ネルソン・マンデラ元南ア大統領、死去
投稿日時 2013-12-06 23:06:08 | カテゴリ: 個人
|
南アフリカで反アパルトヘイト(人種隔離)闘争を指導し、1993年にノーベル平和賞を受賞したネルソン・マンデラ元南ア大統領が死去。というニュースを聞きました。
映画『インビクタス/負けざる者たち』 http://info.movies.yahoo.co.jp/detail/tymv/id335400/
に出てくる有名な一節
『私が我が運命の支配者、私が我が魂の指揮官』
が思い出されます。
南アフリカが抱えていたアパルトヘイトの撤廃活動に命を懸けて取り組み、国家反逆罪で終身刑を言い渡され27年間収監されてもなお不屈の精神を保ち、民族和解と統一、自由、希望をもたらした偉大なるリーダーです。
ノーベル平和賞を受賞し、南アフリカ最初の民主選挙で初の黒人大統領となり、正義感あふれ、ユーモアがあり、国民に慕われ、愛された、偉大な人物だったと思います。
自身のスポーツ好きは有名で、世界のラグビー界から孤立していたスプリングボックス(南ア代表)を国際舞台に復帰させ、1995年に南アフリカでラグビーワールドカップを開催。大成功に導きました。
決勝後の表彰式、南ア代表ラグビー選手と同じグリーン&ゴールドのジャージーに身を包んだマンデラ氏が、スプリングボックスのフランソワ・ピナール主将に栄冠を渡し、固い握手を交わしたシーンは歴史的瞬間だったと思います。
かつて白人スポーツといわれ、アパルトヘイトの象徴とされたラグビーが、今日のように多くの黒人からも愛されるようになったのは、憎むことをせず、許し、 抱きしめた、寛大なマンデラ氏のおかげではないでしょうか?
今宵、今一度、映画『インビクタス/負けざる者たち』を観たいと思いました。 合掌
元プロボクサー、モハメド・アリ氏によるネルソン・マンデラ元大統領への賛辞。
ネルソン・マンデラに捧ぐ http://www.huffingtonpost.jp/muhammad-ali/post_6365_b_4396455.html
|
|