鳩山首相の辞任について思う。。。

投稿日時 2010-06-02 21:42:49 | カテゴリ: 個人

【鳩山首相辞任】
 
〜ネットニュースより抜粋〜

・鳩山由紀夫首相は2日、民主党の衆参両院議員総会で「職を引かせていただく」と述べ、 正式に辞意を表明した。また、小沢一郎幹事長も辞任することを明らかにした。
 鳩山首相は冒頭、「国民の皆さん、本当にありがとうございました」「国民の(政権交代の)判断は決して間違っていなかった」と所感を述べた後、普天間問題や政治とカネの問題を上げ 「私自身も職を引かせていただく」と述べ、辞意を明らかにした。




鳩山首相がとうとう、いや、ようやく辞任です。
しかも現政権の政策の目玉とされる「子ども手当て」支給が始まった6月1日の翌日の今日。これも何か不思議な必然性があるのかもしれませんが。。。。

不思議と辞任演説では、すっきりとした顔をしていたような感じです。
これは、耐えられぬ重圧から解放されてやっと肩の荷がおりたって感じにも見えます。

しかし、奇麗事ばかりならべた理想と妄想があまりにもリアルな現実と入れ乱れ、お金持ちのお坊ちゃん育ちには総理大臣という位の能力と資質が無かった事が露呈された格好だと思います。

鳩山氏と小沢氏双方の元秘書の逮捕につながった「政治とカネ」の問題。
そして
沖縄の普天間飛行場の移設をめぐる非現実的な試みの失敗と社民党の連立政権離脱に対する責任問題。

鳩山首相は、就任当初「国民が主役の政治でなければならない」と、確か言っていたような気がしましが、この8ヶ月の間、どこに国民が主役の政治があったのでしょうか?
民主党が推し進めている政策は、国民の意思とはかけ離れれてる政策が多いのではないでしょうか?

昨年の衆議院選挙では国民の目と耳をくぎ付けにし圧勝した
「マニフェストは国民との約束」という言葉。
そのセリフはそれでいいでしょう。
でも問題なのは、その後。。。いざ政権をとってしまったら何も出来ない。そこが問題だと思います。

野党として自民の批判と言い合う事にエネルギーを使っていた民主党。

しかしいざ与党になるとどうでしょうか?
よく、民主党の議員は「前与党の自民のケツ拭きをしている」というニュアンスのような事を言ってますが、これから与党として国の政(まつりごと)を動かしていく政権与党の発言なのか?と耳を疑ってしまいます。そこには、国家のリーダーとしての覚悟が感じられません。

もしかして?あまりにあっさり政権をとってしまい、このスピードに民主党自体びっくりしてついていけなかったのかもしれません。もっと政治家としての覚悟を我々国民に見せて頂きたいものです。

果たして
夏の参院選では、どのような政策を打ち出し、アピールしてくるのか?今度はどんな手をつかってくるのか?興味あるとこです。
しかし、
国民はもう騙されません(笑)。
マニフェストは参考にはならないという証明は民主党がしてくれました(笑)。

本来私たちは、このような政治評論をするよりも前に現実の生活を生き抜いていかなければなりません。

国や会社を否定することではありませんが、

この先、国に頼らない生活スタイルということを考えていくと、組織や会社に頼らなくとも生きていける自助努力(他人を頼らず自分の力でやっていくこと)の姿勢が問われることになりそうです。

勿論、よい政治、よい政策により、景気がよくなり、国民の生活が豊かになり、国や会社で整備されている補助や保障が充実する事が一番ですが、現実は厳しいです。

そこに囚われないで、できるだけ自分自身で自立し、自前で活路を開くような覚悟と態度と自由性を確保していくことも必要になってくると思います。




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