大相撲八百長疑惑について
投稿日時 2011-02-04 22:00:33 | カテゴリ: 個人
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大相撲八百長疑惑。八百長認めた3力士解雇へ サンケイスポーツ 2月4日(金)7時52分配信 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110204-00000001-sanspo-spo
以前から、大相撲で、星の貸し借りや、金銭授受が行われていたという噂がありました。それを、相撲界は長年一貫して否定してきました。 今回、メールが出てきたということは、八百長が本当に行われていたことを裏付けることになりそうです。
存在を否定してきた八百長はやはり存在したとい事実です。
数年前、元幕内力士の板井が、八百を自身の経験を元にマスコミ暴露。外人記者クラブで話した事が凄く鮮明に蘇ってきます。 その時は、相撲協会の事実無根、一貫否定で有耶無耶になりそのまま終息しましたが、今回は現役力士十数名の名前が挙がり、3名が八百長への関与を認めていたことが判明。ガチンコを前面に打ち出していた相撲界の根幹を揺るがす、衝撃的な事実ですね。
そう思うと、これは普通十両だけではないと見るのが自然でしょう。幕内ならば、もっとかなり高額の金銭のやりとりがあるのかもしれません。
以前板井は、勝ち星一つ40万円って言っていたのを思い出します。
こんな事考えたくはありませんが?7勝7敗力士の勝ち越し率の高さもかなり疑わしいことかもしれません。
ただ、ふと思ったのは、この大相撲の八百長は、世間的には国技としては許されない事ではありますが?直接大相撲の八百長を禁止するような法律は無いような気がしますので、暴力団や、賭け事に関係していなければ、法的には罪に問えないのかもしれません。
そう思うと、大相撲を、格闘技、スポーツとしてではなく、SHOW・興行としてみれば、八百長もあるのかもしれません。 でも、格闘技として真剣勝負を自認するならば、これは絶対断じて許されないことです。
個人的に思ったのが、相撲界の給料査定に問題があるんじゃないかと。。。
というのは、十両以上の力士には、以下の通りの金額が毎月給与が支給されるとの事。
横綱:282万円 大関:234万7000円 三役:169万3000円 幕内:130万9000円 十両:103万6000円
幕下以下:なし
そうです。十両と幕下以下では天と地の差なんです。 これは、本当に力士にとって地位は死活問題。
十両に早く上がりたい 十両の地位を守りたい
という気持ちが少しは原因になっているのかも知れません。 だって、幕下以下は給料無しなんですから。。。。
そして、関取以上の地位で、各界に長くいると、今度は引退後の人生設計を始めると思います。親方になるのは、年寄株を取得しなければならないし、その為に高額な資金を溜めなければなりません。
力の衰えと戦いながら、一日でも長く関取の座に留まりたいと思うのは必至かもしれません。
高額な年寄株を手に入れるために勝ち星を売買し、1場所でも長く相撲を取らなければならない相撲界の構造と状況が八百長という禁じ手に嵌ってしまったのかもしれません。
八百長疑惑について、放駒理事長は「過去には一切なかった問題」と語りました。うん、正直そう言わざる得ないのは立場的に解りますが?これは、本当に世間とのズレを感じざるを得ないです。
協会は幕内の全ての力士に対し、過去にさかのぼって徹底的に調査しないと世間の信頼は取り戻せないのかもしれません。
でもそれを行い出てきた事実はかなり怖い気がします。
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