復讐捜査線
投稿日時 2011-08-25 17:49:42 | カテゴリ: 映画
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復讐捜査線
http://fukushuu-movie.com/
『アポカリプト』などで監督業に励んできたメル・ギブソンが、『サイン』以来およそ9年ぶりに主演を果たしたアクション・サスペンス。娘を殺された父親が、強大な組織に果敢に挑む執念を映し出す。1985年製作のイギリスのテレビドラマ「刑事ロニー・クレイブン」を、同シリーズを手掛けたマーティン・キャンベル監督が自らの手でリメイク。スリリングな展開と共に、復讐(ふくしゅう)の鬼と化した父親を演じるメルの危機迫る姿が目に焼き付く。
take1の中で「メル・ギブソン」と言えば、文句なしに 「マッド・マックス」シリーズ http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%83%83%E3%83%89%E3%83%9E%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9 のメル・ギブソンです。
世間では「リーサル・ウエポン」シリーズの印象の方が強いか????
take1が小学6年生の時。。。マッドマックスを観てメル・ギブソンのカッコよさに惚れてしまいそこから一気に大ファンになりました。
そんなメル・ギブソンの『サイン』以来およそ9年ぶりの主演作品。。。。
まあ、彼の代表作ではありませんが。。。。 思えば、この「サイン」がもの凄く酷かった作品ですね。メルのフアンだけに非常に残念。。。。 それが、彼から「主演」の座を根こそぎ奪ったとしても、不思議ではない程に…
ただ・・・その他。。。 スクリーンでメルを見かけなくなった事情は、私生活の方にもあった様な気が?。。。。
最近のテレビ番組で、メルのDVぶりを知ってしまったのですが、あまりの真実にファンとしてかなり衝撃的で残念でした。
自分の子供を抱いている内縁の妻に対し前歯が欠けるほどの暴力を振るうって・・・???どうよ?(怒) そんな人間が、今回のストーリーである自分の娘を殺され、復讐に走る刑事を演じても、説得力がない感じでした。
証拠の録音テープにより、親権はおろか既に、決定していた主演映画も降ろされたらしいので残念な予感がしますが? もしかしたら?この作品がメル主演の見納めになったりするんじゃないかな?
純粋に作品について。。。。 正直まず気になったのが邦題です。
タイトルがいかにもB級って感じで昭和的です。 でも、原題は「Edge of Darkness」 英語の苦手なtake1が訳すと「闇の果て」とでもいえようか?。(汗。。。) うん、これでは解らないですね。ある意味親切な邦題だったのかもしれません。(笑)
メル・ギブソンの刑事ものといえば「リーサル・ウエポン」tってイメージですが、これはその晩年版ともいえそうな雰囲気が伝わってきます。 風貌はシワの増えたオデコと「刑事コロンボ」をも思い起こさせ、捜査方法もかなり地道。
娘が殺されてからずっと途中までまったくナゾで物語が進むから、何かかウラで巨大な陰謀がありそうとお約束に想像出来てしまいます。
上司もなにか怪しげで、御馴染みの警察の腐敗があるのか?と思ってしまいますが?意外にも政府の陰謀へと話がかなりデカクなってきます。 そんなデカイ相手に果たして一介の老一刑事が相手になるのでしょうか? と、後半に繋がってきます。
「リーサル・ウエポン」ならいきなり派手にドンパチですが、この映画は復讐の念を静かに燃やしながら捜査する主人公がいい味を出してます。
やっぱ、何やかんやあってもメルの演技はいい。かなり歳食った感じだが、それだけに無駄のない動きが説得力を持ってます。 そしてじわじわ真相に向っていきます。
ちなみに、母親不在の説明は、一切ストーリーに無かった様な気がするけれど?父と娘の絆をより強く感じさせる為には、少々は説明が必要だったのでは?と思ってしまいました。 勝手に先に亡くなっているって事でいいのかな? それとも??DVが原因で出て行ったのかな?(皮肉。。)
捜査が進むにつれついに真相にたどり着く過程で放射能の恐怖まで出てきます。いまの日本の状況とも相まって、かなりショッキングなシーンさえあります。昨年ならぜんぜんフィクションになるけど、今現在の現実の日本ではリアルです。
知らない間に、牛乳に放射性物質を混ぜられ…っていうエピソードが、もしかしたら?この時期だからこそ、上映館を少なくさせた要因なのかもしれないと想像してしまいます。
でも、正直B級で小粒な作品ですが、なかなか印象に残る秀作です。
メルが10年近く映画界から干されていたとはいえ、やっぱりスターの貫禄は十分です。年食ったけど、まだまだ存在感があり、こういうキャラを活かさないのは映画界の損失といえますね。
今回でスクリーンからお別れにならない事を祈ります。
次回作でメルに会える事を願って。。。。
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