ザ・ライト 〜エクソシストの真実〜

投稿日時 2011-04-25 21:53:12 | カテゴリ: 映画

ザ・ライト 〜エクソシストの真実〜


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実話を基に、今なお行われている悪魔ばらいとバチカンにおける正式な職業であるエクソシストの全ぼうに迫る衝撃作。
信仰を見失った若き神学生が悪魔の脅威を目の当たりにし、悪魔ばらいを行う司祭エクソシストになるまでを描く。
監督は、『1408号室』のミカエル・ハフストローム。異端だが一流のエクソシストである神父を、オスカー俳優アンソニー・ホプキンスが怪演。共演にはテレビシリーズ「THE TUDORS ?背徳の王冠?」のコリン・オドナヒュー、『ブラインドネス』のアリシー・ブラガ、『ブレードランナー』のルトガー・ハウアーら多彩な顔ぶれがそろう。



面白いか?否か?
怖いか?怖くないか?

観た人それぞれの意見感想に分かれると思います。
個人的にはホプキンスの怪演に魅了されました。やっぱ危ない怖さがあります。

悪魔に憑かれ毒のある言葉を吐きまくる様は鳥肌モノ。
ハンニバル・レクター博士の魅力そのまま、この怪演ぶりだけでも一見の価値はあります。

本作は人間に憑依した悪魔を追い払う職業「エクソシスト」の裏側に迫った作品って感じです。


悪魔はいるのかいないのか?、
神へ信仰の疑問?

葬儀屋の息子マイケルは、さほどの信仰心を持ち合わせているわけではないが神学校に入学する。卒業時に誓約を拒否し神父になる道を捨てようとするが、奨学金の返還をちらつかされ、半ば仕方なくバチカンで「エクソシスト養成講座」を受講することになる。そこで彼はルーカス神父に師事するよう言われる。

葬儀屋から神学校に通った苦悩に満ちた一人の若者のヒューマンドラマであり、ホプキンスとの出会いと絡みが凄く怖く面白く、どんどん話にひきこまれあっという間の2時間でした。

この作品は、単なるホラーではない。
メインとなるストーリーは悪魔との闘いなのだが、自身の過去や未来を見つめ直し苦悩する青年の成長と運命が描かれています。


また悪魔の存在を誰もが一方的に主張しているわけでもない。
懐疑的なマイケルだけでなくルーカス神父も、ある事例では母親による虐待だと断ずる場面もある。マイケル自身の葛藤がうまい具合にストーリーに絡み、そのストーリーも見応え十分ですね。

最後に実話というエンドロールが出たのに話の重みが加わり納得できました。


ホプキンスの魅力を堪能したい方は必見。
音楽も効果的で非常に良かった。

個人的に怖くてお薦めです。


個人的に凄くビックリ嬉しかったのはマイケルの父親役にルトガー・ハウアーだったとこ。。
老いてなお凄く魅力的なカッコいい俳優です。久々のスクリーンですが、健在ぶりがうれしいです。




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