「不眠」と「睡眠不足」、何が違うの?

投稿日時 2010-12-14 23:39:36 | カテゴリ: 雑学

take1が気になったネットコラムを紹介します。

「不眠」と「睡眠不足」、何が違うの?


〜All Aboutから抜粋〜


http://allabout.co.jp/


最近、日本人の5人に1人が不眠だと言われていますが、一体どこからが「不眠」なのでしょうか。「適切な睡眠時間って?」「眠らないとどんな影響が体に起こるの?」という素朴なご質問にお答えします。


■「不眠」と「睡眠不足」、何が違うの?
 
そもそも「不眠」とはどういう状態でしょうか。
実は「不眠」と「睡眠不足」は微妙に違います。適切な睡眠時間は人それぞれですから、睡眠不足には個人差がありますし、精神的なストレスで一時的に不眠が起こるのはよくありますよね。

 不眠とは「起きているときに睡眠不足感が強く、自分が身体的にも精神的にも苦痛を感じる状態のこと」と考えてよいと思います。たいてい一か月以上続く場合に問題になり、なんと、日本人の5人に1人が不眠症だとも言われます。



■適切な睡眠時間ってどのくらい? 

実は、人にとって適切な睡眠時間がどれくらいかはかなり個人差がありますので、何時間睡眠が適切かは自分で決定するしかないのです。

 同じ天才でもアインシュタインは一日10時間睡眠でエジソンは4時間睡眠だったというお話は有名ですよね。ですから自分が日中元気に動けるようであれば、それが「最適睡眠時間」ということになります。




■人間、どのくらい眠らないでも生きてゆけますか?
 「眠らなくても死ぬことはない」なんていわれます。確かに、夜、眠れないときにあまり神経質になるのは考えもの。それくらい、ゆったりした気持ちでいたほうが、眠るために良いことなのは確かですが、実際に人間はどのくらい眠らなくても大丈夫なのでしょうか。

 ギネス記録では2007年の42歳のイギリス人男性が樹立した記録が、11日と2時間で最長です。比較的最近の話なので、おぼえていらっしゃる方もいらっしゃるかもしれませんが、11日眠らないというのもすごいですよね。

 ちなみにそれまでのギネス記録は、アメリカの17歳の男子高校生の11日間でした。彼の場合、3〜4日目からイライラしたり幻覚がみえたり、終了するころには妄想気分といった精神的な障害がでたことで知られています(ちなみに実験後、15時間近く眠り続け、正常に戻ったそうです)。




■眠らないとやっぱり体に悪いの?

 実際に、自分の身に当てはめてみても当然の気がしますが、眠らないと気分が不安定になり、注意力・集中力が減り、作業能力が落ちることが知られています。

 ちなみに、スリ-マイル島の事故(1979年)やチャレンジャー号の爆発(1986年)など歴史的な事故の原因のひとつに、労働者の睡眠不足による作業ミスだと推測されています。…

さらに、体を調節する機能もうまく動かなくなりますので、糖尿病や心疾患のリスクも上がってしまいます。

良質の睡眠がとれるようにしたいものですよね。




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