床の張替え (2重張工法)

投稿日時 2009-07-29 07:57:47 | カテゴリ: 仕事

築20数年の木造住宅の玄関ホール廊下の床を張替えました

「床が部分的に凹むので見に来て欲しい」との依頼を受けて診断しました。

昔の作りは、根太の上にフローリングを直接張っているので
どうしても、経年変化による劣化に伴い、根太と根太の間に加重が掛かると
凹む現象が起こります。

現在は、根太の上に12mmの合板を一枚捨て貼りをしてその上にフローリングを張って、強度と耐久性を高めています

幸い、この家は床下は湿気が無く、根太もしっかりしていたので、すべての床材を剥がす事はせず、特に酷く凹む箇所だけ補修して、その上から新しいフロアーを張って2重張りにしました

予算的にもかなりお得です



















部分的に凹む箇所を取り除きました。




















大引間での根太補強です。






































合板で凹んでいた箇所を補修。





















今回は既設の松貼縁甲板と全く同じ同等品でも変化がないので、あえて洋風のバーチフロアーを張りました







































工事完了。安定感のある床になり安心。そして全体的に明るくなりました




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