたった一度だけ―、死んだ人と会わせてくれる案内人。
生きている人が会いたいと望む、 すでに死んでしまった人との再会を仲介する“使者”を表す言葉。


間違いなく心にぐっとくるものがあるであろう作品です。take1はグッときました。

死んだ人ともう一度会ってみたいと思う残された人のそれぞれの思いが切ないほど伝わってくる、いい物語ですね。
あの世という概念が存在するであろう日本人の感覚には素直に受け入れられる作品だろうし、あの世に行った人のもう一度会いたいという願望をちゃんと
満たしてくれています。何処かで、いつも自分は誰かに見守られているという感覚を思い切り味わえる物語で、観終わった後はきっと暖かい気持ちになれるでしょう。。。

現在最も旬な若手俳優であろう松坂桃李演じる歩美は主役でありながらそれぞれのドラマに邪魔にならず良い主役ですね。

突っ込みどころはありますが、ツナグに引き合わせてもらった3組のそれぞれのエピソードに奥行きを持たせ、普通の高校生でありながら、ひと組ひと組に感情移入ができる歩美の凄さに引き込まれました。

歩美を普通の男の子が背負っている暗い思いを引きずる気配も見せず、すんなりすっきりと演じていて、樹木希林がクセのある役を、この演技はあなただけでしょう、というはまり役で演じています。

そして、3組それぞれの再会以上にメインであり素晴らしいと思ったのが、幼い頃に両親を亡くした歩美と祖母アイ子の交わりです。

歩美と祖母アイ子の二人が囲む食卓が本当に美味しそうで和みました。

この映画に出てくる食卓のメニューに釘付け。
タジン鍋の蒸し野菜、きんぴら、目玉焼きを乗せたトースト、朝のコーヒー・・・・。フードスタイリストのセンスがいいですね。
食事をする二人の仲睦まじい空気。老いた祖母を労う歩美と孫を思うそれぞれの温かい眼差し。そして、食事のシーンなどで、二人の口から出てくる人生訓のような会話が良い。

ツナグの仕事に対するいろいろな疑問と葛藤で悩む歩美を優しく見守り、でも絶対に押し付けることはせず、丁寧にツナグの仕事をやっていく上での難しさを歩美に教えていくアイ子の深い愛。

やがて歩美が最後に自分自身で導きだす答え。
親の不可解な謎の死に対する自分なりの思い。
アイ子からツナグの力を伝授してもらう場面。
この先いつかツナグの力を借りて自分が会いたいのはおばあちゃんだという歩美の言葉。

そんな孫と祖母の温かい二人のコミュニケーションの一つ一つがぐっと心に染みました。

今年観た、忘れられない映画のひとつになりました。



ツナグを引継ぎ、全てを受け入れた歩美の優しく穏やかな表情がアップになった後、エンドロールとともに金環食が映し出されます。

太陽と月。
それは人の生と死の重なり合い
あの世とこの世の重なり合い

そこにツナグが存在しそれぞれが交錯するのかも?そんな思いをしつつ
そこに作品の中でアイ子が口ずさんでいた「最上のわざ」を、樹木希林が朗読する声が重なります。


『最上のわざ』

この世の最上のわざは何?
楽しい心で年をとり、
働きたいけれども休み、
しゃべりたいけれども黙り、 失望しそうなときに希望し、
従順に、平静に、おのれの十字架をになう。

若者が元気いっぱいで神の道を歩むのを見ても、ねたまず、
人のために働くよりも、
謙虚に人の世話になり、
弱って、もはや人のために役だたずとも、
親切で柔和であること。

老いの重荷は神の賜物、
古びた心に、これで最後のみがきをかける。
まことのふるさとへ行くために。

おのれをこの世につなぐ鎖を少しずつ外ずしていくのは、
真にえらい仕事。
こうして何もできなくなれば、
それを謙虚に承諾するのだ。

神は最後にいちばんよい仕事を残してくださる。
それは祈りだ。
手は何もできない。
けれども最後まで合掌できる。
愛するすべての人のうえに、神の恵みを求めるために。

すべてをなし終えたら、
臨終の床に神の声をきくだろう。
「来よ、わが友よ、われなんじを見捨てじ」と。

春秋社『人生の秋に』 ヘルマン・ホイヴェルス著より



〜追伸〜
JUJUが唄う主題歌『ありがとう』
直球ど真ん中。いい歌ですね。



ありがとう JUJU 歌詞情報 - goo 音楽
http://music.goo.ne.jp/lyric/LYRUTND133798/index.html


投稿者 : take1 投稿日時: 2012-10-29 23:06:19 (1008 ヒット)

キック・オーバー


http://kickover-movie.com/

金を払えば酒も麻薬も女も入手可能な凶悪犯だらけの刑務所を舞台に、名優メル・ギブソンが元軍人の犯罪者を演じるクライム・アクション。実在の刑務所をモデルとし、マフィアの大物から大金を盗み逃亡中の主人公が極悪人を相手にし烈な戦いを繰り広げる。『アポカリプト』などメルの作品で助監督を務めた経験のあるエイドリアン・グランバーグが本作で初メガホンを取り、テレビドラマ「プリズン・ブレイク」シリーズのピーター・ストーメアが共演。ダーク・ヒーロー役で本領を発揮する、タフでマッチョなメルから目が離せない。



小学校6年の時に「マッドマックス(1979年)」を観てからそれ以来ずっと32年間メル・ギブソンは大好きな俳優の一人です。

メル・ギブソンの代表作と言えば、メジャーどこで言えば一番知られているのは「リーサル・ウエポン」シリーズかもしれませんがtake1はやっぱ「マッドマックス」ですね。

そんなtake1のお気に入りの俳優が主演しているのでどうしても贔屓目に観てしましますね。

正直この作品、他の俳優さんが主演していたら凄く辛口評価かもしれません(笑)

と言うわけで・・・非常に評価は難しい(^_^;)

もう作品の雰囲気が、銃撃戦にスタント有りのアクションまで何から何までB級作品です。
確かに初めて観たマッドマックスもB級っていえばそうですが?(笑)

