レジェンド・オブ・フィスト/怒りの鉄拳
投稿日時 2011-10-09 23:54:31 | カテゴリ: 映画
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レジェンド・オブ・フィスト/怒りの鉄拳
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『ドラゴン怒りの鉄拳』でブルース・リーが演じ、これまで何度も映画化、ドラマ化されてきたヒーロー、チェン・ジェンが祖国を守るために戦うカンフー・アクション。『インファナル・アフェア』シリーズのアンドリュー・ラウが監督を務め、主演のドニー・イェンがアクション監督もこなす。共演には『百年恋歌』のスー・チー、『頭文字[イニシャル]D THE MOVIE』のアンソニー・ウォンとショーン・ユーらがそろい、EXILEのAKIRAがドニー・イェンと見事な格闘シーンを披露している。
最近、take1はドニー・イェンに嵌っているのかもしれません。 まあ、純粋にカンフー映画が好きだからかな? ブルース・リー ジェット・リー(リー・リン・チェイ) そしてドニー・イェン。
カンフー映画の流れをずっと観賞してきたtake1にとっては、押えておくべき作品です。
カンフー映画が好きな人なら、主人公(チェン・ジェン)の名を聞いただけでイメージ出来るんじゃないかな? チェン・ジェンは、ブルース・リーが『ドラゴン怒りの鉄拳』で演じたキャラのことで、香港映画の生んだ最大のヒーローといってもいいでしょう。 香港では大人気キャラで、過去、多くの映画やTVドラマで彼を主人公にした作品が繰り返し作られてきました。
で、今回ドニーが出演した作品は今までのチェン・ジェン物とは違い、何か?ハリウッド作品アメリカンコミック映画のような感じがします。
というのは、ストーリーの上で、ドニーは「仮面の戦士」と言う名前の正義の味方で、悪しき日本軍と闘うのですが、この出で立ちが、殆ど『グリーン・ホーネット』のミスター.カトーそのものって感じ(笑)。 これは、もうアメリカンコミックの要素満載で、マーベルコミックギャグなんじゃないかな?
アクション監督を兼任したドニーのアクションは、相変わらずナルシストっぷり全開で気持ちいい。
特にtake1が興奮したシーンはやっぱラストの激闘シーン。白の詰襟カンフー胴着に身を包んで単身悪しき日本人道場へ乗り込んだドニーが、『ドラゴン怒りの鉄拳』のブルース・リーを彷彿とさせるアクションを披露しています。ここは完全にブルースへの憧れと尊敬が混じったオマージュ的なパクリといっていいでしょう。 絶対に追いつけないであろうブルース・リーの背中を追い求めるドニーの気持ちが伝わってくる熱いアクション演武でした。
個人的に残念だったのは、自他共に認める懐かしの和製ドラゴン・倉田保昭との闘いが描かれなかったことです。 フラッシュバックで、一瞬の登場は凄く残念。どうせならたっぷり激闘を描いて欲しかったですね。
反日的な部分が大部分描かれた日本人にとって、なかなか難しい歴史的な背景がある作品ですが、 ドニーファン カンフー映画ファン そして単純な娯楽アクションとして観れば凄く痛快な作品です。
追伸。。。。 ヒロインのキキを演じたスーチー、相変わらずキュート。
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