住宅瑕疵担保責任保険の構造躯体検査 〜G様邸新築工事〜
投稿日時 2011-05-20 23:41:32 | カテゴリ: 仕事
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可児市長坂地内で工事中のG様邸新築工事現場です。
5月16日の建て方から5日目の本日は、住宅瑕疵担保責任保険の構造躯体検査です。
G様邸の住宅瑕疵担保責任保険法人会社は 株式会社 住宅あんしん保証 http://www.j-anshin.co.jp/
住宅瑕疵担保責任保険とは?。。。。 新築住宅の売主等(建設業者・宅建業者)が、住宅瑕疵担保責任保険法人との間で保険契約を締結し、その住宅に瑕疵が判明した場合、その補修費用等が保険金によりてん補される制度です。 保険への加入にあたっては、住宅の工事中に検査が行われます。 また、売主等が倒産していて補修が行えない場合等は、発注者や買主が住宅瑕疵担保責任保険法人に瑕疵の補修等にかかる費用(保険金)を直接請求することができます。
今日の構造躯体検査は主にN値計算に基づく柱の柱頭柱脚の金物と構造耐力壁のチェックです。
N値計算とは?・・・ 「N値計算」とは、地震のときに柱にかかる引き抜き力を計算する方法のひとつです。 地震に強い家をつくるには、「壁を強くする=耐力壁を増やす」ことが大切ですが、いくら壁が強くても、柱が引き抜かれてしまっては力を発揮することはできません。 とくに、強い耐力壁ほど地震で柱が引き抜けやすくなります。そのため、接合部分を強くするために、金物を設置する必要があります。 この金物の選定のために行うのが「N値計算」です。「N値計算」で柱にかかる引き抜き力を計算した上で、建物が地震に耐えるために必要な金物の位置や数、種類を計算します。
構造耐力面材は、 ニチハ株式会社 http://www.nichiha.co.jp/ の外装下地耐力面材「あんしん壁倍率2.9倍」です。 http://www.nichiha.co.jp/tairyoku/anshin/index.html
巾910mm 長さ3030mm。N50という長さ50mmの太い釘を外周100mm間隔、真ん中の間を200mm間隔で打ち付けます。
株式会社 あんしん住宅保証からの検査員である早川建築事務所の早川さんが厳しい目でチェックしています。
主に通し柱の柱頭と柱脚に設置する引き抜き防止のホールダウン金物です。
N値計算により算定された引き抜き防止の合板コーナー金物です。
N値計算により算定された引き抜き防止のシナーコーナー金物です。
大工棟梁の堀建。さんも立ち合っての検査、すべての検査が無事終了し合格です。
検査員の早川さんから耐力面材に打ち込み過ぎず、釘が面材と同一面で打ってある丁寧な仕事を褒めて頂きました。 住宅瑕疵担保責任保険の保険証書は完成引渡しの時に発行されます。
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