岐阜県中小企業家同友会第43回定時総会
投稿日時 2014-04-22 23:16:44 | カテゴリ: 同友会
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今日は ホテルグランヴェール岐山 http://grandvert.com/ で開催された、 岐阜県中小企業家同友会 http://www.gifudoyu.jp/ の第43回定時総会に参加してきました。
岐阜県中小企業家同友会第43回定時総会
http://take-1.sakura.ne.jp/take1/43soukai.pdf
岐阜県中小企業家同友会代表理事 株式会社山登ゴム http://www.yamatog.co.jp/ 山口社長の挨拶
2013年度活動報告、2014年度活動方針(案)等が報告され、総会は全ての議案が慎重審議され無事承認となり滞りなく閉会しました。
全県の定時総会の後は、中濃地区会の総会が行われました。
新しく中濃地区会長に選出された 株式会社のうひ葬祭 http://www.nouhi.co.jp/ 鈴木哲馬社長の挨拶
同友会活動は、まずは支部例会への出席から。。。。
今年度も素晴らしい同友会仲間と一緒にたくさん学ばせて頂きます。
すべての総会の後は、記念講演。
講師は
株式会社中日新聞社 http://www.chunichi.co.jp/
代表取締役社長 小出宣昭 氏 をお迎えして
デジタル社会の落とし穴
というテーマで、お話をして頂きました。
お話される小出社長
お話の中に出てきた言葉を。。。
●物差し一本主義・・・何でも基準を一本にする落とし穴は危険 尺貫法を世界基準のメートル法に強制的に直しても、アメリカやイギリスはどうか? インチ、ヤード、マイル 重さは?キログラムじゃなく、ポンド。 量はリットルじゃなく、ガロン 基準を一本にする不便さ(@_@;)
●あいまいが一番良いときがある。
●「チョット、まてよ?」という思考
●物差し一本主義とデジタルの融合で日本社会が危険
●21世紀の3種の神器・・・インターネット、センサー、レーザー(軍事技術)
●パソコンの普及と鬱病の関連性・・・一人で会話無
●物差し一本主義 → 能率 → 極限の追及 → デジタル社会
●極限の追及 → ヒトラー、軍隊
●能率が悪いと民主化度が上がる。能率度と民主化度はシーソーの関係
●人間はアナログ。人の生と死の間のプロセスはアナログ。
●情報をアナログで表現すると心が動く。人の心に火をつける。
●プロセスを無視した文化は成長を妨げる。
●プロセスの大切さ。 → 能率は悪い。非能率 → 民主主義 → 人を大切にする
●フォーソン工場の実験・・・人のやる気と生産性の実験
●コンピューターの文明論 → 古代ギリシャとローマの奴隷 → 本当は自由時間が増えるはず。。。
●福沢諭吉の文明論
●物事の本質を捉えて、なるべく日本語にする
●中国は漢字なので、漢字に訳すが、日本はカタカナがあるので英語をそのままに日本語にしない
●内にデジタル、外にアナログ。ひと手間かける。
●寄り道をして人は成長する。→ 物差しは一つじゃない。
●旅は人を成長させる。目的地までのプロセスが大切。直ぐに一気に行くのはデジタル。歩いて行くのがアナログ。
お話の一言、一言、全てが人間本来のはるか昔から変わらない備わっているものになっていると思いました。
小出社長のお話から、改めて気づかされた事がたくさんありました。
経営のテクニック的な要素や即効性のお話じゃなく、人間のアナログ的要素の大切さと考え方を学んだお話でした。
ありがとうございました。
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