タイ国の洪水による建築資材の影響。。。
投稿日時 2011-11-22 23:05:03 | カテゴリ: 仕事
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サッシメーカーの 株式会社リクシル http://www.lixil.co.jp/ (トステム:http://tostem.lixil.co.jp/ はリクシルグループの一つ) から1枚のファックスが。。。。。
件名は、 「タイ国における洪水」の自社工場の影響による製品供給について
現在、洪水の影響でタイ国は大変な状況になっていますが、トステムのサッシは、タイ国にある現地生産子会社(トステム・タイ)において、日本の国内需要の約70パーセントを生産しているらしく、10月18日より工場の操業が停止しているとの事。
今までは、3ヶ月以上あった備蓄ストック品を国内で消費していたらしいのですが、とうとうストックもなくなりかけ、まだ操業再開のメドは立っていないとの事で、これからは、タイ国での生産を国内生産に切り替えて対応するみたいなのですが、この先の製品供給と希望納期に若干の影響が出るかもしれないとの趣旨の内容でした。
東日本大震災の時には、すぐピンときて、材料資材の供給については、かなりアンテナを貼って地震発生時には、かなり積極的動きましたが、正直、タイ国の洪水については、正直あんまり深く考えなかった今日までの現状があります。
同じ国内と海外との違いから、対岸の火事的な印象があったのは正直ありました。 しかし、このFAXから改めて、タイ国、首都バンコクにまで及び甚大な被害を及ぼし、現在も被害の真っ只中のタイ国の現状を調べ、真の当たりにして、自分と繋がっている事を感じました。
まずは、これからのお客様に対して、情報の共有とお知らせ、そして今までの工程よりもよりも慎重な打ち合わせの上での製品の早期発注による納期短縮を図って、お客様に対して影響が出ない環境づくりに努めたいと思います。
また、現在はサッシだけかもしれませんが、これから先、サッシだけじゃなく、あらゆる建築資材に影響が出ないのか?調べて安定供給が守れるよう努力したいと思います。
余談。。。。。
本日11月22日は「大工さんの日」だそうです。
知らんかった。。。。
日本建築大工技能士会が1999(平成11)年に制定。
11月が「技能尊重月間」であること、「十一」を組み合わせると「士」となり「建築士」にふさわしいこと、22日は大工の神様とされる聖徳太子の命日(622年2月22日)であること、「11二二」を組み合わせると、11はニ本の柱を表わし、ニは土台と梁あるいは桁を表して軸組合の構造体となり、11月22日が大工との関係が密接であることから。
日本建築大工技能士会 http://www.h2.dion.ne.jp/~daikusan/
こじ付けではありますが、建築屋としては覚えておきたいアニバーサリーです。
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