2012年度中濃地区会加茂&関美濃支部6月度合同例会

投稿日時 2012-06-18 23:46:44 | カテゴリ: 同友会

今夜は美濃加茂市役所 http://www.city.minokamo.gifu.jp/top.cfm
の東に隣接する美濃加茂市生涯学習センター(旧 美濃加茂市中央公民館)で行われた
岐阜県中小企業家同友会 http://www.gifudoyu.jp/
の2012年度中濃地区会加茂&関美濃支部6月度合同例会に参加しました。

まずは、加茂支部長
株式会社のうひ葬祭 http://www.nouhi.co.jp/
鈴木哲馬社長の挨拶



今回の報告者は
(株)富信 代表取締役社長 各務正敏 氏 
http://www.tomishin.co.jp
をお迎えして

社員が主人公。社長は主役にならない会社
〜創業者精神を継承し、社員も社長も“居心地が良い会社”をめざす〜

というテーマで、お話をして頂きました。



案内チラシ
http://take-1.sakura.ne.jp/take1/20120618kamo.pdf

〜報告者紹介〜
1973 年創業の同社は、同業他社に先駆けてステンレス製ネジの生産を手掛け、現在ではマイクロサイズ(小物)に特化したモノづくり、「ニッチ、隙間戦略」をとっています。また社員にすべて任せる、CSよりESを重視することで「社員が働きやすい環境づくり」を実践してみえます。生産現場では、2000 年にISO9001、2003 年にISO14001 を取得。「人の手間を省く(自動化、工程進化)」ことに注力し、自動倉庫や工程管理システム、画像処理式選別機を導入しています。各務氏は33 歳のとき社長就任。それまで後継者として、何事も先頭に立って行なってきたが、「社員を信じて、社員を尊重し、社員に任せる」ことを大切にしてきた先代(現会長)の経営をすべて引き継ぎ現在、ま
た今後続けていく同社の会社、社風づくり、「各務氏が考える良い会社像」についてお聞きします。


前回、富信さんの会社には工場見学でお邪魔させて頂きました。

投稿日時:2010-08-24
(株)富信さんの工場見学 〜岐阜県中小企業家同友会 加茂支部8月度例会〜
http://take-1.sakura.ne.jp/modules/masternews/index.php?page=article&storyid=373

今回は2012年度 加茂支部年間活動テーマである
『良い会社とは??あなたが考える良い会社とはどんな会社ですか』
に沿ってのご報告です。




印象に残った言葉

※兎に角社員に任せる。社員が主役
※社員に任せた方が居心地がいい、うまくいく
※50人の社員につかってもらえる社長
※一番重要なのは第2領域・・・時間管理マトリックスでいう緊急ではなが重要な事柄

報告を聞いて、利益率がよく、内部留保があり、社員さんが自ら考えて行動し、全てがうまくいっている会社という印象を受けました。
聞いていて感心とため息が出るばかり(自社に置き換えて・・・)

興味を持ったのは時間管理マトリックスなるもの
http://take-1.sakura.ne.jp/take1/jikankanri.pdf

順調な時に最悪の事を考える、会社の未来を考える上でも第2領域が大切、それだけ意識して取り組めるかを常に念頭においているとの事でした。

これに沿って自社を照らし合わせると、タケイチホームは第1領域ばっかりでヒーヒー言っているかもしれません。


報告が終わってからのグループ討論では
あなたの考える「良い社長像」は?
という討論テーマで話し合いました。

グループ討論の様子


グループ討論の中で出た「良い社長像」で出た言葉。。。。「社員に任せ、何かあった時は責任は社長が取る」

社員が任せられる事に抵抗がないようにするには、普段からのコミュニケーションがかなり重要な要素でそれをかなり水面下で意識して行っているんだろうな〜と思いました。


全体の様子



最後に。。。

中小企業はほぼ当たり前に同族経営がメインですが、
この富信さんの「社員に任せる、社員が主役」という社風は先代からの影響で、父から息子へ引き継いだこの会社の変わらない社風は各務家の家風、各務家の家訓なのかもしれません。

各務社長、大変為になる報告ありがとうございました。




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