でも、それなりにストーリーは結構練られていて土臭い独特の雰囲気を持ったクライムアクションに仕上がってします。

メキシコが舞台で、南米特有の雰囲気と空気があるので、これを苦手とな人も多そう。

脚本はメルが絶対的に中心で、何やっても全然失敗しない都合のいい展開がワンサカあり、その強引さと登場人物の多さから、かなり頭を整理しないと楽しめない部分もありますが?
意外と味わい深い仕上がりになっており、メル・ギブソンファンにはスクリーン一杯に動き回る元気なメルを堪能出来ますね。


投稿者 : take1 投稿日時: 2012-10-25 23:24:07 (1387 ヒット)

アウトレイジ ビヨンド


http://wwws.warnerbros.co.jp/outrage2/

世界中から熱い注目を浴びる北野武監督が、巨大暴力団組織の内部抗争をバイオレンス描写たっぷりに描いた『アウトレイジ』の続編。前作で死んだはずの元山王会大友組組長・大友がまさかの復活を果たし、関東と関西の二大暴力団の抗争に組織壊滅を図る警察の思惑が絡み合い、その渦中に大友が巻き込まれていく。前作から続投するビートたけし、三浦友和、加瀬亮、小日向文世らをはじめ、新たに登場する西田敏行、高橋克典、新井浩文、塩見三省、中尾彬らの悪人ぶりが見もの。



北野作品「アウトレイジ」の続編作品です。


※参考
アウトレイジ  投稿日時:2010-06-22
http://take-1.sakura.ne.jp/modules/masternews/index.php?page=article&storyid=310


ここでチョット言葉のお勉強・・・・

アウトレイジ【OUTRAGE】とは?「極悪非道」という意味だそうです。

で、

「ビヨンド」とは?、「?を超える」とか「?の先」とかそういう意味だと思うので、つまり、アウトレイジ ビヨンドは「極悪非道を超える」前作を超えるっていう意味のタイトルです。


正直観た感想。。。

前作をかなり辛口で評価したtake1ですが、ビヨンドを観た瞬間に前作の良さを感じてしまいました。
というより、今作品がつまらなかっただけかもしれません。

前作をかなり下回っています。

前作にあった物語の意外性、騙し、サプライズ、思わず目を背けたくなるグロい残酷シーン等が全くと言っていいほどありません。

北野監督が前作に沿ったぶれない軸を逸脱して、商業ベースを意識した女性にも見やすい一般大衆に迎合し毒気を抜き過ぎた作品にしてしまっています。

何か?北野監督らしさが、彼らしい才気が全然感じられない作品です。

この作品を見たら、何だか改めて前作の「アウトレイジ」を観たくなりました。
これは、前作の非情な暴力作品を基準とした今作品への期待が裏切られた反動なのかな?

残念ながらビヨンドではありませんでした。



追伸・・・

相変わらずというか?前作に輪をかけて、バージョンアップした凄みのある演技を見せた加瀬亮が印象に残りました。

そして、ブクブクに太った昔格好よかった残念な名高達男。。。。

でも、タケシの演技は相変わらず下手ですね。


投稿者 : take1 投稿日時: 2012-10-24 23:30:59 (923 ヒット)

ボーン・レガシー


http://bourne-legacy.jp/

暗殺者ジェイソン・ボーンと彼をめぐる陰謀を、壮大なスケールで描いた『ボーン』シリーズの裏で進行していたストーリーを描くアクション大作。前3作と同じ世界と時系列を舞台に、ジェイソン・ボーンとは別の暗殺者アーロン・クロスが繰り広げる戦いを活写する。『ハート・ロッカー』のジェレミー・レナーが暗殺者アーロンにふんし、体を張った見せ場を次々と披露。また、『インクレディブル・ハルク』のエドワード・ノートン、『ナイロビの蜂』のレイチェル・ワイズなどの実力派が共演してドラマを盛り上げる。



ボーン・アイデンティティー 2002年
ボーン・スプレマシー 2004年
ボーン・アルティメイタム 2007年

と、マット・デイモン主演のボーンシリーズを全部観たtake1的には観るしかない作品でしょう(笑)

で、基準がやっぱマット・デイモン=ジョイソン・ボーン。。。見比べてしまうのは仕方のない事です。

配役はいいとは思います。

ジェレミーは個人的に好きな役者ですし、カッコいいです。レイチェル・ワイズもまだまだいける美しさを発揮しているし、その他役者さんの演技もそこそこいい感じ。

ただ・・・

脚本、演出はいかがなものか?

この作品がボーンシリーズのスピンオフ作品としてならまだまだ許せます。
でも、ボーンシリーズの本筋としてみた場合はどうだろう?

予告ではボーンと同時進行で異なる計画が進んでいて、ジェイソン・ボーンは氷山の一角だったと言っていました。

そりゃ、期待するでしょう。
どんな期待か?・・・それはボーン3部作と同時期に、ボーンと同レベルの敏腕CIA工作員が、違う計画の中で揉めて絡み合って実行者達と葛藤しながら戦う。というストーリーなんじゃないか?と想像してしまいます。そして、どうやって?ボーンの本筋と繋がり合うのか?そこに、マット・デイモンが出演しないのに、どうやって?

これがtake1の想像と期待の部分でした。

で、結果は大変残念でした。

同時進行という事にしているのは、無理矢理のこじ付けで、観客にはかなりというか?全く解りづらいでしょう。

観ている中に、「ここに繋がっていたんだ。」
という部分がまるでなく、取って付けただけの本筋の映像とCIAの役者の出演だけであえての同時進行の意味にしちゃってます。

さらに、思うのはマット演じるボーンは洗脳と訓練による工作員で、ジェレミー演じるボーンは薬を使った肉体改造による工作員って感じで、薬がなけれどうなってしまうのか?ただの禁断症状のある怪しい人になってしまう感がありますね。

それに脚本が非常に解りづらい。

本部に追われ消される立場のボーンと本部の工作員とのバトル、騙し合いが魅力だとは思いますが、

この作品の一番の失敗は

本部が作り上げた工作員を情報漏洩のために本部自ら殺してしまい、ジェレミーを暗殺するすべが残っていない事。前半一寸ありましたが?それ以降もう工作員VS工作員が成立しない。

そこで、またまた無理矢理のアジア人工作員が登場という始末。。。。それにこの工作員、全てが大雑把で力任せ。繊細さが微塵もありません。

後半、もう一回何か?あるのかな?と思いきや?エンディングです。

ボーンシリーズを観た人間の素直なぶちまけですが、3部作を観ていない人にはどう?映ったのかは微妙?

