はやぶさ 遥かなる帰還

投稿日時 2012-02-27 20:47:15 | カテゴリ: 映画

はやぶさ 遥かなる帰還


http://www.hayabusa2012.jp/index.html

2010年6月13日に、約7年の期間と総距離60億キロに及ぶ壮大なプロジェクトを終えて宇宙より帰還した小惑星探査機「はやぶさ」の歴史的偉業を描くトゥルー・ストーリー。主演に、『ラスト サムライ』などハリウッドでも活躍する俳優・渡辺謙を迎え、プロジェクトチームとはやぶさによる壮大かつ重厚な物語が描かれる。監督は、『犯人に告ぐ』などの瀧本智行。幾多のトラブルに見舞われながらも、はやぶさを生還させようと奮起する人々の情熱に引き込まれる。




過去のはやぶさ作品の投稿。。。。

投稿日時: 2011-10-05
はやぶさ/HAYABUSA
http://take-1.sakura.ne.jp/modules/masternews/index.php?page=article&storyid=728

稿日時: 2011-06-05
はやぶさ HAYABUSA BACK TO THE EARTH
http://take-1.sakura.ne.jp/modules/masternews/index.php?page=article&storyid=627

投稿日時: 2010-12-12 22
改めて感動  〜“はやぶさ” 快挙はなぜ実現したか  追跡 A to Z (NHK)〜
http://take-1.sakura.ne.jp/modules/masternews/index.php?page=article&storyid=480



絶対にどうしても去年の11月に公開した「はやぶさ」と比較して観てしまいます。

実話を基にしている作品なので、大きな着色は困難。。。。まして超有名なお話です。

よって、同じようなストーリーを違う出演者と違う編集で観ることになるのは仕方ないとこですが、先に公開された「はやぶさ」とは、どんな違いで作られた作品なのか?楽しみでした。

で。。。。。

確かに切り口は違っていました。

いきなりはやぶさの発射からスタート。。。。そこからはやぶさの帰還までの物語です。

正直、事前の知識無しで初めてはやぶさ映画を観た人には解りにくい作品です。予備知識が必要です。

そういう意味では、先に公開された「はやぶさ」では発射までの物語、苦労、説明‥等が結構丁寧にされていましたね。また数多くの危機に対し、ひとつひとつ丁寧に説明ながら、どうやってそれを乗り切ったかを描いた作品でした。

それに対して、この作品は、はやぶさの打ち上げから帰還までの実際のミッションだけに焦点を当てた作品で、その中でも特に大きかった危機に絞ってそれに挑む人間模様を中心にした感じで詳しい説明を出演者のセリフの遣り取りで賄った感じがあり、素人には分かりにくかったように思いました。

まあ、主演が今や世界のハリウッド俳優「ケン・ワタナベ」って事もあり派手な演出は意識して控え、存在感と演技を全面に押し出した真面目な作品でもあるんだろうけど。。。。

そう思うと、やっぱ去年公開した「はやぶさ」の影響ってかなりあるのかもしれません。

話は本当、感動の素晴らしいお話ですが、観に行って言うのもご無礼ではありますが?

頭の中にまだ去年の作品の感動が残っていて鮮度的にはあまり新鮮ではないかな?(笑)


take1は個人的に先に公開された「はやぶさ」の方が好きですね。

やっぱ、予備知識無しでも(take1は多少知識はあったと思う。。。)あまり知らなかった“はやぶさ”の事を。。。

イオンエンジン
スイングバイ
お手玉をイメージしたマーカー
サンプルの採取・・・・等

親切に丁寧に色々と教えてくれたという感動のアドバンテージは大きいです。


まあ、今回ははやぶさのミッションを通じて描かれる人現ドラマに重きを置いたヒューマン作品でした。

人間ドラマのネタで新しい切り口だったのは

民間メーカーと宇宙研究所の関係がひとつ。
はやぶさに対する思いや情熱は同じですが、そこに生まれる民間と官公のギャップが見事に描かれていました。

もうひとつは

はやぶさを影で支えた小さい町工場の存在ですね。不景気の最中の工場経営、資金繰りの悪化と借金返済。。。。お金の問題をリアルに描いています。
夢と希望なんていうイメージで輝いた言葉で表現されるはやぶさではありますが、その反対の影の部分では、現実的なリアルな問題があると教えてくれています。

それでも、やっぱどの作品でも

音信不通になって宇宙を彷徨っていたはやぶさが再び見つかった時
ラストのイオンエンジンが再び点火して地球に帰還する時

ってのは、何度観ても感動です。

やっぱ、実話の力って凄い。

はやぶさの偉業。。。はやぶさを支えた人たちは凄いです。




有限会社 タケイチホーム にて更に多くのニュース記事をよむことができます
http://take-1.sakura.ne.jp

このニュース記事が掲載されているURL:
http://take-1.sakura.ne.jp/modules/masternews/index.php?page=article&storyid=867