2012年度中濃青年学舎第0講座 〜高橋建設 代表取締役 高橋 厚生氏〜
投稿日時 2012-06-14 23:19:33 | カテゴリ: 同友会
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今夜は可児市 http://www.city.kani.lg.jp/ の、ゆとりピア http://www.city.kani.lg.jp/hiroba/kouminkan/hiromi/index.html で開催された、岐阜県中小企業家同友会 http://www.gifudoyu.jp/ の2012年度 可児&東濃支部6月度合同例会 兼 青年学舎 特別併催 第0(ゼロ)講座に参加してきました。
報告者に 高橋建設株式会社 代表取締役 高橋 厚生氏 http://www.takahashikensetsu.jp をお迎えして
社長の思いを社員に伝えるには 〜経営指針の成文化と社内発表会開催からの気づき〜
というテーマで、お話をして頂きました。
案内チラシ http://take-1.sakura.ne.jp/take1/20120614kani.pdf
〜報告者紹介〜 昭和29 年、林業土木業として創業。13 年前、現在では土木・水道工事、リフォーム工事業を営む会社に三代目として入社した高橋氏は現在37 歳。平成22 年7 月社長に就任。公共工事、下請け中心の仕事から「公共と民間仕事の比率を同程度にしたい」と考え、土木・設備・水道工事の3 つをパッケージで施工できることを自社の強みを武器に高山市外、岐阜県外での仕事受注に力を入れています。3 年後の市町村合併特例の終了に伴い、公共事業売上の30%が無くなることが見えている現状に、新しい事業を生み出す必要性を感じています。そこで「現時点での経営のまとめ」と、「社長の危機感を社員に知ってもらう」ことを目的に今年2 月、同友会主催の経営指針(理念・方針・計画)成文化セミナーに参加し、5月中旬に社内で発表会を初めて開催しました。これは社員に目に見えるモノ、カタチを示すことで社長の思いに共感し、経営の課題へ一緒に立ち向う雰囲気をつくりたいと考えたからです。
以前、take1が青年学舎の幹事長をさせて頂いた時に専務という立場で報告して頂いた事がある高橋社長。。。
投稿日時:2010-03-24 中濃青年学舎第8講座「危機感(=公共工事減少)から生まれた「強み(=飛び道具)」探し」 http://take-1.sakura.ne.jp/modules/masternews/index.php?page=article&storyid=210
今回は社長という立場から報告して頂きました。
丁度2週間前に社員の前で初めて経営指針書を発表したという高橋社長。 経営指針の成文化までの取り組みと内発表会までの経緯と感想を本音で報告して頂けました。
経営指針書の社内発表を通じ、社員が業界の把握し、会社の方向性を示すことが出来、やってよかったという感想と社員の反応や感想が想像と違った事、社員じゃなく自分自身の気づきになったと分析も出来、より良い経営環境に向けてのツールになるという感じが伝わってきました。
報告が終わってからのグループ討論では 社長の思い、方向性をどう社員(顧客・仕入先・銀行)に伝えていますか? という討論テーマで話し合いました。
グループ討論の様子
グループ討論の後は、各グループでの討論内容を発表
take1が参加したグループの発表者は井澤製作所の井澤社長。
グループ討論&発表で出た印象に残った言葉。
※社員は会社の発展と自分の人生がリンクしない ※社員と社長。。。危機感の共有より夢の共有 仕事無いけどどうする?。。。より、こんな会社にしていこう。。。 ※危機感をあおる経営指針より夢の共有が出来る経営指針
最後に。。。
「社長の思いを伝えるのが経営指針だと思っていたが、それ以上に社員の思いを汲み取るツールという感じがしている。社長と社員。互いの思いをミックスして会社の方向性を一緒に決めていけたらいいなぁ〜」
という高橋社長の言葉が印象に残りました。
高橋社長、大変為になる報告ありがとうございました。
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