ボーンシリーズとの比較をメインに書いてしまいましたが?この作品、比較しなくともアクション映画としても微妙なんじゃないか?と思います。

ボーンシリーズが結構好きで期待が高かった分
ジェレミーが結構好きな役者だった分

非常に悲しい作品でした。


投稿者 : take1 投稿日時: 2012-10-18 23:21:44 (967 ヒット)

ハンガーゲーム


http://www.hungergames.jp/

アメリカで驚異の2,000万部以上のベストセラーとなった、スーザン・コリンズの小説を基に映画化したサバイバル・スリラー。独裁国家となったアメリカで実施される、プレイヤーたちが一人になるまで殺し合うゲームの出場者となった少女が、決死の戦いに臨む姿をスリリングに活写する。『ウィンターズ・ボーン』のジェニファー・ローレンスが主人公にふんし、弓矢を駆使したアクションを披露。脇を固めるドナルド・サザーランドやスタンリー・トゥッチら、実力派の共演も見もの。監督を務めるのは『シービスケット』のゲイリー・ロス



全米メガヒット作品という事で気になっていました。

観賞前はアメリカ版「バトルロワイヤル」ってイメージでしが、まあ、間違ってはいないですが、全体的にはR12指定ではありますが、モロにティーン子供向けな作品なんじゃないかと。。。

青少年を意識して作った感があり、バトルより人のバックボーンと人間関係をを重視したのか?ハンガーゲームが始まるまでが長い長い。。。

で、肝心のハンガーゲームが楽しめたかというと・・・内容はチョット残念。ハラハラドキドキは微塵もなく、アクションシーンもブレブレで、殺し合いも緊迫感に欠けてました。

盛り上がるシーンが無かった訳ではありませんが、先の予想つきすぎて残念。
思わず引き込まれるような斬新さはも無く、終わり方も案外あっけない。。。
歴史ある、国同士の威信を掛けた権威あるゲームなのにルールがコロコロ変わるのは頂けません。いい加減すぎるでしょう。。

と、結構な辛口ですが、その反面何に引き込まれたかというと、主人公のカットニスを演じるジェニファー・ローレンスです。

この作品はジェニファー・ローレンスのよさに尽きますね。

綺麗で、逞しく、優しく、前向きで凄く素敵です。
表情といい、気迫が最高に輝いていて、主人公カットニスには魅了されました。なんといっても弓を射る姿、構える姿がかっこいい!

まあおかしいところもいっぱいありましたが、愛する人を守りたいとか思いやりの心を大切に・・・というようなメッセージは伝わってきました。

三部作構成の一作目だそうなのでこんなもんかな?

取りあえず、3作の完結までお付き合いします。


投稿者 : take1 投稿日時: 2012-10-17 23:13:04 (1037 ヒット)

エージェント・マロリー


http://www.mallory-movie.com/index.html

『トラフィック』や『オーシャンズ』シリーズなど、数々の話題作を放ち続けてきたスティーヴン・ソダーバーグ監督によるスパイ・アクション。組織に裏切られ追われる身になった女スパイの活躍を描く。主演は、アメリカ女子総合格闘技界の人気者で、スタントを一切使わずに本作に挑んだジーナ・カラーノ。共演には『SHAME -シェイム-』マイケル・ファスベンダー、『ムーラン・ルージュ』のユアン・マクレガー、『トラフィック』のマイケル・ダグラスなど実力派キャストがそろう。



現役の総合格闘家ジーナ・カラーノ主演のスパイ?ヒロインアクション作品です。

スリムでスマートなモデル体型の美女が次々に厳つい男共を倒していくアクション映画とは全く違う新鮮味があります。この作品は結構ガチで無敵の女格闘家がハリウッドのイケメンたちをぶっ殺します。(笑)

ジーナ・カラーノ・・・兎に角く強い。美人で芝居も上手いかな?

いきなりの襲撃で最初は少しだけやられるのですが、隙をみて反撃開始。
殴る、蹴る、投げ飛ばす・・・等

一番びっくりしたのは、このハリウッドでは名無い新人さん映画に

マイケル・ダグラス
ユアン・マクレガー
マイケル・ファスベンダー
アントニオ・バンデラス
チャニング・テイタム

と、なんとまあ主演級勢揃いの超豪華キャストって事です。

すげ??何でなのか?解りませんが・・・・

確かに格闘シーンはリアルで見応えありました。

ワイルドなカーチェイスとか、お決まりのビルの屋上アクションも満載ですが
やっぱ1対1のガチ格闘シーンは最高です。
ドレスアップしたときは美しく華奢にみえる姿も、いきなりヒールを脱いで格闘モードになったとたんものすごい迫力と重量感です。

この作品ジーナ・カラーノをこれから売り出す為の匂いがプンプン。
そう思うとこの豪華共演者に納得がいく。

アンジーやミラもいいですが、この先彼女らの後釜にどうですか?
といった感じのプロモーション御披露目作品といった感じもします(笑)

あわよくばシリーズ化を狙ってる?かもしれないこの作品。今後のジーナに注目したいです。




余談。。。。。

この作品をを観に行った時に、チケット売り場で映画オリジナル「マロニー」を貰いました(#^.^#)



映画のヒロインの名前が「マロリー」
日本人には馴染みの鍋用の具の「マロニー」。

名前が似ていることからの解りやすいコラボです。
パッケージは、カラーノのほか豪華男性キャスト陣がずらり並んだデザインで、商品キャラクターのマロニーちゃんも格闘家風にアレンジされています。

これからの季節にはプチ嬉しいプレゼントですね(^^)v


投稿者 : take1 投稿日時: 2012-10-13 09:05:03 (1009 ヒット)

鍵泥棒のメソッド


http://kagidoro.com/

『アフタースクール』の内田けんじが監督を担当した、さまざまな要素が詰め込まれた予測不能の娯楽作。ひょんなことから人生が逆転してしまった2人の男性を巻き込んだ物語の成り行きを、笑いとサスペンスを交えて描き切る。情けない主人公を演じるのは『ジェネラル・ルージュの凱旋』の堺雅人。そして『劔岳 点の記』などの香川照之が、記憶をなくす前と後でまったくの別人に変身する男を怪演する。彼らが真剣勝負で挑む人生を懸けた戦いに胸が躍る。



