男たちの挽歌 A BETTER TOMORROW

投稿日時 2011-03-05 23:38:25 | カテゴリ: 映画

男たちの挽歌 A BETTER TOMORROW

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ジョン・ウー監督の傑作『男たちの挽歌』を、韓国映画界でよみがえらせたノワール・アクション。北朝鮮からの脱出を目指しながらも生き別れになった兄弟を中心に、熱い男たちのドラマが展開する。製作総指揮をジョン・ウーが担当し、『力道山』のソン・ヘソンが監督。『宿命』のソン・スンホンら、韓国映画界を代表するスターたちが共演を果たす。オリジナルをベースにした、スタイリッシュなアクションシーンの数々が見もの。



男たちの挽歌オリジナルの大大大ファンで、ちょうどtake1が19歳の時に観ましたが、凄くハマりました。この作品をキッカケに香港ノワール作品をを観まっくった記憶があります(笑)
オリジナルのVHSを購入していて今でも大好きな1本です。

というくらい思い入れが強いので、リメイク?と聞いて、????リメイクでオリジナルを越えるパターンはないし、必要性は全く感じなかったのですが、
ジョン・ウー自身が製作総指揮ということで、かなり期待を込めて観に行きました。

う〜〜〜〜ん。。。。
個人的にはやっぱ期待しなきゃよかった。

韓流映画でのリメイクってとこで危険信号が鳴っていたのは確かでした。。


でも、チョットだけ褒めます(笑)

丁寧に作られた作品であるとは思います。キャストはみんな一生懸命好演してたと思うし、アクションシーンもスピーディーで現代においてのレベルの高さを感じることは出来たと思います。

                       ここまで。。。。。。。


でも〜〜〜〜。。。。
ジョン・ウーの美学が伝わってこないです。
確かに比べれば厳しいですが、出来れば近づく努力を感じたかった。

キャストが格好よくなくても全然いいのにこの作品はただ単に、韓流映画の得意技である「お約束チックな泣かせシーン」と「イケメン」を融合させた日本の女性客をターゲットにしただけの作品って感じです。

ホント、オリジナルキャラとの存在感や演技力が段違い。

チョウ・ユンファとティ・ロン。。。。
この二人のお互いの心を通じ合わせる男の琴線に触れるような素晴らしい演技が、このソン・スンホンとチュ・ジンモには無いですね。

脚本の本筋である兄弟の愛憎表現が中途半端です。オリジナルは、ラストまでかなり徹底してたので。。。。

そして。。。。なに、あの結末は???
救いようの無いラスト・・・唖然としました。

夢も希望も美学もない、単なるお涙ちょうだいのラストシーン。。。

何故?ソン・スンホンがUターンして戻ってきたか?
何故?何のために兄貴チュ・ジンモが命を懸けたのか?
弟の行動は残念でなりません。理解出来ないほど情けない。。。

あのラストを考えた脚本とスタッフ全員レスリー・チャンに謝って欲しい心境です。

残念ながら兄弟の「絆」は伝わってこなかったな〜・・・
本当にこれ、ジョン・ウーがプロデュースしてんのかな?

オリジナルファンには残念な作品でした。


追伸。。。
take1がその後とった行動は、すぐ自宅でオリジナルを観た事です(笑)

これがオリジナル

【概要】
今までコメディ映画やカンフー映画が主流だった香港映画界に、「香港ノワール」とも呼ばれる新しい流れを作った記念碑的な作品である。昭和40年代から50年代にかけて量産された日本のヤクザ映画を彷彿とさせる内容、激しいガンアクションや火薬を大量に用いた爆発シーンは話題を呼び、香港のみならずアジア各国でも大ヒットした。また、スローモーションを多用した銃撃戦は、サム・ペキンパーの『ワイルドバンチ』の影響を強く受けたと言われている。さらにセルジオ・レオーネや深作欣二からも多大な影響を受けていることは有名である。

逆にこの作品が後世の映像作家に与えた影響は大きく、『マトリックス』シリーズのウォシャウスキー兄弟も「日本のアニメとジョン・ウーのファンだ」と公言している。

この人気により、『男たちの挽歌 II』『アゲイン/明日への誓い』とシリーズは計3本制作された。他にも『狼 男たちの挽歌・最終章』『ハード・ボイルド 新・男たちの挽歌』といった作品もあるが、こちらは監督と主演が同じだけでシリーズとは関連性がなく、日本で勝手に同じタイトルがつけられたものである。しかし、ツイ・ハーク、ジョン・ウーの2人とも「男たちの・・・」という邦題を気に入っており、「狼」に関しては「男たち」の使用を許可したようである。



シリーズとは別作品ですがtake1のお気に入りです。

とにかくチョウ・ユンファとトニー・レオンがカッコいい。。。

お薦めです。




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