ザ・ファイター

投稿日時 2011-04-15 22:41:52 | カテゴリ: 映画

ザ・ファイター



http://thefighter.gaga.ne.jp/

実在する伝説のプロボクサーと異父兄の家族愛、さらにはリングでの熱き戦いを描く感動作。ゴールデン・グローブ賞をはじめ、2010年度の各映画賞を席巻。主人公を『ディパーテッド』のマーク・ウォールバーグ、その兄を『ダークナイト』のクリスチャン・ベイルが演じる。激しいボクシングシーンを見せるマークと、外見をがらりと変えて薬物中毒の元ボクサーにふんするクリスチャンの熱演が見どころ。



予告の想像とは全く違っていました。

ロッキーっぽい這い上がり栄光映画かな?ってイメージで思っていたんですが?単純なボクシング映画ではなく、兄弟愛、親子愛、家族愛の映画です。

試合の対戦相手よりも家族との戦いに焦点を置いて描いてあります。

家族とは。。。。切っても切れない関係。
はい、親子、兄弟姉妹は縁を切ることは出来ない。そんなかけがえのない家族は、時には足かせにも頼りにもなる。互いにケンカしながらもいがみあいながらも、それもコミュニケーションとして家族の絆は培われていくのです。

いざとなった時、ピンチの時、最後に頼れるのは、助けてくれるのは家族です。そんな家族愛を教えてくれる作品だと思います。

また、ミッキーの恋人とミッキーの母親、娘達との女同士のバトルもいい味出してます。

試合のシーンは案外アッサリと描いてありますが、その中でもしっかりと描かれていた後半の試合は、やっぱ感動しました。

ボクシング映画のお約束、王道中の王道。負け試合からの大逆転劇。ミッキーの苦労が報われて本当によかった。


脚本はかなり毒気が強烈でしたが、とにかくキャストに関しては素晴らしいの一言ですね。

観客みんなを敵に回したんじゃないかと思うくらいムカつく母親を演じたメリッサ・レオ

ポッチャリ体型にして田舎の落ちぶれた女になったエイミー・アダムス
2人とも素晴らしい演技でした。

そして何といってもディッキーになりきっり、怪演を見せたクリスチャン・ベール。
最初観た時は、変わり果てたクリスチャンの姿に彼とはまったく解りませんでした。
とにかく凄い。どんだけ自由自在に肉体改造をするんだろう???
また、姿かたちだけでなく、演技が素晴らしい。
エンドロールでのディッキー本人の映像を観ると、クリスチャンがどれほど完璧になりきってたのかがよく解ります。

これらオスカー級だらけのキャストの名演技を観に行くだけでも充分価値がありますね。

お薦めです。




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