個人的に文句なく楽しめた作品です。
いきなりオープニングで広末の淡々とした計画的婚活に引き込まれそのまま
ラストまで一気に。。。

売れない貧乏役者、負け組の桜井(堺雅人)
伝説の殺し屋、勝ち組のコンドウ(香川照之)
婚活中の雑誌社編集長の香苗(広末涼子)

それぞれの登場人物に個々の強い個性がありながら、でも互いを打ち消すことは全然無く最後まで飽きる事なく観れたのは、やっぱ詳細まで気の利いた脚本とその世界観を確実に安心して表現できる役者陣を揃えたところが大きいように思えました。

一見全く交わる事がない3人が見事でユニークな脚本で全てが繋がりがあって合わさっていく感じが心地いいです。

最高に面白い脚本だと、多少演出がまずかろうが、誤魔化せるというか?それなりに何とかなるもんだとは思いますが?

演技する役者がまずいとその作品は最悪になると思います。

そういう観点からすると

最高に面白い脚本にいい役者が揃ったらそりゃもうブラボー、トレビアン、ファンタスティックでしょう(^ ▽ ^)/

香川照之、堺雅人、広末涼子
というこのメンバーは最高でしょう。

今が旬と言っても過言ではないこの役者達が見せる表情、仕草、態度、そして絶妙な掛け合いがスパークして化学反応を起こして最高な作品にしてくれています。

文句なく楽しい最上のコメディー作品といっていいでしょう。

take1お薦め


投稿者 : take1 投稿日時: 2012-10-06 19:48:52 (1055 ヒット)

バイオハザードV:リトリビューション


http://www.biohazard5.jp/

ミラ・ジョヴォヴィッチがアクション・ヒロインを務める大ヒットゲームの映画化シリーズ第5弾。世界中を舞台にしたアンデッドとのサバイバルが繰り広げられる中、ヒロインの驚くべき過去や今まで明かされたことのない衝撃の新事実が明らかになる。監督は、『バイオハザード』シリーズのほか『三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船』などを手掛けるポール・W・S・アンダーソン。レイン役のミシェル・ロドリゲスやジル・バレンタイン役のシエンナ・ギロリーらが第5作目にして再登場を果たし、前作に登場した歌手の中島美嘉がミラとバトルシーンを見せるなど、アクション、話題性共に見どころが満載だ





ゲームは全くやらないtake1ですが、シリーズ過去作品すべて観ている事もあり今回も迷わず観賞です。

ゲームファンから作品観賞している人とは全く観点が違いゲームキャラもシチュエーションも設定も全く皆無での観賞ですが、相変わらずのミラの魅力とアクションに殺られてしまいました。

ストーリーの評価はこの作品に関しては全く期待しておらずとにかくミラのアクションと美しさを堪能するんだと割り切った見方をしているtake1にとってはかなり楽しめる作品です。

観賞してからのレビューでは
「ストーリーやキャラ関係めちゃくちゃ」
とありますが、知識の無いtake1には全く関係ありません(笑)

そんなシリーズ作品も2003年の第一作から続いて十年・・・今や第五弾。次作で最終章になる予定かもしれません。

ミラの魅力を思う存分に出してくれる監督ポールの手腕に脱帽です。

ストーリーが東京、モスクワ、ニューヨークが舞台で、行ったり来たりで脚本は混沌としちゃうんじゃないかと思いきや全て模型で組み立てられたアンブレラの施設っていう設定は凄く面白いし流石。

その施設の中で繰り広げられるアクションバトルのオンパレードは監督ポールの素晴らしい演出ですね。ミラが逃げ惑う光の廊下のシーンもお気に入りです。

個人的に作品のなかでかなりお気に入りだったリー・ビンビンですが、
例の件(尖閣問題)以来イメージダウンかな(>_<)
チョット寂しいです。

ラスト最終回が次回というにおいがプンプンですが、ミラをこの世に出した出世作でありミラの魅力を一番伝える作品なので最後までお付き合いさせて頂きますよ(#^.^#)


投稿者 : take1 投稿日時: 2012-09-28 23:00:32 (1030 ヒット)

デンジャラス・ラン


http://d-run.jp/

『トレーニング デイ』のデンゼル・ワシントンと、『グリーン・ランタン』のライアン・レイノルズが共演を果たしたアクション。かつて最強の名をほしいままにしてきた元CIAエージェントと、新米の現エージェントによるリスクの高い逃走劇を描き切る。『イージーマネー』のダニエル・エスピノーサが監督を務め、『マイレージ、マイライフ』のヴェラ・ファーミガらが共演。主人公らが命懸けで逃げまくる32時間ノンストップの危険な賭けの行方に、ひと時たりとも目が離せない。



邦題に惹かれ、デンゼル・ワシントン主演で凄く期待したのが返って駄目だったのかもしれません。

期待しすぎなければ良かったのかな?(^_^;)

前半は凄く見応えがありました。

テンポの良いアクションシーンやカーチェイスが続く続く。。。若手とベテランの関係に心理戦と少しの信頼を加え画面に引き込まれていきました。……

後半はいきなり息切れでしょう。
やっつけ仕事的な製作に変化です。

犯人や結末も全然予想外ではなく、かなり解りやすく詰まらなくシンプル。 

最後まで、デンゼル・ワシントンが何をしたいのかが分からない感じ、前半とは打って変わって観ててもあまりハラハラしない展開です。

手に入れたファイルというのがどれだけ恐ろしいものなのか?その怖さを説明しようとするシーンも解りにくく緊張感がまるでないです。

後半は息切れして、途中まで面白かったのに、なんだか残念な作品でした。


投稿者 : take1 投稿日時: 2012-09-18 23:50:53 (955 ヒット)

踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望


http://www.odoru.com/index.html

テレビドラマ、映画共に絶大な人気を誇り、映画版では数々の記録を打ち立てた『踊る大捜査線』シリーズの劇場版第4弾にして最終作。警察が押収した拳銃が絡む殺人事件を皮切りに、第2の殺人、そしてユースケ・サンタマリア演じる真下湾岸署署長の子どもの誘拐事件が発生し、織田裕二ふんする青島ら湾岸署のメンバーが捜査に奔走する。織田、深津絵里などのレギュラー陣、前作から加わった小栗旬のほか、犯人役でSMAPの香取慎吾が出演。青島たちにいかなる試練が待ち受けるのか、15年の歴史に幕を下ろすにふさわしい派手な展開に期待。



