敵に塩を送る 〜塩の日〜
投稿日時 2010-01-11 21:36:20 | カテゴリ: 今日何の日?
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今日は祝日、成人の日です。 take1 homeは通常営業でしたが。。。。
成人の日(国民の祝日) 2010年、2016年、2021年など 、ハッピーマンデー制度導入に伴い、2000年から1月第2月曜日が成人の日と定められている。
勿論、take1にも成人式はありました。早いもので、もう21年前になるんだな〜???
歴史大好きなtake1ですが、実は今日1月11日は 「塩の日」 という事の方が印象的です。
塩の日 「敵に塩を送る」という言葉の語源となった戦国時代の武将、上杉謙信と武田信玄の故事に由来します。 1569年1月11日(旧暦)、上杉謙信の助けにより武田信玄のもとに塩が届いたということです。
「敵に塩を送る」という言葉。誰でも一度は聞いたことがあるのではないでしょうか? 今の世の中ではなかなか聞くことの出来ない、素晴らしい言葉だと思います。
1569(永禄11)年、武田信玄と交戦中の上杉謙信が、武田方の領民が今川氏によって塩を絶たれていることを知り、この日、越後の塩を送ったとされている。この話が、「敵に塩を送る」という言葉のもととなりました。 1567年(永禄10年)武田信玄は13年間に及ぶ今川氏(駿河国/現静岡県)との同盟を破棄、東海方面への進出を企てます。領内に入られた今川氏真は、縁戚関係にあった北条氏康(相模国/現神奈川県)の協力を仰ぎ、武田領内への「塩留め」(経済封鎖)を行います。武田の領地は甲斐(山梨県)・信濃(長野県)にあり、海に面していないため「塩」を取ることが出来ず領民は苦しみました。 この領民の苦しみを見過ごすことが出来なかったのが、信玄の好敵手「上杉謙信」でした。 越後の上杉謙信と甲斐の武田信玄。この両雄はこれまで何度も合戦を繰り返し 、敵対していた間柄。しかし、「義」を重んじる上杉謙信は、武田領民の苦しみを見過ごすことができず、越後から信濃へ「塩を送る」ことを決意しました。
川中島の信玄・謙信一騎打ちの像
「敵に塩を送る」とは、敵である相手を尊敬し認めることができて、はじめてとれる行動です。
去年の大河ドラマ「天地人」で、阿部寛が上杉謙信を演じていましたが、あのイメージで想像しても謙信のあたたかい心意気が伝わってきます。
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