2012年度中濃青年学舎第1講座 〜中同協(中小企業家同友会全国協議会)事務局長 松井清充氏〜
投稿日時 2012-06-28 23:04:03 | カテゴリ: 同友会
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今夜は美濃加茂市役所 http://www.city.minokamo.gifu.jp/top.cfm の東に隣接する美濃加茂市生涯学習センター(旧 美濃加茂市中央公民館)で行われた 岐阜県中小企業家同友会 http://www.gifudoyu.jp/ の2012年度中濃地区青年学舎第1講座に参加しました。
まずは、青年学舎幹事長 (株)末武造園土木 末武社長の挨拶
今年度のスタートという事で今年一年の流れと主旨を説明です。
講師に 中同協(中小企業家同友会全国協議会)事務局長 松井清充氏 http://www.doyu.jp/ をお迎えして 同友会が提唱する「経営指針」と「成文化」 というテーマで、お話をして頂きました。
〜ねらい〜 経営指針に取り組むにあたって、参加者全員が共通認識・共通用語を持つことを目的としています。また幹部社員さん等にもご参加いただき、経営者の言葉を聞く立場の方に、指針を展開するために「共通認識」「共通用語」を理解いただこうと思っています。経営者と幹部社員がともに共通の認識を持つことで、指針・理念、また経営姿勢に関して経営者が話す意味を理解してもらいやすくなり、しいては指針や理念を社内での共通認識として広めやすくなるのではないかと思います。松井事務局長には、まず「経営指針」がなぜ明確に示されなければならないのかを、今の経済状況や雇用、経営環境の変化に対応するという点から、そして「経営理念」が果たす役割、また経営理念を制定し社内外に広める重要性について、例を交えてご説明いただければと思います。また「経営方針」と「経営計画」についても、その意義や必要性、また展開によって得られる情報、「経営理念」と、「経営計画」や「経営目標」との関係性もお話いただきます。
何故経営指針がいるのか 情勢認識と時代認識 人間を創ってきたのは何か 企業は何の為に存在するのか
何故労使見解からなのか 経営者の責任(労使見解からの企業づくり) 企業づくりから生まれた同友会理念と運動 何故経営指針、成分化なのか
どうやって実践事例から学ぶのか 経営理念、企業の強み弱み 経営方針(戦略)、お客に応える、お客は誰 経営計画(戦術)、困ったことに応える、現場主義
という内容を体系的に順序だてて、解りやすくお話して頂きました。
報告が終わってからのグループ討論では 経営指針を明らかにすることで、あなたの会社では何が変わりそうですか? という討論テーマで話し合いました。
印象に残った言葉。
※価格決定権がないと駄目 ※生きる 暮らす 働く 地域の循環を中小企業が支えている ※経世済民:経済とは人の暮らしを守る為にある 暮らしを守るために企業が存在する ※儲けるのが企業じゃない 人々の暮らしを守るしくみが企業 ※現状維持・・・経営者の責任 ※会社発展・・・自立型社員の存在 社員が自ら仕事を取ってこないといけない ※誰のどんな役に立ってい企業か?自分のお客は誰? ※経営指針は幹部が自ら経営指針を言えるところからスタート ※経営者の為の経営指針ではない社員の為の経営指針、人間尊重の経営 ※従業員 ← 自分は何の為に働いているか? ←その為にはお客様に何をしたらよいか?
この一年を通して経営するには確実に必要な経営指針の重要性が凄く腹に落ちました。
自社に必要な経営指針の作成にあたりまずは、 ・お客様は誰なのか? ・自社は誰にどんな役に立っている企業なのか? ・それをどうやって誰がじっこうするのか? を考えたいと思いました。
最後に。。。経営の根幹は「危機感と展望」という言葉が印象に残りました。
松井事務局長、大変為になる報告ありがとうございました。
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