まさか?4作目が観れるとは思わなかったというのが観る前の感想。。。
というのは、やっぱTVシリーズが面白くて映画になり、映画作品も1作目の「踊る大捜査線 THE MOVIE」がシリーズの中でも一番でした。

映画ヒットに味をしめて2作、3作と製作したのはいいのですが?
段々クオリティーが下がり、もう「踊る大捜査線 THE MOVIE 3 ヤツらを解放せよ!」でコケた、終わったと思っていました。

それが今回またまた4作目。観る前から厳しい匂いがしながらもシリーズモノは何となく途中下車が嫌いなtake1は観賞です。

で、素直な感想は、持ち直したけど、前作よりはよかったですが、やっぱ無理だったか?という思いでした。

まあ、ファイナルとうたっているからだからこそですが、個人的にはオープニングは凄くカッコいいと思いました。

そしてエンドロール。。。15年を振り返り、もう映画では終わりなんだなという思いからチョット感慨深くなりました。


だけど。。。。

ファイナルでこの作品。。。…残念でたまりません。

結構な長さの割りに内容が薄いししょぼい感じで、「踊る」の雰囲気的に、コメディの部分では多少非現実的でも許せるのですが、いくら「踊る」だからといっても現実味なさすぎでフィクションとはいえ不完全燃焼だと思います。

コメディーもいれたいのはわかるけど、肝心のストーリーが雑。
ストーリーの核となるような場面ではちょっと頂けないですね。

ビールのコメディよりも、もっと犯人掘り下げて欲しかったし、青島とすみれさんをもっと捜査で絡めて欲しかった。

映画上映時間の中であれもこれも、沢山詰め込みすぎなのが凄く雑な感じに見えて俳優女優を無駄遣に使っていて1人1人のキャラが生かしきれていないと・・・・。

もっと時間配分をしっかりして、何を伝えたかったのかをもっともっと明確にして欲しかったかな?。

観終わった後に中途半端な消化不良っぽいモヤモヤ感がありましたが?
今回の踊るのファイナルとしてのテーマはそれでよかったのかな?

興業収入にもよりますが?

もしかして?またまたスクリーンの登場するような匂いもしますね(笑)


投稿者 : take1 投稿日時: 2012-09-13 23:19:06 (1033 ヒット)

コロンビアーナ 


http://colombiana.jp/

『ニキータ』『レオン』などのリュック・ベッソンが、製作と脚本を手掛けたアクション・ドラマ。両親の命を奪ったマフィアに復讐(ふくしゅう)を果たすべく、すご腕の暗殺者となった女性の運命を追い掛けていく。『アバター』のナヴィ族のネイティリ役で世界的注目を集めたゾーイ・サルダナが、凄惨(せいさん)な過去を抱えた美ぼうの暗殺者カトレヤを熱演し、体を張ったハードな見せ場も次々と披露。『トランスポーター3 アンリミテッド』などのオリヴィエ・メガトン監督による、スピーディーな語り口とスタイリッシュなビジュアルにも注目したい。



ヨーロッパコープ配給
リュック・ベッソン脚本・製作
アバターのネイティリ役を演じたゾーイ・サルダナ主演作品です。

ストーリーは捻りの無い王道の復讐劇ですが、でも復讐劇ってやっぱ人を惹き付ける作品の基本かもしれません。(^_^;)

オープニングに少女時代のカトレアが自宅から脱出して殺し屋から逃げきっていくシーンは緊迫感があり素晴らしい見応えです。
そして、成人後のカトレアを演じた主役のゾーイ・サルダナも繊細かつ大胆そして孤独感、復習への決意などをみなぎらせて見事な演技ですね。

スタイリッシュな細身の女性がプロフェッショナルな暗殺者という狙い自体は凄く魅力的で、アンジーを感じさせるような綺麗で美しき暗殺者を格好よくクールに演じベッソンの代表作品「レオン」と「ニキータ」を上手く合体させたような騙しとギリギリのヒロインアクション作品です。

「トランスポーター」の戦闘ドンパチや「ヤマカシ」のスピーディーなフリーランニングのチェイス劇も満載。(^_^)v

ヨーロッパコープテイストのアクションが大好きな人はお薦めですよ(*^_^*)

名作中の名作「レオン」と比べてどうこう粗を言うつももりもなく、純粋に単純に凄く楽しめる作品だと思います。

take1はお薦め〜


投稿者 : take1 投稿日時: 2012-09-05 23:28:51 (1020 ヒット)

プロメテウス


http://www.foxmovies.jp/prometheus/

『ブレードランナー』『グラディエーター』などのヒット作や名作を数多く手掛けてきた名匠リドリー・スコットが、自身のアイデアをベースに壮大なスケールで放つSF巨編。謎に包まれた人類の起源を解き明かす鍵が残された惑星に降り立った科学者チームに待ち受ける、驚がくの真実と恐怖を活写していく。『ミレニアム』シリーズのノオミ・ラパスや『SHAME -シェイム-』のマイケル・ファスベンダーといった実力派俳優が顔をそろえている。予測不能のストーリー展開に加え、作中に登場する惑星の異様な世界観にも圧倒される。



壮大なテーマと迫力ある映像で観客を魅了する予定だったのかもしれませんが、ガッカリ作品です。

監督の渾身の作品のはずだとは思いますが・・・・
リドリー・スコットという名前に騙されたといっても過言ではないでしょう。(過激な発言ですいません)

エイリアンへと繋がっていくシーンも後半にはダレてしまっているので、然程驚きません。

所々にエイリアンの原点回帰的なシーンチラホラ。
シガニーをイメージさせる強いヒロインや人に近い高性能なアンドロイド。

テーマを人類の起源として全く新たな世界観で構築してはいると思いますが?
かなりtake1は期待が高かったのか?返ってストーリーも平凡で映像も新鮮味にかけてしまいました。

