バンクーバーオリンピック女子モーグル競技の感想
投稿日時 2010-02-14 16:43:12 | カテゴリ: 感動 興奮 勇気
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モーグルという競技をやってきたtake1にとって、冬季オリンピック一番の注目種目がモーグル競技。
上村愛子選手の4位は大変残念な結果でした
でも、アルベールビルの正式種目からずっと観てきたtake1の観戦歴史上今回の女子モーグルは、最高の戦いと見応えがあったと思います。
http://vancouver.yahoo.co.jp/event/FR/result?s=W&i=020&ph=1&u=01
正直、地元カナダのジェニファー・ハイルがトップに立った時点で、ハイルの金メダルはもしかして決定かも?って思いました。というのは、やっぱ、人が人を採点する競技です。地元の利、贔屓目が少しはあるのは、当然だし、有利なんじゃないかな??って思っていました。
勿論、その時点でトップの滑りではありましたし、地元開催という物凄い期待とプレッシャーを受け止めよく期待通りの滑りをした精神力は凄いの一言。
でも、その後の予選1位のハンナ・カーニーの滑りは素晴らしかったです。 特にミドルセクションの滑りは圧巻で、見惚れてしまいました。文句無く金メダルの滑りだったと思います。
ターンポイント エアーポイント タイムポイント
全てにおいて、他の選手を上回っての完全勝利の金メダル。 観ているtake1も文句の付け様がない完璧なそれでいてアグレッシブな心打つ魂の滑りだったと思います。
仮にという言葉は無しで たらればは抜きにして 順位同様、金メダル、銀メダル、銅メダル、4位の滑りだったと思います。
上村愛子選手は
長野で7位
ソルトレイクで6位
トリノで5位
そして今回のバンクーバーは4位と、
過去オリンピック最高の成績だと言えばそうですが、
「どうやったらメダルに届くのか?謎ですね。誰か教えてくれませんか?」
という、トリノの結果後のインタビューの彼女のセリフが思い出されます。
上村愛子選手は、ミスした訳でもなく、見事に滑りきってゴールした結果なのでメダルに届かなかったのは、残念ですが、今日の結果は4位の滑りだったと思います。
旦那さんである皆川 賢太郎選手の 「世界のトップレベルになると、結果は天気みたいなもの。その日にどの選手が晴れるか、という感じだと思う」 という奥様に対する労りの感想を借りると、
・金メダルのハンナ・カーニーは快晴 ・銀メダルのジェニファー・ハイルは晴れ ・銅メダルのアメリカ シャノン・バークは薄曇 そして上村選手は曇り空だったのかもしれません。
でも、マスコミの報道、国民の期待を一身に受けてのオリンピック。 結果はどうであれ、上村選手の自身の魂をぶつけた、28秒の時間に拍手送りたいです。
感動をありがとう。
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