億劫・・・・・限りなく長い時間。。。。

投稿日時 2010-09-06 22:44:14 | カテゴリ: 雑学

億劫・・・???本を読んでいたらこの漢字が。。。。

普段、無意識に使っている言葉ですが、読めず、書けずでした。

億劫(おっくう)
【意味】 面倒臭くて気が進まないこと(さま)。


ちなみに億劫の読みは
「おくこう」→「おっこう」→「おっくう」となったそうです。



億劫は仏教でいう時間の長さを意味しているとの事。それも非常に長い時間を。。。。。。


億劫の「劫」は古代インドで最長の時間の単位だそうで、

「一劫」の長さは、43億2千万年にあたるらしいです。

43億2千万年 = 4,320,000,000

想像を絶する長さですね。


数字ではピンとこないので、違う表現で表すと

100年に一度、天女が高い岩山に舞い降りてきて羽衣で頂上を撫で、その摩擦で岩山が消滅するまでの時間(何のこっちゃ??)

だそうで、要は、限りなく無限に近い時間ですね。


で、これが「一劫」

で、この一億倍が「億劫」で、
考えられないほどの長い時間を表します。


凡人が悟りを得るために必要な修行時間を指すとも言われ、仏教用語らしい表現だと思いました。

つまり、それほど長い修行時間が必要だと分かると、ついつい、修行に踏み出すのがためらわれ一日延ばしに先延ばしにする。

そうしたことから面倒くさがったり、気後れしてなかなか実行に移さない気持ちを「億劫」というのだそうです。


なるほど〜。。。。

普段無意識に使っている言葉ですが、漢字では書けず、意味も深いですね。。。

ふか〜い。。。




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