肝心要の異星人が今まで出てきたような平凡なモンスターやし。

こう思うと改めて「エイリアン」の完成度の高さを再認識してしまします。

進化の過程でもっとロマンを掻き立てるようなストーリーであって欲しかった感じがしますが、本当に残念な作品でした。

残念といえばもう一つ。
シャリーズセロンなんで出演したんよ。
観終わってからの判断で申し訳ないですが、完全にB級やし、死んじゃうし

でも続編観にいっちゃうtake1かもしれません(笑)


投稿者 : take1 投稿日時: 2012-09-01 23:07:35 (987 ヒット)

THE GREY 凍える太陽


http://grey-kogoeru.com/

『グラディエーター』のリドリー・スコットと『アンストッパブル』のトニー・スコットの兄弟が製作を務めたサバイバル・アクション。アラスカのツンドラ地帯で起きた飛行機事故の生存者たちが、過酷な大自然の中で決死のサバイバルを繰り広げていく姿を、壮大なスケールで活写する。『96時間』『アンノウン』で、ワイルドでタフな魅力を開花させたリーアム・ニーソンが、本作でも自然の猛威やオオカミの群れに挑む屈強な主人公を快演。メガホンを取るのは、『特攻野郎Aチーム THE MOVIE』などのジョー・カーナハン。



公開時期が素晴らしい....
この猛暑の中、スクリーンの中では極寒の中に身震いするほどの緊張感と極限の恐怖と絶望感を味わい方にはかなりお薦めの作品です。

舞台はアラスカ山中。映像は吹雪か豪雪しか出てきません。恐ろしいマイナス40度の極寒世界を舞台にしたサバイバルアクションに映画館を出て猛暑の熱気に当たって安心してしまいました。わざわざ真夏に公開する配給会社の計らいがいいね。

そして、題名がベスト....
灰色の空、灰色の狼、灰色の未来と灰色の心。。。この作品全てがまさにグレーです。

当初、飛行機が墜落して助かった会社の社員達。。。主人公のリーアム・ニーソンを中心に極寒の中を狼達をやっつけてサバイバルしながら脱出する痛快冒険アクションだとおもいきや?ゴールが全然見えません。希望的な方向性は全く裏切られ、観ていてもの凄く疲れる、しかし、物凄い見応えです。

食料少し、武器なし、通信手段なし・・・・救助なし
今をトキメク絶対的に頼れるアクション俳優リーアム・ニーソンをもってしても逃げ出すしかない状態が絶望を誘う。。。。

奇跡的に生き残った社員達ですが、もしかしたら?墜落で死んでいた方が幸せだったのではないか?とさえ思ってしまいます。

生きたまま、狼に食いちぎられ、内臓をむさぼり食われ、破壊的な絶望感が襲ってきます。そして大自然は無情にも極寒の容赦ない寒さを提供。。。
常に奴ら狼達に見張られ、一瞬も気が抜けない、隙を見せれない状況の中極限の緊張感と恐怖感、疲労感が彼らを追い詰め、やがてジワジワとその心を折っていきます。

いい加減で下手なホラー作品よりも恐怖に泣き出したくなります。

男の人生を感じさせる作品でもあるんじゃないかな?

狼に襲われ殺される方がましと諦めるか?
体力任せに一心不乱に進み続けるか?
覚悟を決めて狼と戦うか?

男たちの選択は個人個人それぞれの人生を描いたドラマそのものといえるでしょう。

そして最後の最後にニーソンが立ち向かうべき試練として、この作品において考えうる限り最高な皮肉で絶望的な状況が用意されています。

これほどの恐怖と緊張感を味わわせてくれる作品は久々でした。


投稿者 : take1 投稿日時: 2012-08-28 23:49:48 (1121 ヒット)

アベンジャーズ


http://www.marvel-japan.com/movies/avengers/home.html

アイアンマン、ソー、ハルク、キャプテン・アメリカなど、世界的に有名なヒット作の主人公が一堂に顔を合わせるアクション大作。特殊な戦闘力を誇る者たちによって編成されたチーム「アベンジャーズ」が、地球滅亡の危機を回避する戦いに身を投じる。最先端VFXを駆使した圧倒的ビジュアルに加え、『シャーロック・ホームズ』シリーズのロバート・ダウニー・Jrや『それでも恋するバルセロナ』のスカーレット・ヨハンソンら、豪華共演を果たしたキャスト陣も見ものだ。



アメコミ映画ファン待望の主役大集合作品「アベンジャーズ」です。
すべての作品を観てワクワクしながら待っていたファンにとっては、いよいよ念願のお祭り映画です。
take1もその一人。。。



今までこの関連ヒーロー作品を見ていない人には全然内容が解らないと思います。
この映画を楽しむためには、これまでの関連作品すべてを鑑賞することが必須ですが、それだけの手間と時間を掛けても絶対に観る価値のある作品です。

見てない人は評価低いでしょうが。。???(笑)

特に今回は悪役を理解するうえでも、
「マイティ・ソー」
http://take-1.sakura.ne.jp/modules/masternews/index.php?page=article&storyid=677
は絶対見ておかないといけません。

互いに交わる事のないヒーローが地球を世界を救うという共通の思いから結束してコンビネーションを発揮し、地球侵略の敵をやっつける気持ちいい最高な一本です。

特に後半の市街の大決戦は休む間のないドンパチの連続。爆発あり、バトルあり、臨場感たっぷりの映像と音でリアル感が最高。宇宙人チタウリの大群を気持ちよくぶっ飛ばし破壊する光景はトランスフォーマーを彷彿させます。

中でも目を見張る活躍を見せるのがハルクです。
このヒーローの中でも一番強いんじゃないかな?。。。はい、その強さは兎に角無敵状態。

take1が一番盛り上がって大好きな場面が、敵の圧倒的な破壊力によりかなり窮地に立たされたヒーローを観て、観客が絶望しかけたころに、変身したハルクが敵の前に立ちふさがり正拳付きをくらわすところ。

そして、一気に形成逆転。ハルクの無敵の強さによりヒーロー達も次々に敵をやっつけていきます。思わず拍手喝采。。。そんな空気が映画館を駆け巡ったシーンです。

理由無く兎に角痛快ワクワク。何も考えずド迫力映像を楽しめます。

恐ろしいほどの金額をかけ最高な無駄遣いをしたこの作品を堪能させて頂きました。この作品上映時間の143分間は日常の事を忘れスカッと最高になれる至福の時間でした。


投稿者 : take1 投稿日時: 2012-08-22 19:03:14 (1196 ヒット)

トータル・リコール


http://www.totalrecall.jp/

フィリップ・K・ディックの短編小説「トータル・リコール(旧題:追憶売ります)」を映画化し、大ヒットした『トータル・リコール』をリメイクしたSF大作。監督を務めるのは『ダイ・ハード4.0』のレン・ワイズマン。かつてアーノルド・シュワルツェネッガーが演じた主人公を『フライトナイト/恐怖の夜』などのコリン・ファレルが演じ、その妻を『アンダーワールド』シリーズのケイト・ベッキンセイルが熱演する。迫力満点のアクションがさく裂する斬新な映像に目を奪われる。



アーノルド・シュワルツェネッガー主演の1990年作品「トータル・リコール」のリメイク作品です。

街並みがブレードランナーを思わせるイメージで、鬼嫁ケイト・ベッキンセールがが暴れて撃ちまくり、監督が夫。。。。まるでこれってアンダーワールドじゃないかな?(笑)

観たい注目のポイントは前作と比べてどうか?ってどうしても思ってしまいます。



感想は。。。。全く違うレベルの1作品になっているという事です。

22年経った映像レベルの進化は素晴らしいですが、全体的には「う??ん?」ですね。。。。

アクションやCGは素晴らしく進歩してますので映像はとても楽しめますが。。。。インパクトを与えられるようなSF設定はむしろ劣化していて前作のように火星ではないのでミュータントは出ないし、目ん玉が飛び出しそうになったり、銃で撃たれたら凄い量の血が出たり、ヤバイ奇形人間出まくるといったようなわくわくするものは減りました。

でも、トリプルおっぱい女は出てましたね。(笑)

そう、オリジナル版に思い入れある人なら思わずクスッと笑ってしまうよ
うなオマージュもたくさんあり、興奮した要素もあったのですが、何か?何処かで観たことあるような新鮮さに欠けるアクションばかりで、展開が早く何をしているのか説明不足のまま進んでいくストーリーには引き込まれなかったです。

そして、主人公に感情移入できないのは?コリン・ファレルという俳優がtake1の中では地味なのかも?


確かにほとんど無駄のない怒濤のアクションの連続で、その中で特にズバ抜けて見応えあった肉弾戦は凄かったです。
前半のケイト・ベッキンセールVSコリン・ファレル
後半のケイト・ベッキンセールVSジェシカ・ビール
のガチファイトシーンはかなり見応えありました。

全体的にオリジナル版が大好きな人にとっては、イマイチ残念な。。。オリジナル版を観たことが無い、または観たけどほとんど覚えてないっていう人にはそれなりに楽しめる作品かな?


投稿者 : take1 投稿日時: 2012-08-18 16:16:55 (1030 ヒット)

ダークナイト ライジング


http://wwws.warnerbros.co.jp/batman3/

鬼才クリストファー・ノーラン監督が、『ダークナイト』に続いて放つアクション大作。8年間平和を保ってきたゴッサム・シティを狙うベインが出現し、再びダークナイト(バットマン)と激しい攻防を繰り広げる様子を映し出す。今回も主演のクリスチャン・ベイルをはじめ、マイケル・ケインやゲイリー・オールドマンらが続投。新キャストのアン・ハサウェイやトム・ハーディらと共に見せる、最終章にふさわしい壮絶なストーリー展開に熱狂する。



この作品は本作は、シリーズ最終章となる『ダークナイト』の最新作で、前2作“バットマン ビギンズ”、“ダークナイト”を超える衝撃のアクション・エンターテインメント超大作です。

観終わった瞬間、この「ダークナイト」3部作は、絶対にDVDで購入しよう。。。そんなふうに思いました。というくらいに凄く面白かったです。

はい、シリーズの集大成にふさわしい、伝説が見事に壮絶に完結した作品だと思います。

クリスチャン・ベイルは、相変わらず格好いいですね。ビギンズから数年経ち、苦味も渋みも出ていて今作に活かされた気がします。

前作のファンが多い中でよくここまでの作品を創り上げたなと感動しました。

前作のダークナイトのジョーカーがあまりにも衝撃的過ぎる程悪に満ちて素晴らしかったので、今回の悪の化身「ベイン」に凄く注目でした。

はい、絶対的な悪を見事に演じたと思います。
絶対的な存在感のジョーカーと比較されるのは当然必然ですが、ダークナイトのジョーカーは精神的に、そして今回のベインは肉体的にバットマン・ブルースに勝る力を持っている気がしました。

バットマンとは、アメリカンヒーローの頂点に位置存在でいわずと知れたアメリカ自身の投影の姿であり、「ダークナイト ライジング」はアメリカの復活を願う、宣言する渾身の一作だと思います。

今回の敵。。。再び現れた悪に対して、そもそもバットマンの力は全然及ばないほどに強大。
主人公が徹底的にヤラレ痛みつけられ絶望感を観客に植え付け、もうどうしようも出来ない気持ちに立たされて、バットマンの転落を目の当たりにします。

このバットマンそのものがアメリカそのものであり、アメリカ庶民の観客全てが主人公に肩入れする図式が出来上がっているとこが上手い。

最悪の状況の中、絶望の淵から力を失ったダークナイトは星条旗は復活するのかどうか?牢獄の壁を登り、再び世界の光を見ることが出来るのか?そんなアメリカの魂が宿ったキッズには全く到底理解出来ない完全に大人向けの大人だけがターゲットであろうアメリカンコミック映画です。

やっぱ、一番印象に残ったのはやっぱり最後にバットマンがゴードンに言うセリフですね。

「ヒーローはどこにでもいる。例えば、少年の肩にコートをかけて世界の終わりではないと言うような男だ」

はい、これは1作目の「ビギンズ」で両親を殺されて怖がっていたブルース少年にゴードンが言ったセリフです。全ての原点がここって感じです。

過去の2作品が一気に頭の中に思い浮かび感無量のいい気分に浸りました。


投稿者 : take1 投稿日時: 2012-08-08 23:41:14 (973 ヒット)

シャーク・ナイト


http://www.shark-night.jp/

湖にバカンスにやって来た若者たちが、46種類もの人食いザメに襲われるパニック・ホラー。『スネーク・フライト』『ファイナル・デッドサーキット 3D』のデヴィッド・R・エリス監督と、作品の残酷性と俳優のイーライ・ロスがメガホンを取ったことでも話題を呼んだ『ホステル』シリーズのプロデューサー、クリス・ブリッグスがタッグを組む。湖にいるはずのないサメが襲い掛かってくる恐怖感と共に、狂気の沙汰としか思えない残虐なゲームを楽しむ人間たちにゾッとする。



監督がデヴィッド・R・エリスという事でチョット期待したのですが、見事に裏切られた作品です。
単なる悪趣味なB級ホラー映画でした。

チラシにも本編の台詞にも出てくるんだけど、一体?どこに46種類ものサメが出てくるんだろ?

観る前の想像は、46種類ものさまざまなサメが次から次へと人々を襲い、ホラー&パニックが展開するって思っていましたが、思いっきり期待が外れてしまいました。

パニック&ホラーというより犯罪・サスペンスのテイストが濃いですね。

確かに、今までのサメ映画と比べて、同じようにされない努力というか?
その差を見せ付けようとする表現もかなりあり、食われる人間が信じられない力で左右に振られたり、絶対に追いつけないような速度の船にでも攻撃を仕掛けるなど、破壊的に絶望な描写がかなりありました。

サメはせいぜい6種類位。。。
有り得ないバラエティー豊かな喰われ方。。。
ストーリーと映像の無理やりなゴリ押し。。。

奥行感の全く無い作品でした。

バカンス、サーフィン、ジェットスキー、ウエイクボード・・・等
が趣味の人で、気の小さい人は観ない方が・・・・。


投稿者 : take1 投稿日時: 2012-08-03 23:27:54 (969 ヒット)

崖っぷちの男


http://disney-studio.jp/movies/gakeppuchi/

『アバター』や『タイタンの戦い』で、ハリウッドスターの仲間入りを果たしたサム・ワーシントン主演を務めた衝撃のサスペンス。ある計画を実行するために、偽装自殺を企てた男の命懸けの戦いを描く。メガホンを取るのは、これまでドキュメンタリー作品を手掛けてきた、長編初監督となるアスガー・レス。『スパイダーマン』シリーズなどのエリザベス・バンクスや、『リトル・ダンサー』で名をはせたジェイミー・ベルらが共演を果たす。それぞれの思惑が複雑に交錯するストーリーに絶句する。[




サム・ワーシントンのイメージがアバターのジェイクから抜け出ていないのか?イマイチまだ慣れていないですね。。。やっぱ、サム・ワーシントンは坊主刈がよく似合う。天然パーマチックな伸びた髪形は似合わねぇ---。。。

というのは余談で。。。(笑)

ここ最近、SF・ファンタジー・大作が多い中、こういうスリリングなサスペンス映画を欲していたのかも解りません。

はい、崖っぷちの男が魅せたハラハラの展開に引き込まれました。起死回生のショータイムに大満足です。凄く面白かったです。

ビルの窓の外から今にも飛び降りる切迫した表情で、眼下のニューヨーク市民と自殺を止めようとする交渉人巻き込んだストーリーが素晴らしい。
巻き込んだと表現したのは、主人公は、単なる自殺願望者ではなく、何か?不自然な挙動が見え、困らせながらも全然飛び降りないところがあるから。。。。

そして、その予想を覆す目的は映画の中盤で明らかになります。

この男の真の目的が明らかになったところからストーリーも一気に加速。作品に引き込まれて最後まで一気に持っていかれてしまいました。

やじ馬に集まったニューヨーク市民の今にも暴動を起こしそうなこの群衆が醸し出す不穏と殺気立った雰囲気が凄くリアルです。

ひねりの効いたサスペンスとtake1が大好きなキャスティングと大スター一人だけの一枚看板の超大作映画とかではない奥行感のある作品。

かなりtake1はお薦めです。


投稿者 : take1 投稿日時: 2012-07-22 23:25:20 (1111 ヒット)

The Lady   アウンサンスーチー ひき裂かれた愛


http://www.theladymovie.jp/

非暴力を貫いてミャンマーの民主化に挑み、アジア人女性初となるノーベル平和賞を授与された活動家、アウンサンスーチーの実録ドラマ。長きにわたる同国軍事政権との戦いと、それを支えてきたイギリス人の夫と息子たちとのきずなを、『レオン』『フィフス・エレメント』などのリュック・ベッソン監督が重厚なタッチで映し出していく。『007/トゥモロー・ネバー・ダイ』のミシェル・ヨーが、ビルマ語のセリフを完全習得するだけでなく、本人のしぐさやなまりまでも研究し熱演。共演は『ネイキッド』のデヴィッド・シューリス。




「マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙」
http://take-1.sakura.ne.jp/modules/masternews/index.php?page=article&storyid=904
に続く、現在存命な世界的な女性指導者を描いています。

心揺さぶられる、期待以上の感動作品でした。(T_T)

アウンサンスーチーさんの半生記を描いた映画です。
激動の人生と英国人のご主人や2人の子供たちとの温かくも運命に翻弄された年月がきめ細かく描かれヒットメーカーであるリュック・ベッソン監督の手によって、とても見応えのある人間ドラマに仕上がっています。

スーチー本人になりきったミシェル・ヨーの演技がとにかく素晴らしくて惹き込まれました。まるで本物の生き写しのような錯覚を覚えるほどだった。

映画の前半は軍事政府の恐怖政治の恐ろしさや残虐さに圧倒され、後半は引き離された家族との温かくも切ない話が中心になっています。その間に散りばめられた数多くのエピソードが物語に厚みを加えています。

独裁的な軍事政府により、家族と引き離されてもなお祖国の為に国に残り続ける姿とスーチーさんを支え続けた旦那さんと二人の息子さんの強い絆にも心から感動しました。

癌で余命が僅かと宣告されたのにも関わらず、決して家に戻ってくるようにとは言わず、妻の為に献身的な旦那さんと、戻りたくても戻れない立場のスーチーさん。彼女の無念さが胸に響きます。会えないまま死別してしまう場面は本当に切なくて涙が出ました。

ノーベル賞のセレモニーを軟禁先の自宅でラジオで聞き、そこでの演奏に合わせてピアノを弾く表情が凄く素晴らしかった。

彼女の颯爽と生きる姿に勇気を頂きました。

かなりのお薦め作品です。


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